時代を駆け抜けた、美しくも激しい運命の愛が、現代によみがえる――。
好き度:+5点=65点
完成度が良いとかそういう意味ではなく、こういうメロドラマ的なものはどうも苦手ですね。文芸大作として有名な作品。読んだことはないけど一途な愛を貫いた主人公アンナの生きざまにはあまり共感は出来ないな。昔もこういうお話はよくあったのかしら。
アンナを演じたのはキ―ラさま、スレンダー過ぎるような感じ。お話の中のアンナはもっとグラマラスな女性だったようなだけどね。
あらすじ(ウィキぺディアより)
舞台は1870年代のロシア。
政府高官カレーニンの妻である美貌のアンナは、兄夫婦のいさかいを仲裁するためにやってきたモスクワで若い貴族の将校ヴロンスキーと出会い、ひかれあう。
ヴロンスキー役にはあのアーロン・テイラー=ジョンソン
地方の純朴な地主リョーヴィンは、アンナの兄嫁の妹キテイに求婚するが、ヴロンスキーとの結婚を期待するキチイに断られてしまう。失意のリョーヴィンは、領地に戻り、農地の経営改善に熱心に取り組む。ところが、キテイは、ヴロンスキーに無視されて、それがきっかけで病気になってしまう。
アンナは夫と幼い一人息子の待つペテルブルクへ帰るが、ヴロンスキーはアンナを追う。二人の関係は急速に深まるが、それを知ったカレーニンは世間体を気にして離婚に応じない。
カレーニン役にはジュード・ロウ
アンナはヴロンスキーの子供を出産後、重態となる。そこへ駆けつけたカレーニンは寛大な態度でアンナを許す。その様子を見たヴロンスキーはアンナを失うことに絶望してピストル自殺を図るが、未遂に終わる。その後ヴロンスキーは退役して、回復したアンナを連れて外国に出奔する。
リョーヴィンは病気の癒えたキテイと結婚し、領地の農村で新婚生活を始める。そして兄を看取ったことをきっかけに人生の意義に悩むようになる。
帰国したアンナとヴロンスキーの二人は、不品行が知れ渡り、社交界から締め出され、やむなくヴロンスキーの領地に居を定めることになる。離婚の話は、狂信的な知人のカレーニンへの入れ知恵や、一人息子を奪われるというアンナの恐れなどの事情でなかなか進まない。自らの境遇に不満なアンナと領地の経営に熱中するようになったヴロンスキーとはしだいに気持ちがずれていき、アンナはヴロンスキーの愛情が他の女性に移ったのではないかとまで疑うようになる。ついに絶望したアンナは列車に身を投げる。生きる目的を見失ったヴロンスキーは、私費を投じて義勇軍を編成し、トルコとの戦争に赴く。
一方、リョーヴィンは、キテイとの間に子供をもうけ、領地で幸せな家庭を築き、人は他人や神のために生きるべきものだという思いに至る。
自分の気持ちに正直に生きたアンナは確かに凄いけど、やっぱりやってはいけないことには違いない。まあ旦那であるカレーニンにもまったく責任は無いとは言えない。もっと彼女を愛してあげていたら少しはかえりみたかも。
まあヴロンスキーの魅力にはキティも同じようにほの字になっていたのだから色男には負けちゃうのかもしれません。でもこういう男性を好きになると今度は浮気を気にするようになるのが世の連れというもの。旦那や子供を裏切ったアンナにかせられた罪なのかもしれません。
恋する女性は何処までも盲目状態。理性はすっ飛んでしまい彼しか目に映らない。そんなくらい恋におぼれるというのもまた良いのかもしれませんね。
そうそう舞台のようなセッテイングでこれはなかなかお洒落でしたね。衣装もかなり豪華でした。
解説(allcinemaより)
ロシアの文豪トルストイの同名小説を「プライドと偏見」「つぐない」のジョー・ライト監督&キーラ・ナイトレイ主演コンビで映画化した文芸ラブ・ロマンス。全てを捨てて真実の愛に生きる道を選んだヒロイン、アンナ・カレーニナが辿る悲痛な運命を、舞台劇を取り込んだ大胆な演出を織り交ぜ、絢爛豪華に描き出す。共演はジュード・ロウ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ケリー・マクドナルド、ドーナル・グリーソン、アリシア・ヴィキャンデル。
メディア | 映画 |
上映時間 | 130分 |
製作国 | イギリス |
公開情報 | 劇場公開(ギャガ) |
初公開年月 | 2013/03/29 |
ジャンル | ロマンス/文芸 |
映倫 |
G |
http://anna.gaga.ne.jp/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます