あの感動の物語が映画になる!!
旭山動物園再生の物語です。今や東京上野動物園を上回る日本で動員数一番の動物園だそうですね。
3月1日(日)ファーストディで、映画館は大勢のお客さんで賑わっていました。今回は仕事で、利用者さんと鑑賞しました。多分ひとりだったら鑑賞していたか?どうか分かりませんが・・・・・。
動物園といえば、子供たちの人気のスポット。ということなのか、子供さんが結構観に来ていましたね。ご一緒したHさんも動物園好きなので、この作品には興味?ありそうな感じしたのですが・・・・。
映画鑑賞に欠かせない、キャラメルコーンとメロンソーダをしっかり食べて前半は楽しく観ていたのに。後半は完全に寝るモードとなり、あれあれ爆睡状態
逆に私はしっかり見せて頂きました。キャストの方もベテラン陣で、いい味出ていましたね。マキノ監督の実兄、長門裕之さんは飼育係のおっちゃん。チンパンジーの交配を成功させるベテラン飼育係。まるで本当のような気がします。なかなか板について良かったその他、岸部一徳さん、柄本明さん、六平直政さんといった個性豊かな飼育係りのおじさんたちもそれぞれの独特なキャラを持った飼育係を見事に演じていた。
そして園長役の西田敏行がやはりダントツのキャラで、こんなにはまっている役は、彼以外考えられないだろう。役者というより、この動物園の園長じゃないの?と感じさせるほどのものが漂っていた。この人はこういう役柄にぴったりなんだよね。彼の素の人柄なのかもしれない。哀愁もあり、笑いもくれるそんな人だ。
そして西田演じる園長に絡む、新人の飼育係吉田強を演じるのが中村靖日という役者さんなのだ。何かひ弱なキャラだけど、次第にこの動物園の仲間たちや園長たちに、もまれて徐々にたくましい飼育係に育っていくという彼のサクセスストーリーとこの廃園に追い込まれていく動物園の危機にどのように再生の道を切り開いていくか?というところが面白い。
冬季休園をやめて開園、厳冬の中ペンギンたちと歩こうという斬新な企画も凄い
実際に動物園離れということで、旭山動物園が危機状態になった実話を元に、そこで働く人たちの試行錯誤がユーモアを交えながら、再生されていく過程が手にとるように実感できる。
危機に直面しながらも、ポジティブに捉えている人たちの姿が素晴らしい
行政の意向に負けず、再生に向けて取り組んだ旭山動物園のスタッフの努力は、やがて実を結ぶ。今までにない斬新で画期的な動物園がここに誕生する
それは“ペンギンが空をとぶ”という発想。この発想に新市長平賀鳩子(萬田久子)が目を輝かせることに。
旭山動物園は、日本一の動物園へと変わった!
解説
北海道旭川市市営の“旭山動物園”に新たにやってきた飼育係の青年、吉田。人付き合いが苦手な彼を、園長の滝沢以下ベテラン・スタッフたちが温かく迎える。しかし、客足が伸びず、長年の財政赤字に苦しむ旭山動物園の置かれた状況は非常に厳しいものだった。それでも園長の指揮の下、飼育係たちは動物園を魅力あるものにしていくべく様々なアイデアを実行に移していく。そして次第に活気を取り戻していく旭山だったが、ある事件をきっかけに園はついに閉鎖の危機を迎えてしまう。
ラストのシーンは園長滝沢寛治が定年を迎え、動物園を去っていくところでお終いである。
監督:マキノ雅彦
メディア | 映画 |
上映時間 | 112分 |
製作国 | 日本 |
公開情報 | 劇場公開(角川映画) |
初公開年月 | 2009/02/07 |
ジャンル | ドラマ |
http://www.asahiyama-movie.jp/
※久々にほのぼのした作品に出会いました。
ほのぼのでしたね。
見る私たちは結果を知っているので、オーライでしたが、実際は大変だったでしょうね。
いつか子供らと見に行きたいです。
でも、冬はやだな・・・。