あの頃に戻っても、
私は私を止めたりしない。
5月8日、公開初日のレイトショーにて鑑賞。公開を楽しみにしていた作品です。割引ディまで待てず、レイトショーなら1200円で鑑賞できるので、早速足を運びました。
サンダンス映画祭や英国アカデミー賞などで受賞!アカデミー賞などでも数々の賞にノミネートされたこの作品、かなり気になっていました。
青春ドラマです。誰もが一度は体験したい、大人の恋への憧れや未知なる世界ってありますよね。そんな世界を経験し、恋をする。そしてお決まりの失恋そんな苦い経験をして、少女は成長していく、、、、、。ありがちなストーリー?かもしれません。でも何か不思議とこれがなかなか良いですよね何が心惹かれるのかしら?
主役ジェニーを演じたのは、演技派新人女優の(キャリー・マリガン)
ちょっと調べたところ、2005年、キ―ラ・ナイトレイ主演のプライドと偏見でデビューしていたんですね。ということで、キャリア5年目で華開いた方。いやいやなかなか堂々としていて、落ち着いた雰囲気です。役では16歳ですが、実年齢は24歳。制服を着て、ノーメイクの彼女は意外に16歳でもいける感じです。そんなに違和感はなかった。
ところが、メイクをしてヘアスタイルを変え、ドレスアップしたら、こんなに変わっちゃいました!!
すっかり大人の女性に変身、、、、。
制服の女子高校生とヘップバーン風とのギャップが凄い!!女は本当に化けるのが上手いのかも。懐かしい60年代のファッション、音楽、そしてヘップバーン。
それだけでもわくわく、ドキドキさせられます。
ジェニーが恋する年上の男性、デイヴィッドには、あのピーター・サースガード。
いわゆるイケメン男性とはほど遠いけれど(笑)ファンの方ごめんなさい。
何故か格好良く見えるのは、、、、、、何なのでしょうか?やっぱり大人の男性だからなの??
女の子の扱い方は慣れているわ。上手く騙していた。いつも優しい。女心をそそるのは確かに凄い。嘘が嘘でない感じ?プレゼントもさりげなく?!
ジェニ―だけじゃなく、父も、母もまんまと。この手にのせられてしまったわけだ(笑)
ところがふたを開ければ、トンでもない奴だった、、、、、?
STORY(allcinemaより少し抜粋)
1961年、ロンドン郊外。16歳の少女ジェニーキャリー・マリガンは、両親が期待するオックスフォード大を目指して勉強に励む優等生。
楽団ではチェロを弾き、寝室ではジュリエット・グレコのシャンソンに耳を傾け、フランスに憧れ、ロマンティックな恋を夢見る日々、、、、、、。ラテン語が苦手
煙草も吸っていた。。。。。。
退屈な毎日にうんざりしていた。そんなある日、彼女は倍以上も年の離れた男性デイヴィッド(ピーター・サースガード)から突然声をかけられる。
彼女の人生は、ある日突然一変する、、、、、。楽団の練習の帰り道、どしゃぶりの雨に見舞われたジェニーは高級車を運転する見知らぬ大人の男性から声をかけられる。
「君のチェロが心配だ。チェロだけ載せるから車の脇を歩いて」
最初は身構えたジェニーだったが、デイヴィッドの紳士的で知的な言動に心を許し、あっという間に恋に落ちてしまう。
父ジャック(アルフレッド・モリナ)、母マージョリー(カーラ・セイモア)はデイヴィッドの巧みな話術でたちまちのうちに、信頼することに。
デイヴィッドは友人で仕事仲間のダニードミニク・クーパーとその恋人ヘレンロザムンド・パイクをジェニーに紹介する。
彼らが足を運ぶナイトクラブや絵画のオークションに同行したジェニーは今までまったく知らなかった洗練された大人の世界に魅了されていく、、、、、。
人生を楽しむということを知ったと同時に、今までの自分の人生が急に色褪せたものに思えてしまった。踏み出した世界の心地良さに浸りながら、それを教えてくれたデイヴィッドにますます恋をしていくジェニー。デイヴィッドも、またジェニーの聡明さに惹かれていくのであった。
ついにデイヴィッドはジェニーをオックスフォード旅行に誘う、、、、、。泊まりがけの旅行はさすがに父に反対されると思ったジェニー。ところがデイヴィッド、上手く説得。
初めての真剣な恋に夢中のジェニー。17歳の誕生日を前に、もう後戻り出来ない大人の入り口で、大切な選択を迫られる。そして、彼女が最後に自ら選んだ道とは、、、、?
彼女は何と、、、、、、。
ところがとんでもない方向に、、、、、
軌道修正しなきゃ、、、、、、。うううううううう こんなはずでは?
校長(エマ・トンプソン)
スタッブス先生(オリヴィア・ウィリアムズ)がジェニーを?
ここから先はネタばれになるので。
結末は想像できますよね。ガッツンと落っこちたけど、彼女の凄いところは、めげないところでしょう。軌道修正するために彼女が起こしたアクション、これですね!
解説(allcinemaから)
大きな時代の転換期を目前にした60年代初頭のロンドンを舞台に、多感で好奇心旺盛な16歳の少女が、はるかに年の離れた30代のプレイボーイと恋に落ちたことで体験する危うくも刺激的な日々と、揺れる心の軌跡を瑞々しいタッチで綴る思春期ドラマ。英国の女性ジャーナリスト、リン・バーバーの回顧録を基に、「幸せになるためのイタリア語講座」のロネ・シェルフィグ監督が映画化。ヒロインを演じたキャリー・マリガンは各方面から絶賛され、一躍ハリウッド期待の新星として大いに注目を集める存在に。共演は「ニュースの天才」「エスター」のピーター・サースガード。
メディア | 映画 |
上映時間 | 100分 |
製作国 | イギリス |
公開情報 | 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント) |
初公開年月 | 2010/04/17 |
ジャンル | ドラマ/ロマンス/青春 |
映倫 | PG12 |
キャリー・マリガンはとても好みのタイプなんですよ。でもアカデミー賞のショートカットは苦手です。(笑)
でも、もしも妊娠していたら、軌道修正もできなかったかもですね。
あとはこれを実践できる場を探すのみなんですが、でも今の日本の女の子はこう簡単にはいかないか~。
まぁこんなアホな話は置いといて、キャリー・マリガンがかわいかったですわ~。
若い子が、ああいう世界にあこがれ、大人の男性にひかれる気持ちもよーく分かるんですが、何の教訓にもなってなかったみたいな。
武勇伝聞かされた気分になってしまいました。
あたしも素直じゃないですね。
息子の学校で撮影をしたと聞いて、ずっと見たいと思っていた映画です。
女性は昔を懐かしみ、男性はこれからのチャンスを妄想できる、誰からも共感できる映画でしたね。
当時の英国の様子がすごくよく表現されていて、興味深かったです。