兄弟の絆を取り戻すため、3人兄弟はインドの旅を始めることに。
3月21日、京都シネマにて鑑賞。3人兄弟がダージリン急行に乗って、旅をしながら、行く先々でさまざまな人と出会い、ふれあいながら、壊れた関係を修復しながら、再生してくといヒューマン・ロードムービーです。
ところで本編上映前に、短編「ホテル・シュヴァリエ」が上映されます。パリのホテルを舞台に、ジェイソン・シュワルツマンとナタリー・ポートマンがミステリアスな男女のを演じます。このプロローグも本編と何処かつながっているようです。
パリのホテルで久しぶりに再会した元恋人同士彼らが繰り広げるエピソードとは・・・・・・。
STORY
父の死を機に絶交していた兄弟は、長男フランシス(オーウェン・ウィルソン)の呼びかけで、次男ピーター(エイドリアン・ブロディ)、三男ジャック(ジェイソン・シュワルツマン)のホイットマン3兄弟が集うことに。
フランシスは、このインドの旅を通じてもう一度、兄弟の結束を固めようと皆に誓う
3人のそれぞれの問題。
フランシス彼にはいつも忠実な助手ブレンダンとともに、旅の日程を作る。そして、まるで親のように弟たちに世話を焼く。彼の顔には包帯がぐるぐる巻きにされている。じつはバイク事故で瀕死の重傷を負うも、奇跡的生還したばかり
ピーター父の遺品をひとり占めしているとフランシスからののしられている。妻アリスは妊娠7ヶ月だというのに、価値観が違うとかで離婚を考えているようだ。
ジャック作家の彼は、近頃「ルフトヴァッフェ修理工場」という彼らの家族をネタにした小説を書き上げたばかり失恋の痛手を負ってダージリン急行に乗り込んだと思いきや、すぐさま、列車のアテンダント、リタ(アマラ・カラン)と恋に落ちる。でもかっての恋人が忘れられず、彼女の留守電をチェックしている。(何と優柔不断なやつ)
ジャックとリタ、キョロキョロあたりを見回し・・・・。これからどうするのか?
喧嘩がたえない3人、食事をすれば、やれ唾が飛んだ、やれ義歯を外すなどと口論掴みあい、いがみ合うのだ
長男のフランシスが次々と協定を作り、彼らを引率することに。「心の旅では仲間割れしないことそして賢人をのけ者にしないこと」皆は口々に言う「意義なし」彼らは人生を変える旅を必要としていた。
車窓から見るインドの絶景が3人兄弟の心を潤していく母親(アンジェリカ・ヒューストン)がヒマラヤの修道院で尼僧をしていることもわかり、彼らは会いにいこうと約束する。しかしまた、再び取っ組み合いの大ゲンカが始まり・・・・・。列車を追い出されてしまう
助手のブレンダンから愛想を尽かされ、砂漠の真ん中で途方に暮れる兄弟。別れ際、ブレンダンから渡されたには、母からの“会えない”という言葉が残されていた
荷物を抱えて、3人はひたすら歩く
空港を目指す彼らの前に、ロープをつたい川を渡ろうとしている幼い兄弟が「ムチャだ!」と思ったのも束の間、ロープは切れ、兄弟は激流に飲み込まれてしまった。慌てて救助向かう3人、しかし彼の懸命な努力もむなしく、幼い兄弟のひとりは岩場に激突し、命を落とす亡くなった子どもの遺体を抱え、彼らの住む村へと・・・・。民族衣装に身を包む、ホイットマン3兄弟は葬儀に参列した。
空港にやっと到着した彼らは、一年前の父の葬儀を懐かしく思い出していた。3人協力して、父を弔ったあのころ、インドでのさまざまな思いを胸に抱き始めていた。
そして3人は・・・・・。
フランシスブレンダンに、彼を再雇用することに。
ピーター妻アリスのお腹にいる子どもが男の子だと分かる。
ジャック元恋人とイタリアで再会することに。
いよいよ3人はヒマラヤにいる母親に会いに行くことにする。彼らはこの美しいインドで、いつのまにか兄弟の絆を深めていた
ヒマラヤの修道院で暮らす母。
実際にダージリン急行の列車の中でのロケ、かなり大変だったよう。
あのビル・マーレイもカメオ出演しています。3人兄弟と同じ列車に乗り込む?はずだったが・・・・・。でも後半の列車シーンでは乗っていた。何処から乗ったのか?分かりませんが。
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『ライフ・アクアティック』と一筋縄ではいかないコメディを送り出しているウェス・アンダーソンの新作は、常連オーウェン・ウィルソンにアカデミー賞俳優エイドリアン・ブロディ、『マリー・アントワネット』でルイ16世を演じていたジェイソン・シュワルツマンが3兄弟を演じ、インドの大地を列車で走るという意表をついたもの。テーマはデビュー作から一貫している「家族の絆」だ。シリアスなドラマにもなりうる話を、新しいのか古いのかわからい独特のユーモアとペーソスでくるむスタイルは健在だ。なお本編前に、短編『ホテル・シュヴァリエ』が上映されるが、これは本編へのプロローグとなっている。(goo映画より)
出演: | オーウェン・ウィルソン | フランシス・ホイットマン |
エイドリアン・ブロディ | ピーター・ホイットマン | |
ジェイソン・シュワルツマン | ジャック・ホイットマン | |
アンジェリカ・ヒューストン | パトリシア・ホイットマン | |
アマラ・カラン | リタ | |
カミーラ・ラザフォード | アリス | |
ウォレス・ウォロダースキー | ブレンダン | |
イルファン・カーン | ||
ビル・マーレイ | ||
ナタリー・ポートマン |
監督:ウェス・アンダーソンのインタビューはこちらを・・・・。
オフィシャル・サイト
http://www.foxsearchlight.com/thedarjeelinglimited/ (英語)
製作には、フランシス・フォード・コッポラ監督の息子、ロマン・コッポラが担当。、妹が「マリー・アントワネット」の監督、ソフィア・コッポラでした。訂正・お詫びいたします ちなみに、三男役を演じた、ジェイソン・シュワルツマンはコッポラファミリーの親戚だそうです。そしてこの作品の製作にも関わっているそうです。
※内容はいたってシンプルだと思います。まその辺がこの作品の良さかもしれません。3人兄弟の絡みがなんといっても目玉のでしょうね。そこはそれぞれ凄い演技の達人たちなので、良かったと思います。ところでダージリン急行は現在走っていないようです。
私もお返しさせていただきました。
>3人兄弟の絡みがなんといっても目玉のでしょうね。そこはそれぞれ凄い演技の達人たちなので、良かったと思います。ところでダージリン急行は現在走っていないようです
ストーリーはともかく(眠ってしまったので)として、印象的なのは常に「3人セット」ということでした。
ダージリン急行乗りたかったですよね…。
まったり旅したいなぁと思いましたからね。
オーエン・ウィルソンは、やっぱこの監督とのセットのときが、一番らしいかもです。
3人の個性が、うまく絡んでましたね。
「マリー・アントワネット」の監督は、ソフィア・コッポラだったでのは。