この不思議なタイトルの意味が明かされるのはラストの3分えぇ~それだけ
京都シネマにて観てまいりました。不完全家族の悲喜劇物語。時は1986年、ブルックリン・バークスローブが舞台バークスローブは作家やアーティストが住むことで有名なNYの高級住宅街そこに住むことにスティタスとする夫婦はかって有名作家だったが、長年スランプ状態の父バーナードと華々しい作家デビューを控えた母ジョーン。そして16歳の息子ヴォルトと弟12歳のフランクの4人家族だ。ところがある日この二人の兄弟は人生の大問題に直面それは父と母が突然の離婚宣言その日から兄弟は父のと母のをピンポンのように行ったり来たり家族はバラバラ。平静を装う兄弟だが・・・・。二人はそれぞれ学校でとんでもない問題を起こしてしまうそんな二人に親たちも迷ってこんな不完全な家族の日常をあの有名なピンク・フロイド、ルー・リードのをバックに描かれている。
父親・・・・・教え子と同棲中で、しがない大学講師
母親・・・・今や人気作家でも自分の遍歴を平気で語る。恋人をに連れ込む
12歳の弟フランク・・・両親の離婚からくるストレスをで解消。学校でも性的な奇怪な行動を
16歳の兄ウォルト・・・ピンク・フロイドのをパクリ、なんとコンテストで優勝
後でばれて恋人にも振られる
監督・脚本はノア・バームバック、自身の少年時代の体験をもとに書き上げた。カフカというドイツ文学者のことや、フィッツジェラルド(作家で、華麗なるギャッビーの著者)といった固有名詞も飛び交うセリフの台詞にはちょっと・・・タジタジな私ウディ・アレンの再来と全米で絶賛らしい。なるほど、ウディ・アレンね・・・・。頭がいい人にはお薦めです
キャスト
父親・・・・ジェフ・ダニエルズ 「めぐりあう時間たち」・「カイロの紫のバラ」等に出演しているベテラン俳優
母親・・・・ローラ・リニー 「愛についてのキンゼイ・レポート」でキンゼイ博士の妻役を演じていた。
兄ウォルト・・・・ジェス・アイゼンバーグ 自意識過剰で不安定な役を見事に
弟フランク・・・・オーウェン・クライン なんと俳優ケヴィン・クラインとフィービー・ケイツの息子
若手俳優はともにブレイク間違いなし
ちょっとひねくった感じで、何ともいえない映画だけど、こんな家庭ありそうな
イカとクジラオフィシャルサイト 詳細はこちらから
いつもの家族会議のテーマは、フィッツジェラルドにマッケンロー。なのに今日の議題は、両親の離婚待ってよ、「猫はどうするの?」
それぞれが、生き方が下手でダメなんだけど・・・・。でもこんなのもあり?って許せるようなそんな物語かも
何も知らなかった私は、タコじゃなくてなんでクジラ?って思いましたが。笑
結構この作品は好きです。とっても等身大で現実的。
親も子もそれぞれが何かに悩む姿に共感ポイントを見出してしまって、うなずきながらの鑑賞でした。
「イカとクジラ」…「イカとタコ」でも「イカとスルメ」でも…
あ~注意散漫は、まだ治っていないようです
離婚に直面した家族は、よくある話かもしれないけど、人物像がリアルに描かれていてそれがおかしいような、苦いような^^;
カフカとかの話は私もついていけなかった・・・
ウッディ・アレンぽいは、なるほどですよね。
>オーウェン・クライン なんと俳優ケヴィン・クラインとフィービー・ケイツの息子
ママ似ですかね。かわいかったです!
あれをじっくり見てみたいな~と思いました。
ちょっと怖い展示物なので、子供にはトラウマになりそうですよね~。
結構、ありそうな現代家族かな、と思いました。
脚本がとってもうまいです。