★前川清サンは今日が誕生日。『今日が誕生日の歌手』シリーズ
262篇め!制作陣の意図かディレクターの好みか、
前川ファンは、もっと唄いやすく覚えやすい歌が
いいのに、と聞きますが… 同感です。
「ストイック ~ stoic ~」
見つめる眸が まっすぐであればあるほど
唇に 嘘がほとばしる
惜しみなく 許すのは 救いようのない
愛欲に堕ちる エピキュロス
戒めを 守りとおすほど
淑女でいたいとは 思わないけど
stoic もう少し おとなしくしていたい
なすがまま 過ぎたふるまいに
手痛いお仕置きを受けた この身は
stoic これくらい耐えないでどうするの・・・
行方のない 荒海に舟を漕ぎ出し
もつれ合い からむ夢を見る
激しく燃え みじかくも生命果てようと
それもある意味で 幸せか
年令(とし)かさね 明日がまた来ても
本気になれること 薄れゆくから
stoic 今はただ そのときに浸りたい
倫(みち)を逸れ 人にとがめられ
心の置き場所を 失くすつらさも
stoic 正直に受け入れるしかなくて・・・
ひとこと:前川清サンが独立しソロになりポニーキャニオンに
移籍してからは何作もヒットを連発していた。作品の出来も
よかったが制作陣もチカラが入っていて彼をヒット歌手に
押し上げる戦略も充実していたのだろう。その後テイチクへと
移籍するのだがレコード会社の移籍というものは歌手にとって
メリット、デメリットが多かれ少なかれ生じ万事順調とは
いかないものだ。とはいえ彼の個性と持ち味歌唱と表現力は
他にはない独特のものを持ったベテラン。
このブログではこれまでに「硝子愛」「野の風よ、俺に吹け」
「ひとつ点かない街灯」「誘惑志願」の4篇を
書き下ろしています。今回前川サンに書き下ろしたのは
彼のジャンルではちょっと今までにない、女性の愛と欲望・
喪失と虚無の世界をテーマにしたものです。女性がいくつかの
愛の遍歴のあと自身と向かい合うのは自分の欲望を抑制し
禁欲的に厳しく身を持するさま、すなわちストイックの世界
なのでしょうか・・・ (画像をお借りしました)
(好きな曲だけ!)
262篇め!制作陣の意図かディレクターの好みか、
前川ファンは、もっと唄いやすく覚えやすい歌が
いいのに、と聞きますが… 同感です。
「ストイック ~ stoic ~」
見つめる眸が まっすぐであればあるほど
唇に 嘘がほとばしる
惜しみなく 許すのは 救いようのない
愛欲に堕ちる エピキュロス
戒めを 守りとおすほど
淑女でいたいとは 思わないけど
stoic もう少し おとなしくしていたい
なすがまま 過ぎたふるまいに
手痛いお仕置きを受けた この身は
stoic これくらい耐えないでどうするの・・・
行方のない 荒海に舟を漕ぎ出し
もつれ合い からむ夢を見る
激しく燃え みじかくも生命果てようと
それもある意味で 幸せか
年令(とし)かさね 明日がまた来ても
本気になれること 薄れゆくから
stoic 今はただ そのときに浸りたい
倫(みち)を逸れ 人にとがめられ
心の置き場所を 失くすつらさも
stoic 正直に受け入れるしかなくて・・・
ひとこと:前川清サンが独立しソロになりポニーキャニオンに
移籍してからは何作もヒットを連発していた。作品の出来も
よかったが制作陣もチカラが入っていて彼をヒット歌手に
押し上げる戦略も充実していたのだろう。その後テイチクへと
移籍するのだがレコード会社の移籍というものは歌手にとって
メリット、デメリットが多かれ少なかれ生じ万事順調とは
いかないものだ。とはいえ彼の個性と持ち味歌唱と表現力は
他にはない独特のものを持ったベテラン。
このブログではこれまでに「硝子愛」「野の風よ、俺に吹け」
「ひとつ点かない街灯」「誘惑志願」の4篇を
書き下ろしています。今回前川サンに書き下ろしたのは
彼のジャンルではちょっと今までにない、女性の愛と欲望・
喪失と虚無の世界をテーマにしたものです。女性がいくつかの
愛の遍歴のあと自身と向かい合うのは自分の欲望を抑制し
禁欲的に厳しく身を持するさま、すなわちストイックの世界
なのでしょうか・・・ (画像をお借りしました)
(好きな曲だけ!)