❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
★附曲歓迎! 歌詞&タイトルの無断使用を禁じます。

【緊急番外篇】★吾代健十(大ケンサク:名義)        ★デビュー曲2作!  話題再燃中!

2018年06月07日 | 演歌男性歌手
♥️お待たせしました! 現在、吾代健十(ごだいけんと)として
《ビジュアル系演歌歌手inおネェものまね》で活躍中! 
『大ケンサク』名義の歌手デビュー曲
🎤「身の上ばなし」をお聴きください。
🎉 とあるクラブの人気ホステス・トップ3の源氏名も
そのままに彼女たちにまつわるエピソードを歌詞に折り込み
いっぷう変わって味のある酒場演歌に仕上がっています!
✍️作詞:西村道夫 🎼作曲:片山隼 🎶編曲:曽根幸明


吾2 吾4 吾5 吾6 吾7 吾8
♥️🎤🎶 お待たせしました!
現在、吾代健十(ごだいけんと)として
《ビジュアル系演歌歌手inおネェものまね》で活躍中! 
『大ケンサク』名義の歌手デビュー曲
🎼「あなたとお酒で」をお聴きください。
★スイングジャズを思わせる編曲で、JAZZ BARの雰囲気!
 ピアノとサックスの掛け合いにのって
 ノリのいい歌が流れます
✍️作詞:西村道夫 🎼作曲:片山隼 🎶編曲:曽根幸明

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「雨情の宿」 北岡ひろし

2018年06月03日 | 演歌男性歌手
いつも心に詞(うた)を置いて ★あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!
6月の書き下ろ詞、キーワードの《雨・あじさい》第2弾!
歌手もいろいろ、カテゴリーもさまざまに 
《恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄》あってこそのMyブログ
今月も歌詞を通じて、楽しく和んでいきましょう!
今日想定した歌手は北岡ひろしさん。
●宿をタイトルにした歌は、演歌にはテッパンもののモチーフだけに
自分もさまざまな切り口で14篇を書き下ろしてきました。
今回は京都府・北部地方の丹後にある趣のある宿をイメージに
男女の恋情を情緒いっぱいに書き下ろしました。
北岡3 北岡2 北岡1

雨情の宿
宿1
障子をしめれば せせらぎも
流れをとめて 夜が往く
誰にも なんにも 邪魔されず
丹後 雨情の かくれ宿
想いよせ合い 注ぎ合う酒が
女のいのちに 火をつける

かみなり
望みはしません あれやこれ
この刻(とき) 今が あればいい
わたしがえらんだ 恋の徒路(みち)
まるで神立(かんだち) 狂おしく
たおれこむよに あなたの胸に
女のからだが とけてゆく

お目ざめですか の 声を聴き
乱れた髪を 手でなおす
海辺にまぶしい 朝の陽が
丹後 雨情の 香をはらう
のこり一日 秘めごとかさね
女は一途に 花と咲く


ひとこと:女形の演歌歌手・北岡ひろしサンは1984年のデビューで
34年目。ひたすら女形の衣装でヴィジュアル面では特異な存在を発揮し
「おんな雪」「きずな酒」などスマッシュ・ヒットを持つ。
京都の北端、丹後には趣のある離れ部屋ふうの旅館があって
そのイメージをもとに女の情念をめいっぱい含ませた。
             (画像をお借りしました)
北5 北6
北8 北7

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「愛妻しぐれ」 山川豊

2018年06月01日 | 演歌男性歌手
いつも心に詞(うた)を置いて ★あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!
6月の書き下ろ詞、キーワードにしたのは《雨・あじさい》  あ1 あ2
毎日がそればっかりの歌ではたたでさえジメつく季節、
身も心も晴れませぬ・・・ 歌手もいろいろ、カテゴリーもさまざまに 
《恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄》あってこそのMyブログ
今月も歌詞を通じて、楽しく和んでいきましょう!
今日想定した歌手は山川豊さん。
愛妻3 愛妻2

愛妻しぐれ

足が地につき 仕事もふえて
おまえを妻に と 覚悟がついた
あれから何年たったろか・・・
順風満帆 ばかりじゃないが
おまえがいたから ここまで来れた
今夜の雨は 胸に沁む 愛妻しぐれ
愛妻4
好きなことなら なんでもやれば。
おまえは笑って 背中を押した
いつかは役立つこともあろ・・・
一男一女を まっすぐ育て
おまえは今でも やさしく綺麗
雨音聴いて 酒を酌む 愛妻しぐれ
愛妻5
十を言うより だまっていても
おまえは阿吽で なんでも分かる
どちらも元気でいようよな・・・
一回こっきり 人生行路
おまえと出会えて 男の誉れ
今夜も雨は 降りやまず 愛妻しぐれ

愛妻1

ひとこと:山川豊59歳、歌手生活37周年。
以前から愛妻ものを書きたくていた。
テーマは定番ものだが、詞句づかいを今風にして
彼にマッチする違和感のないものに仕立てた。
じっくり、ゆったり聴かせる歌がすっかり似合う歌手になった。
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「霧笛街」★福浦隆之

2018年05月22日 | 演歌男性歌手
いつも心に詞(うた)を置いて  ★あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!
★今日の書き下ろ詞、想定した歌手は 福浦隆之さん
今回で4作目!さまざまにテーマとモチーフを喚起させられる歌手です!
福1 福2

霧笛街(むてきまち)

扉は開けたままにしておいてくれ
霧笛を聴いていたいんだ
 訳を訊いたら この酒場(みせ)
 二度と来ないよ これっきり
  泣いてた女がいなかったかい
  北の生まれとつぶやいたかい
犬2

しょっぱく苦い夜だけは せつないね
霧笛が好きな女(ひと)だった
 釧路 函館 稚内
 流れ流れているそうな
  涙の匂いがしなかったかい
  ひとりぼっちと目をふせたかい
犬1

「波止場」の古い場面 思い出してる
霧笛で街が濡れてるね
 夜が明けたら 海べりを
 面影(かげ)を探して歩くんだ
  つれない男と恨んでたかい
  待っているのと笑ってたかい

波止場

ひとこと:犬吠埼灯台(いぬぼうさきとうだい)は千葉県銚子市の
東突端に立つ灯台。
日頃から歌のタイトル探しに気を向けているので
このタイトルが浮かんだとき、そんな街があるのかと
霧笛がいちばん響く、聞こえる場所 で検索したら犬吠埼と出た。
霧の町
 男が霧笛を聞いていたいのは別れた女が忘れられず
 港、港を流れて霧笛を頼りに流浪の旅を続ける・・・
                    (画像をお借りしました)

「男の渓谷」★千葉げん太

2018年05月18日 | 演歌男性歌手
今日の書き下ろ詞 いつも心に詞(うた)を置いて
今日想定した歌手は千葉げん太さん。1976年デビュー以来42年!
前回「勝負酒」以来、2度目の登場です!
カテゴリーにある《全国ご当地歌めぐり》では50篇以上を
書き下ろしています!今回は富山県・黒部渓谷を舞台に
男の人生応援歌です!
千葉1 黒1

男の渓谷
黒2
谷の深さは はんぱじゃないぜ
度肝抜かれて 引き下がる
誰が名付けた 後曳(あとびき)橋よ
黒薙川を 眼下(した)に見て
トロッコ電車が 命をゆする
黒部渓谷 男の渓谷(たに)

黒3
夢がはじけた 散らしもしたさ
それを救った 花もみじ
今はどこやら あの人恋し
生きてりゃ人は 人なりに 
引き算ばかりの 人生じゃない
黒部鉄橋 男で渡れ

黒4
背伸びしたって 追いつきゃしない
身幅 身の丈 俺らしく
ゆくぞこの道 片道行路
春には春の 風を受け
有無をも言わせぬ 怒涛の冬も
黒部渓谷 男の渓谷(たに)

黒5

ひとこと:歌手生活42年目ともなれば、とかく受動型、類型的な
作品づくりに陥りがちだが私はそれは望まない。
歌手も書き手も制作サイドもつねに可能性を追求して
いろんな視点、分野に挑戦すれば、これぞ逆転ホームラン!もありうる。
千葉げん太さんも然り!仮に年1作の新曲発売のペースでも
PVやTV出演を見ると、やっぱり唄い続けている歌手は
見た目もイキイキ、センスもUP、パチパチ!となる。
というわけで、ますますの活躍を期待したい。
千葉2
追:《後曳(あとびき)橋》黒薙駅に降り立つと見えるのが
黒薙川に架かる沿線で最も険しい谷に架かる鉄橋で
名前の由来は、かつて山に入る者があまりの谷の深さに
後ろに引き下がったことから「後曳」と呼ばれるように
なったと伝えられているそうです。
《渓谷と峡谷》通常は黒部峡谷が一般的のようですが
歌のタイトルには渓谷としました。(画像をお借りしました)

「流転の港」★川口哲也

2018年05月08日 | 演歌男性歌手
🎼🎶🎵🎶今日の書き下ろ詞 ♬ いつも心に詞(うた)を置いて
今日想定した歌手は川口哲也さん!
「なにわ酒」に続き9ヶ月ぶり2回目の登場です。
川口

流転の港

泉南2 泉南1
さびれ港に 啼く海鳥よ
俺になぐさめ 何故くれる
何をやっても うまくはいかず
居場所さがして また舞い戻る
ここは泉南 流転の港
海鳥 泉南1
一夜恋なら 歌にもなるが
転び続けりゃ 追われ風
うわさ逃れて 秋から冬を
霧笛みちづれ 寒風夜風
おぼれ酒した 流転の港

舟
母を泣かせて 兄貴に背き
やがて三年 朽ち木舟
負けて勝つのは 楽ではないが
潮の流れを 逆手にとれば
はるか朝焼け 流転の港


ひとこと:たとえば港をモチーフにした詞を書いたとして
これはどこの港をイメージしたかと問われて、う~ん と
答えに迷うようでは情けない。このブログでタイトルだけでも
《港》とつく書き下ろ詞を28篇書いてきたが、それぞれに
港の場所やイメージを特定している。今回、歌詞に出てくる
泉南は大阪府にある港で哀愁すら漂わせた風情が気に入って
流転=港=寂れ=泉南 とつながった。
●川口哲也さんは大阪・八尾市に店を持つ。それもある意味
地元愛で親しんでもらっていることだろう。
キャリアの長い歌手なら歌手なりに声も歌唱も雰囲気も
いい味が出ている一人。関西での活動が多いようだが
ますます活躍してもらいたい。  (画像をお借りしました)

「壮年の樹」★大木あつし

2018年05月06日 | 演歌男性歌手
🎼🎶🎵🎶 今日の書き下ろ詞 ♬ いつも心に詞(うた)を置いて
今日想定した歌手は 大木あつし(旧芸名:大木惇史)さんは
2008年歌手デビュー。前回「ラストチャンスよこはま」に続き
1年ぶり、2回目の登場です。
多き 大木3 お起き 大木4

壮年の樹

酒は死ぬまで 呑めるじゃないか
それを言うなよ 路地裏夜風
今から何を めざすのか
この世に何を 遺すのか
街の梢の 枝葉が聞いた
正直で ただ正直で あればいい 
壮年の樹よ 
大木6
夢に起こされ 訳なく目覚め 
しまいこんでた アルバムめくる
この女(ひと)だった 好きだった
今ではどこで どうしてる
少し泣かせて 別れたけれど
傷だけは ただ傷だけは つけてない 
若かりし日々
大木5
人は生まれて それぞれ歩き
死んでゆくまで 片道行路
急いで渡る 道もあろ
咲けよと願う 夢もあろ
自分らしさを 失くさず消さず
どこまでも ただどこまでも 往けばいい 
壮年の樹よ


ひとこと:壮年とは心身ともに成熟して働き盛りの年ごろ
壮年期は30~44歳を指すようで、内的価値に関心が向かう
時期と位置づけるそうです。このタイトルを思いついたとき
自分はその年代の頃、成熟していたか、内的価値への関心は
どうだったか、とふと自問し、しばらくタイトルをながめていた・・・
 生きて、恋して、夢を見て・・・ 
 人生まだまだ伸びて繁って大樹にならんとす!

「桜譜 ~桜うた~」愛本健二

2018年04月15日 | 演歌男性歌手
今日の書き下ろ詞  ♪いつも心に詞(うた)を置いて
今日想定した歌手は愛本健二さん。書き下ろ詞も4作目になりました。
あい1 あいもと
桜前線は3月17日に高知県宿毛からスタートし
4月中旬以降には東北北部でも開花するよう。
4月末には津軽海峡を渡り、函館や札幌でも大型連休前半には
開花する見込みとの予想。北上するにあたりまだまだ
楽しめる地域はあります。
毎年、桜にちなんだ書き下ろ詞は書いています。
今年もやっぱり外せません!
サクラ1

「桜譜 ~桜うた~」

嗚呼 ふるさとは満開の
桜の花が 肩に降る
歳をかさねる 度ごとに
便りのないのは なんとやら
言い訳まじりを 詫びるのは
友よ、母よ 山や川
サク3

嗚呼 若き日のほとばしる
想いは花が 知るばかり
人の出会いが 縁(えにし)なら
切らしちゃならない こころ糸
三年、五年が 駆け足で
過ぎた季節(とき)の 懐かしさ
サク2

嗚呼 ゆく春にあといくつ
桜に譜(うた)を 託せるか
胸に沁み入る 哀惜や
あふれてしたたる 情愛を
五線にきざんで 人びとの
こころ揺らす 糧と知る


ひとこと:愛本健二さんにはこのブログでは「海すずめ」
「母 いとぐるま」「志保という女」
を書き下ろしています。
どんな作詞でも今日書いたから明日作品化になるはずもない。
自分はただ一つ一つの詞を、目にした人たちの心の琴線を
どこまで揺るがすことが出来るか、を信条にしているから
良いものを書かないといけない。と常に思っている。
4作目の今回、桜の季節、愛本サンが故郷に帰省したと想定し
桜に歌(譜)への想いを馳せる、というテーマ。
こういった詞は、えてして文語体にしがちだが、あえて口語体で
わかりやすさを表した。ベースには愛本さんの哀感ある声質を
大事にした。         (画像をお借りしました)

「林森北路・裏小路」福浦隆之

2018年03月25日 | 演歌男性歌手
★今日の書き下ろ詞 ♪いつも心に詞(うた)を置いて♪
想定した歌手は「津軽酒」で頑張る 福浦隆之サン。
福浦さんと台湾の関連は知りませんが、つい先日は
大変な観客を集めた台湾公演が大成功のようです!
そんなわけで3篇めは遠慮なく異国ものを書き下ろしました。
DSC_0336_20180205064644 DSC_0334_20180205064636
台北4

林森北路・裏小路
台北1

店の名まえは そのままなのに
やっぱりあの娘は いなかった
 あんたが明日(あした) 帰国(かえる)なら
 夜通し探して 逢わせてあげる
そんなこと言う キミも可愛いね
だめ だめ 悪い癖 また出てきそう
林森北路(リンセンペイルー) 恋しくて裏小路
台北2

どこへいったと 聞くにも聞けず
訪ねてきたのを 悔やんでる
 今さら逢って どうなると
 止まり木 白酒(パイチュウ) 飲むほど恋し
ひとりあてない 夜はつらいよね
だめ だめ やめたのさ もう火遊びは
林森北路(リンセンペイルー) せつなくて裏小路
台北3

 どこかでふいに 見かけたら
 男が来たよと 伝えておくれ
思い切れずに 夢に出てくるよ
だめ だめ あれやこれ もう探らない
林森北路(リンセンペイルー) あきらめて裏小路


ひとこと:今回の書き下ろ詞、福浦さんがムード歌謡を唄ったらと
新境地を想像しながら、テーマはチョイ悪オトコのexotic broken演歌
です。舞台は台湾・台北の日本人向きの歓楽街、林森北路(リンセンペイルー)
です。会社勤めの頃、台湾を下から上まで縦断するように旅行したけど
もうすっかり記憶の彼方です(笑)
♬ 福浦隆之さん これまでの書き下ろ詞
「人生一択」「大海の舟」  まだまだ可能性を秘める福浦さんの
魅力を探っての2篇、どちらも好評をいただきました!
                    (画像をお借りしました)

「酒えにし」大川かずのり

2018年03月20日 | 演歌男性歌手
★大川かずのりサンを想定した書き下ろ詞も3篇め。
『ふるさと北港』《人気アクセス記事BEST50》
連日ランクイン中で感謝です。
oo1 oo2

酒えにし
oo3
せめて半年 おまえとおれで
夢を見ようか 似たものどうし
酒がとりもつ 縁(えにし)なら
それを嘘には したくない
さみしがりやと 負け犬だって
かさね合いたい ぬくもりを

oo4
口でつよがり こころは弱音
意地が邪魔して 捨て場所知らず
酒で消せれば 楽だけど
そこが男の やせがまん
梅雨の合い間に 差す こぼれ陽を
たぐり寄せてる 昨日今日

006
表向きには 他人のふりも
いつか似合いの 細路地ぐらし
酒が仕掛けた 相惚れと
注しつ注されつ にが笑い
おまえ 世話好き おれ 迷い癖
足して二で割る 小気味よさ


005
ひとこと:歌手デビューが早かろうと遅かろうと作品をもらい
自分の宝とし、愛情をもって活動やキャンペーンに精を出せば
おのずと結果はついてくる。レコード会社勤めの頃
数え切れないほどの歌手を見てきただけに、そんなことを
何十年過ぎても思うことは変わらない。
大川氏にもそれをエールとして贈り、さて今回の想定詞は
何を書こうかとモチーフを探すことは、ある意味至難だが
楽しみでもある。大川→出身地→四国徳島→特産品→酒!
そうです、あるじゃないですか!「鳴門鯛」これが浮かんで
一気に書き上げました。    (画像をお借りしました)
大川かずのりサンへのこれまでの書き下ろ詞
「ふるさと北港」「母恋みなと」

「大海の舟」福浦隆之

2018年02月24日 | 演歌男性歌手
福浦隆之さんを想定しての書き下ろ詞
前回の「人生一択」には多くのアクセスがあり感謝です!
今月も彼の歌ごころにInspirationを受けての書き下ろ詞です!
ふく1 DSC_0334_20180205064636
大海の舟

海よ はるか大海よ
おれは行くぜよ 波の涯て
舟は木っ葉だ みすぼらしいが
荒れて本望 揉まれりゃ冥利
男 櫓を漕ぐ 夢を漕ぐ
舟1
(おか)の 丸い石よりも
おれに似合うは 下剋上
蹴れば砕けて 跡形なしの
蓋も実もない 生き方捨てて
男 潮路に 夢を追う
舟2
海よ 蒼き深海よ
おれに呉れろよ 羅針盤
舟をざんぶと ゆさぶる波を
よくぞ来たなと 味方につけて
男 がっちり 夢つかむ


ひとこと:人生という大海に、男一人が乗れるだけの木っ葉舟
夢を漕ぎ、潮路をゆくにはそれが男のせいいっぱい。
たった一つの夢をつかむために果てないチャレンジは続く・・・
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「蝶のとぶ港町」青山ひかる

2018年02月23日 | 演歌男性歌手
青山ひかるサンを想定しての書き下ろ詞も7篇め。
来月には単独ライブを決行のようで
今年こそあらゆるメディアに殴り込みをかけて
大ブレイクしてヒット戦線に、と願っています。
あお3

蝶のとぶ港町
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春でも秋でもないのに 蝶がとぶ
鴎が騒いでも 気にしない
さびれた小舟の 舳先にとまり
何を見るのか 思うのか・・・
もしも誰かが 目にとめて
似たよな女と 指をさす ・・・港町
小舟
波止場の小雨をかすめて 蝶がとぶ
入り船 とまり船 のぞいてる
寄せてはまた引く 波音聴いて
日がな一日 海にいる・・・
もしも誰かが そばにきて
男は来ないと あざ笑う ・・・港町
蝶2
春とか秋とか知らずに 蝶がとぶ
鴎に笑われて べそをかく
あきらめきれない 涙のつぶを
どこへ捨てるか 流すのか・・・
もしもあの日に 戻れたら
それきり女を 見なくなる ・・・港町


ひとこと:作詞というものは生みだす苦しみや葛藤もあるが
ありがたいことにほんの小さなひとコマの出合いから
モチーフとインスピレーションを授かるべく心が出来ているようだ。
この書き下ろ詞も、ず~と以前に訪れた港に、蝶が飛んでいたのを
目にしたことからイメージを喚起させてストーリーが出来あがった。
                  (画像をお借りしました)
★青山ひかるサンへのこれまでの書き下ろ詞!
 「新宿が泣いている」「羽前夢しずく」「歳月舟」
 「花詣で」「雪乱舞」「結晶 ―はなびら―」
             

「春雨なにわ傘」渡辺要

2018年02月21日 | 演歌男性歌手
★歌の表現に独特の《語り》を持つ《要節》が魅力の渋いベテラン
渡辺要さんが、平成29年度の日本クラウン・ヒット賞の敢闘賞を受賞。
クラウンヒット賞は今回が第54回。日本のレコード会社で
長年にわたって表彰し続けているのは日本クラウンだけ。
所属の歌手はとても励みになる催しなのです。
その渡辺要さん、このブログ「漁節」以来2度目の登場です。
要2 要1

要2 要1

春雨なにわ傘
傘 傘2
はしご酒して 酔いどれて
今夜も迎えに 来させたなぁ
悪い酒だと 叱る眸を
のぞきこんだり 茶化したり
おまえと寄り添い 戎橋
ぬれて春雨 ふたり傘
要4

明日が見えない はがゆさを
おまえにぶつけた 日もあった
路地の小さな 店明かり
似てやしないか 俺たちに
おおきに ありがと 法善寺
ぬれて春雨 なさけ傘
要5

洒落がすべって 笑われて
串揚げ どて焼き 食いだおれ
そんなこんなの 掛け合いは
なにわ漫才 ふたりづれ
よろしくたのむよ 新世界
ぬれて春雨 なにわ傘

要3

ひとこと:かねがね歌謡界でもっと評価されていいと思っていた
渡辺要さん、やっぱりご褒美に値する活躍と実績はレコード会社も
よく判っている。話は逸れるが、先日も知人が語るに、キャリアが
あり、知名度もある中でせっかく新曲を発売しても事務所サイドや
歌手自身の事情等で100%の活動が出来ないでいる例が身近にあると
言っていた。今どきの歌手は動いてなんぼ、TV・ラジオ・雑誌等に
出てなんぼ、そしてやっとCDが売れるんだから・・・と。
それを思うと渡辺要さんのヒット賞は意義があろう。
★「漁節」もクリックしてブログで見てください!                     (画像をお借りしました)

「母恋みなと」大川かずのり

2018年02月15日 | 演歌男性歌手
ありがたいですねぇ~。
1月15日に「初めて書き下ろす歌手」シリーズで
大川かずのりサンを想定した書き下ろ詞『ふるさと北港』
このブログの《人気アクセス記事BEST50》
連日上位にランクインです。
以来ちょうど1か月、今回2篇めです!
かず6

母恋みなと

岩にぶつかる 荒波よりも
母の恩愛(あい)ほど 勝るものはない
 あんたを四六時 案じていたら
 命がよぅ~ ちぢまるよぅ 
すまない 許して くれろよと
詫びて船出の 母恋みなと
みなと1

海に出るしか 取り得はないが
楽をさせたい 七十の母に
 お父ぅをさらった 荒ぶる海が
 憎くてよぅ~ くやしいよぅ
生まれも育ちも 此処だけが
俺の本気を 燃やせる港
みなと2

昔ほどには くち数減って
母のその眸に 光るひとしずく
 心配なかよと 声張り上げて
 漁場へよぅ~ ひと稼ぎ
二代目船だよ 宝だよ
北のふる里 母恋みなと

かず5 かず4 かず3 かず2
ひとこと:震災や自然災害の復興は未だ終着点は見えませんが
海や港を相手に生業とする人たちに希望の灯りは点りつつ
あることでしょう。生きざまを海にあずける男衆、それを
見守る母がいる、家族がある・・・ 
万感の思いをこめた海歌、港ものの書き下ろ詞です。

「結晶 ―はなびら―」青山ひかる(三浦弘也)

2018年01月29日 | 演歌男性歌手
青山ひかるサンを想定しての書き下ろ詞も6篇めになりました。
今回は彼が《三浦弘也》として唄っている『一途』が
J-POPふう歌謡曲でもあるのであえて連名としました。
歌手生活12年目、今年こそあらゆるメディアに殴り込みを
かけて、大ブレイクしてヒット戦線に、と願っています。
ひかる1 ひかる2 b5de28d1-s

結晶  ―はなびら―        
結1
愛する人と 見たい夢
夜明けを待たず 私は探す
雪の 結晶(はなびら)手にして

なんどか愛に 背かれるたび
わたしのせいじゃない・・・ 逃げてばかり
降りしきる雪 時を忘れ
もうしばらくは 身じろぎもせず
目もと くちびる 手のひらまで
沁みこませたい 結晶(はなびら) 咲くまで
結2
ときどき魅かれ それも幻(ゆめ)
すべて受けとめ 私をつつむ
雪の 結晶(はなびら)清らに

たやすく愛を わかるふりした
わたしは迷い人 なんて愚か
降り積もる雪 すべて抱擁(つつ)
今このままで うつむきもせず
目もと くちびる 手のひらまで
沁みこませたい 結晶(はなびら) 咲くまで
        結晶(はなびら) 咲くまで


ひとこと:青山ひかるサンを想定してこれまでに「新宿が泣いている」
「羽前夢しずく」「歳月舟」「花詣で」「雪乱舞」

書き下ろしています。ご当地もの、母もの、叙情演歌と
オールジャンル。今回はちょっと目先を変えてJ-POPふうに
清冽に仕立てました。