マット・ディモンとクリスチャン・ベイル初共演作品 「フォードvsフェラーリ」を鑑賞。この手の作品はどちらかといえば苦手でしたが、評判良さそうなので、観る事にしました。
2人が演じるのは、実在する人物だそうです。
マット演じる、キャロル・シェルビーは元々カーレーサーだったが、病気のため引退。その後はカーデザイナーとして活躍した人らしい。当時、フォード社は、あの有名なル・マンという24時間耐久レースで長く君臨してきたフェラーリに何とか勝ちたいとの思いから、キャロルに車を作って欲しいという依頼をする。
しかしル・マン開催まで後90日という僅かという日数だ。そこで、キャロルは凄腕である、イギリス人の運転手・ケン・マイルズに協力を求める。
ケン・マイルズ役には、クリスチャン・ベイル、歯に着せぬものを言うケン役にはベイルはそのものって感じ。まさにハマり役といえるでしょうね。
そんな彼にフォード社の副社長 レオは激怒!このレオが無茶苦茶意地悪。
ケンの自動車整備工場は、国税庁に差し押さえされており、窮地に立たされた状態。
思いがけないキャロルからのオファー・・・。戸惑いもあったが、妻や息子に背中を押されてキャロルの無謀な挑戦に加わることを決意する。
とまあこんなお話です。さて感想、苦手な車のお話でしたが。結構面白かったです。多分スタントの方が凄いのでしょうが、車のカーチェイスは見事なものでした。普段温厚な人でも、車を運転すると人格が変わると言いますが。鑑賞した私もその一人。
この耐久レースのスピード感はなんとも言えない味わいがあります。
ベイル演じるケンの運転の姿に暫し喰う入りました。これは乗らないとわからないでしょうね。とにかく凄い!!もちろん2人の活躍にも観ている者には、自然と力が入りますよね。
尺は長め、時間にして2時間30分ほどでした。でもそんなことは感じさせず、中だるみもありませんでした。鑑賞して良かったです。
息子ピーターとの関係も丁寧に描かれていました。
妻モリ―との夫婦愛も・・・・。
2人の絆も固くて、良かったね。
ハッピーな感じで終了するかと思いきや、意外な展開を迎えます。これはちょっと寂しいと思いましたが・・・・。
これは面白かったですね。
とにかくレースシーンの演出が快調。
マット・デイモン、クリスチャン・ベールはじめ出演者も好演していました。
お話も面白い。
フェラーリとの合併が流れて激怒したフォードの会長フォード2世はル・マンでフェラーリを倒す車を作る事を指示します。
レースに積極的なアイアコッカ(後フォード社長に)はマット・デイモン演じるキャロル・シェルビーにマシン開発を依頼します。
シェルビーはテストドライバーとしてクリスチャン・ベール演じるマイルズを選びます。
色々あって、1966年のル・マンのレースが描かれます。
フォード副社長のレオ・ビーブが悪役として描かれますが、実際にはビーブは好人物だったという説もあります。
マイルズと合わなかったというのは本当らしいですが。
コメントありがとうございます。
この手の映画は苦手だったのですが・・・。
観たら、まったくそんなことはなく楽しく観ることが出来ました。クリスチャン・ベイル、この役がハマっていましたね。少々体調悪く、コメント遅くなり。すみませんでした。