京都での公開はなさそうだと諦めていたら、何とTジョイ京都で公開されることに、、、、。でも前売りチケットの発売はなし。
ということで、サービスデイを利用して鑑賞して来ました。
migさんのブログで気になっていた作品です。意外に面白かったという事だったので、どうしても観たかったんですよね。
まず想像していたものとは随分違いました。えぇ~こんな展開なの!まさかこんな方向へと行くとは思いませんでした。地上から15mもの高さにあるリフトの上で3人の若者が置き去りされるというものなんですが。まあ凍死して終わりということはないやろうと思ってはいましたが、まさかこんな風になるとは。。。。
あまりも残酷!!!!!それにしてもこの発想にびっくりしました。こういう設定をよくもまあ考えだしたものです。
冒頭は今どきの若者のホリデー事情って感じで幕が開きます。3人の若者、ダン(ケヴィン・ゼガ―ズ)とパーカー(エマ・ベル) のカップル、そしてダンの幼馴染のジョー(ショーン・アシュモア)がスキー場にやって来ました。リフトはカードがいるような感じ。お金50ドルで何とか乗せてもらえないかとダンはパーカーにリフト係りの男を口説けと言います。女友だちと来たという風に話にしてと彼女であるパーカーに言わせる。パーカーはあまり乗る気ではないのですが、彼氏の説得に渋々承諾。
リフト係りは強面のわけありそうな男性、何かあるんじゃないの?と当初思いましたが結局のところ何もありませんでした(笑)
交渉の結果、50ドルではOKされなくて、100ドル。釣りを貰えなんて2人はせこいことを言いますが、、、、。50ドル紙幣2枚なので、そんな事はいえないわ!とパーカー。
てな感じで最初は軽い乗りです。
楽しくゲレンデで楽しむ3人でしたが。
日も暮れ始め営業時間終了近くなったにも関わらず、まだ滑ろうとするダンたち、半ば強引にリフトに乗せろと交渉。あのリフト係りも仕方なくOKする。ラッキー!と3人。リフトで山頂へと向かった。
ところが麓では係りが交代。あの強面の男性がまだ客が上にいると念を押したにも関わらず、その後もまた人が変わり結局リフトに人が乗っていることが充分伝わらず、終了ということでリフトのスイッチは切られたのだ。
これが運のつきだった。これが3人の運命を変えてしまうことに、、、、、。
最初は3人ともそこまでの危機感はなかった。リフトが止まり、次はゲレンデの照明が消える。どうも完全に残っていることは忘れられているようである。助けを呼ぶが誰も来ない。リフトはこの先の週末まで動かない。ということは1週間先までここに、、、、。
次第に夜は更けていく。すると明かりが目の前に!ラッセル車がやって来たのだ。必死で呼ぶが聞こえない。ラッセル車の中では、無線が入り、山頂には客は残っていないという連絡を受ける。3人はいることを訴えるためにボードやヘルメットをラッセル車に向けて落とすが、まったく気づかれず。。。。。
気温が下がっていきます。寒さも増して、、、。次第に3人はパニック状態に。パーカーは泣きじゃくります。トイレにもいけず。男性は用を足します。
ここからは3人だけがずっと映し出されることになります。映像を観ている私たちも彼らの状況に喰ういるようになっていきます。って私だけかな?
何とか気を紛らわすために日常の出来事について話をするのですが。寒さは彼の身体に影響を与え始めます。
ダンは飛び降りて、何とか麓へ救助要請にと考えます。しかし高さは15m、、、。この状況を何とかすべく2人の制止をふりきって飛び込みました!
ところがダンは骨がむき出すくらいの足の骨折状態となり、その場所から動けません。泣き叫ぶダン、止血をするように2人は指示しますが。とてもそんな余裕はありません。
ところが予想もつかない状況が起こります。腹をすかしたオオカミがダンの周りに現れるのです!!もちろんダンは彼らの餌食です。こんなアクシデントがあるとは。
ダン~~!彼女は泣き叫ぶ。
パーカーの顔は凍傷。眠っている間にバーを握っていた手も凍傷でバーから手を外すことが出来ないくらいに。やっとの思いで手を外すと皮が捲れ血だらけでした。痛い痛いしいです。
ダンは亡くなり、ジョーとパーカーの2人に。さらにこのリフトシーンは続きます。2人の会話、幼馴染のダンとの思い出を語るジョー。ダンの死を無駄にせず頑張ってこの状況を脱出しようと励ましあうのですが。更に苛酷な状況は続きます。
ジョーは最後の望みをかけて、ワイヤーをつたい、支柱の非常梯子まで。しかし手袋はワイヤーで切れ、手も血だらけ状態です。
ということでレビューはここまでに。後はシアターでご鑑賞頂くことをお薦めします。ある意味ショッキングな作品かな?
あらすじ(allcinemaより拝借)
ノー天気な3人の若者ダン、ジョー、パーカーは、日も沈み閑散としてきたスキー場で最後にもう一滑りしようとリフトに乗り込む。ところが、彼らに気づかなかったスキー場の係員が、全員帰ったと勘違いしてリフトを停止してしまう。3人は地上はるか15メートルの場所で頼りなく揺れるリフトに取り残されてしまったのだ。しかも運の悪いことに、スキー場の営業が再開されるのは1週間後だった。照明も落とされ、気温がどんどん低下していく中、徐々に事態の深刻さを痛感していく3人だったが…。
解説(同じくallcinemaより拝借)
デビュー作となるスラッシャー映画「HATCHET/ハチェット」で一躍ホラー界期待の新鋭となったアダム・グリーン監督が、極寒のスキー場を舞台に描く戦慄のサスペンス・スリラー。ひょんなことからリフトに置き去りにされてしまった3人の男女が、文字通りの身も凍るような恐怖に見舞われるさまを描く。
製作にはソウシリーズのピーター・ブロックが関わっている
※追記 ダン役のケヴィン・ゼガーズはあの「トランス・アメリカ」の主人公の息子役の男性でした。何処かで観たなと思いました。
メディア | 映画 |
上映時間 | 93分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(ブロードメディア・スタジオ) |
初公開年月 | 2010/08/07 |
ジャンル | ホラー/サスペンス |
映倫 | G |
結構、残酷でしたよね。。
飛び下りるのはわかっていても、オオカミに襲われるとは・・・
自分におきかると恐いっすね。
なかなか見応えありました。
と叫びたくなりましたが。
やはり人間の運命を感じましたね。
でもこの映画、凄く好きです♪
中だるみとかありましたけど、実際あんな状態になったらどうやって乗り切ればいいんだろう?
って無理やりこの世界に入り込んでみると、見るところがあるし、意外に面白いんですよねー。
微妙な感じだし、途中何度も「ああーん???」って心の中で叫んでしまいましたけどw
オオカミにも食べられなくてラッキー♪
お腹いっぱいだったからスル―というのは
どうもね。確かに運が良いというか
まあそういうパターンもあるかも
しれないけど、あれよあれよと上手く
抜けて車に助けられるなんてね。
弟さんグランプリおめでとうございます!!
これは絶対に何があっても行かなくちゃね。
今から楽しみにしております♪
こんばんは♪わざわざリンクありがとうございます!!
これ、なかなか面白かったんだけど、最後が残念でしたわ~
もう少しなんとか出来なかったのかな?(偉そう)
そうそう、ぴあでの神戸の映画祭、そろそろですね、どうぞよろしくお願いします!
さきほど、情報で小津安二郎の映画祭(蓼科の)グランプリとりました!
ぜひ声掛けてくださいね!
こんなところに書いてごめんなさい