銅版画制作の日々

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再会の街で・・・・。かなり前に鑑賞した作品

2008-08-09 | 映画:ミニシアター

アダム・サンドラー&ドン・チードル共演作。リヴ・タイラーも出演。「ハルク」に出ていたもので、リヴ・タイラーつながりで、この作品を紹介!

 

実はかなり前に鑑賞していたのにも関わらず、レビューせず、お蔵入りしていた1本です。今年の1月29日に、京都シネマで鑑賞しました。かなり反響のある作品だったようですが。確かにお話の内容は凄くいいのですが・・・・。何故か?いまいち乗れないのは何なのか

監督はマイク・バインダー。9,11の体験を元に生まれた作品だそうです。1日で全人生を失った人たちの姿が目に入ってきたと、マイクは振り返る。

9,11のあのテロ事件の模様が克明に表現されているものではありません。あの事件で、家族を失い、心に深い傷を負った男とそれを再生しようと助ける男の友情物語です。そういえば、最近観た「告発のとき」、「さよなら、いつかわかること」も9,11ではありませんが、アメリカが抱える戦争問題等などで人々に後遺症をもたらした作品でした。それらの作品とは少し表現が違うかもしれませんが、人間の病んだ心を詳細に訴えていた作品なのかもしれません。

 

9.11テロで妻子を失い心に深い傷を負って殻に閉じこもってしまった男と、彼の大学時代のルームメイトで仕事も家庭も恵まれた生活を送りながら満たされないものを感じていた男、そんな2人がニューヨークの街で偶然に再会し、再び友情を育んでいく中で、少しずつ互いの心を癒やしていく姿を切なく描いた感動ドラマ。主演は「50回目のファースト・キス」のアダム・サンドラーと「ホテル・ルワンダ」のドン・チードル、共演にジェイダ・ピンケット=スミスとリヴ・タイラー。監督は「ママが泣いた日」のマイク・バインダー。
 ニューヨークのマンハッタン。歯科医のアランは、ある日、大学時代のルームメイト、チャーリーを街で見かけ声を掛けるが、彼は気づかずにそのまま去ってしまう。その後、アランは再びチャーリーと遭遇、言葉を交わすが、驚いたことに彼はアランを覚えていなかった。彼は9.11テロで最愛の妻と娘を亡くして以来、すっかり心を閉ざしてしまっていたのだった。そんなチャーリーのことが気がかりでならないアラン。彼自身は歯科医として成功し、美しい妻とかわいい娘2人にも恵まれ、幸せな人生を送っているかに見えたが、実際には公私両面で問題を抱え、苦悩を深めていたのだった。そんな2人は次第に一緒に過ごす時間が多くなり、ニューヨークの街をさまよい昔のように遊び回るようになるのだったが…。(allcinemaより)

 

iPodのヘッドフォンを付けて、原付キックボードで雑踏を滑り抜け、部屋に籠ればプレステに耽溺し、コミュニケーション不全に陥ったチャーリー

キックボードは日本ではあまり見かけないけど、iPodを肌身離さずいる若者は日本でも多い、それとやっぱりですかね。ある意味、いまどきの若い人もコミュケーション不全とはまでは言わないけど 、取ろうしない傾向はあるように思います。だからチャーリーの行動はそんなに欠落している状態なのか?どうか・・・・。と考えるとう~ん微妙です。それからプレステだって、大人も子どもも必死に食い入るようにやっている場面をよく見ます。遊ぶ相手が人間ではなく、機械?それはゲーム、ネットなど機械を媒体にしたものばかり・・・・。そういう私もパソコンを相手にしているわけですが(笑)

人間同士の関係が希薄になっているのは間違いないわけで。そんな心病んだチャーリーの状態をほっとけないとかってのルームメイト、アランは何とか助けたいと生活を犠牲にして救おうとするそうしているうちに、幸せなはずのアランも実は彼をヘルプしていくうちに、素の自分を出さず、生きたことに気づくのである。つまり二人にとって共に再生していくということなのだと・・・・・・。

アダムのヘアスタイルはディラン風だそうで、流れる音楽は70年代の

チャーリーを演じるアダム・サンドラーの出演作を観るのは実はこれが初めてです。またコメディアン出身の彼がこのようなシリアスな役はまったく初めてだとか?それだけに、今までの彼とは一味違う役に挑んだわけなのですね。彼を知っている人にとってはがらりと変った彼の姿にきっと驚いたことでしょうね

 

アランは何とかチャーリーを社会復帰させるため、精神科医に引き合わせようと試みるため芝居をするが見抜かれ、チャーリー怒らせてしまうことに・・・・。

 

一方アランがチャーリーのことに執心することで妻ジャニーンの不満を募らせるそして、「あなたは、チャーリーの自由を羨んでいる」と指摘それにはアランも返す言葉がなかった

 

遂にチャーリーはセラピーを受けることに同意アランの思いが通じたアランはアンジェラを紹介する。

 

若き女精神科医 アンジェラ(リヴ・タイラー)

彼女はチャーリーの心が開くのを待ち続けた。さて、チャーリーは話をしてくれるのか?

 なかなかいい作品なんですが。でもちょっと乗れなかったのは何故なのだろう?多くの人が絡み合いすぎてなのか?結構ごちゃごちゃしていたようにも思えるんですよね。もう少し二人に焦点を当てたほうが分かりやすいのではないでしょうか?

 

時間が経つと記憶が薄れてしまいますね。記事を書きながら映像を思い浮かべております。

 

オフィシャルサイト

http://www.sonypictures.com/movies/reignoverme/ (英語版)

 

 

 

 

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