その時少年は、世界を見た。
京都みなみ会館にて鑑賞。 ホーリー・マウンテンやエル・トポなどの作品を世に送り出しているアレハンドロ・ホドロフスキー監督の新作だそうで、実はこの監督作品を観るのは、まったく初めてでした。現在84歳だとのこと。この作品は23年ぶりに作ったそうです。いやあ作品を観る限りパワーのある監督さんだなあと思いました。観たお客さんの評価もかなり高いですが、、、、。
私はどうもこの世界観はちょっと苦手でした。サーカスシーンや顔にタトゥのある行者が現れたり・・・。主人公のアレハンドロの同級生の性的行動などもリアルに表現されていたりとちょっとドキッとするシーンも。また母親が全裸になってしまうというかなり衝撃的な場面もあります。何だかわけがわからないというのが正直な感想です。とは言いながらじっと見据えてしまいましたが(笑)
金髪のロングヘアーかと思いきやこれは鬘で。母親が何故かこれを息子に被せていた。
母親のセリフはすべて歌であるのもびっくり。オペラ調なのは何か意図があるんでしょうか?不思議です。
小さな町で店を営む家族。何のお店だったか?忘れてしまいましたが、、、、。
あらすじ(allcinemaより)
1920年代、軍事政権下のチリ。幼少のアレハンドロ・ホドロフスキーは、ウクライナ移民の両親と北部の炭坑町トコピージャで暮らしていた。権威主義的な父の横暴と、アレハンドロを自分の実父の生まれ変わりと信じる元オペラ歌手の母の過剰な愛の中で大きなプレッシャーを感じて育ったアレハンドロ。学校でもイジメに遭い、孤独で辛い日々を送る。そんな中、共産主義者の父は、独裁者のイバニェス大統領暗殺を企み、首都へと向かうが…。
父は暗殺を企てましたが、なんと大統領に気に入られて馬番役に。そして記憶を失ってしまい、見知らぬ女性と一緒になるという奇想天外な展開。なんじゃこれって感じに。
あんなに気丈だった父もこんな感じに。
お話はそんなに難しいものではありませんが、やはり独特な映像世界が特徴なのでしょうね。先ほどもこの世界観が苦手だと書きましたが、一体どういう風になっていくのか自分自身気になるのか?最後まで食い入るように観たのは何なのだろうか?苦手だと言いながら最後まで飽きずに観れたのは意外にもこの世界観が好きなのかもしれませんね。
解説(allcinemaより)
齢84歳となる「エル・トポ」の鬼才アレハンドロ・ホドロフスキー監督が、自らの自伝を原作に、23年ぶりに撮り上げた異色ドラマ。チリの田舎町を舞台に、その波瀾万丈の人生模様をオリジナリティ溢れる映像で紡ぎ出す。
メディア | 映画 |
上映時間 | 130分 |
製作国 | チリ/フランス |
公開情報 | 劇場公開(アップリンク) |
初公開年月 | 2014/07/12 |
ジャンル | ドラマ |
映倫 | R15+ |
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オフィシャル・サイト
http://www.uplink.co.jp/dance/
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