銅版画制作の日々

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彼女が消えた浜辺(2009)◆DARBAREYE ELLY

2011-01-21 | 映画:シネコン

 イランのミステリー映画

京都シネマにて鑑賞。ミステリーだそうですが、ミステリー的要素という感じがする感じでドキドキするものではありません。どちらかといえば、その事件をきっかけにエリという女性のバックボーンが明かされていくというお話。

お顔立ちがはっきりしていて、その上に皆さん美しいです。個人的にはエリを演じた女優さんのお顔が好きだったなあ。いくつかの気におけない家族が集まってバカンスに海のあるリゾート地に行くという話である。

冒頭の車の窓から叫んでいる女性の笑顔が何とも言えず、、、。幸せそうです♪


そうそう後に謎の失踪となるエリは、この家族の旅行に一人参加した幼稚園の先生だった。実はこの中に最近離婚した男性アマ―ドがいる。セビデーがエリとアマードをくっけようと考え、この旅行に誘ったのでした。

目的地に着いたのは良かったのですが、最初の話とえらい違うのです。明日、ここへ管理人が宿泊に来るというのだ。だからヴィラには一泊しか泊められないと言う。
その代わりに、海辺にある朽ちかけた別荘に泊まるはめに、、、、。埃だらけの中を何とか掃除をして、やっと宿泊出来るような状態にする。


ということで、2人になる機会が、、、、、。
アマ―ドが離婚した経緯をエリに話すが・・・。彼女は自分の事にはあまり触れることもなく、、、。母には旅行に来ていることも隠していた。母との関係も謎のようである。着信があっても取ることをせず、、、、。アマ―ドは何となくエリに不審感じゃないけど馴染めないような思いも感じたようですね。

いやあ~ここまではしっかり観ていたんだけど。。。。。途中うとうとしていまいzzzzエリが帰りたいと、セデビ―に話す辺りが完全忘却の彼方へと飛んでしまいました。

気がついたのはエリが子どもたちのたこを飛ばして見せるシーンになっていました。ヤバいわあ(汗)

そのうちエリの姿が突然見えなくなりました!そしたら、アラーシュが溺れたと叫んで女の子が飛んでくるシーンに、、、、。
危機一髪でアラーシュは助かり良かったのですが、まったく分からないうちにエリの姿はどこにもありませんでした。先ほどまでたこを飛ばしていたのに、、、、。一体どうなったのでしょうか?一瞬にして彼女の姿は消えてありません。

海難救助隊が出動して捜索しますが、付近にはまったく見当たらず。キツネに摘まれたような感じです。救助隊はエリの身元や名前を聞きますが、セピデ―はまったく知らず、、、、、。


何と言う事でしょうか?まったく知らないなんて、、、、、。

荷物に携帯は残されていましたね。セピデ―の子どもの担任だったエリですが、彼女の事をまったく知らなかったんですね。かなりいい加減です。

結局携帯から、身辺を調べることになります。母へ電話しますが、彼女が行方不明になった事を告げることが出来ません。それでなくても何か変に思われていると、、、、。アクシデントがあるとは夢に思っていなかったんでしょうね。

あらすじ(Movie Walkerより拝借)ネタばれあり。。。。。

テヘランからほど近いカスピ海の沿岸のリゾート地。セピデー(ゴルシフテェ・ファラハニー)は大学時代の友人たちに声を掛け、3日間のヴァカンスを過ごしに来る。メンバーはドイツでドイツ女性との結婚に破れたアーマド(シャハブ・ホセイニ)、その妹ナジーと夫マヌチュール、セピデーの友人ショーレ(メリッラ・ザレイ)と夫ペイマンと子供たち、セピデーの子供が通う保育園の先生エリ(タラネ・アリシュスティ)。セピデーはこの旅行を、エリとアーマドの出会いの場にしようと計画していた。セピデー以外のメンバーとは初対面のエリだったが、皆が彼女の美しさと聡明さに触れ、彼女を温かく迎え入れた。セピデーが予約していたヴィラは手違いで満室となっており、海辺の朽ちかけた別荘に案内される。別荘は何年も使われていなかったが、そのロケーションに誰もが夢中になり、休暇を楽しんだ。しかしエリだけはよそよそしい態度を取っていた。彼女が携帯で母親と話す態度や、着信を取らない様子に、アーマドは違和感を覚える。2日目の朝、エリは1泊の予定だったので帰りたいとセピデーに申し出る。アーマドとの関係がまだ深まっていないことに焦ったセピデーは、強引に彼女を引き止める。エリは思い詰めた様子で、海を見つめるのだった。男たちがビーチバレーに興じ、女たちが食事の支度をしていると、ショーレとペイマンの子アラーシュが海で溺れてしまう。アラーシュは助けられ、九死に一生を得るが、そのときエリが消えていることに気づく。海難救助隊が出動しても、エリの行方はわからなかった。彼女の痕跡はどこにも残っておらず、彼女の正式な名前すら誰も知らなかった。やがて明らかになる真実は、セピデーと友人たちは苦しめていく。

エリには兄がいた?う~んそんなはずはない・・・・。一人娘だったはず。じゃあ電話にでた男性はいったい誰なの?謎は深まる・・・・。

実はエリには、、、、衝撃的な事実が!?内緒です(笑)

解説(all cinemaより拝借)

2009年のベルリン国際映画祭で監督賞に輝いたイラン映画。カスピ海沿岸の避暑地にバカンスにやって来たイランの中産階級の男女が、その中の一人の女性の突然の失踪をきっかけに、彼女の行方と原因を巡って混乱を来す中で、次第にさまざまな謎や問題が浮き彫りとなっていくさまを、イランならではの社会的事情を背景にミステリアスかつサスペンスフルに綴る。監督は、これが日本初登場のアスガー・ファルハディ。

メディア 映画
上映時間 116分
製作国 イラン
公開情報 劇場公開(ロングライド)
初公開年月 2010/09/11
ジャンル ドラマ/ミステリー
映倫 G

アスガー・ファルハディ監督のインタビューはこちら

 

オフィシャル・サイト
http://www.hamabe-movie.jp/

※途中寝てしまったから、残念なことになってしまいました。 

 

 

Comments (4)
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