銅版画制作の日々

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トロピック・サンダー◇史上最低の作戦↑↓

2008-12-04 | 映画:シネコン

 3人3様のキャラがいい味出している?!

11月25日、MOVX京都にて鑑賞。11月末で会員割引ディーが終了するので、急いで鑑賞してきました。豪華絢爛なキャスト、この3人を見れば、面白い作品が期待できそうな??それに何とあの有名な○ム・○ルー○もカメオ出演?変装していましたよ。主演、ベン・ステイラーと仲良しだそうです。まあ見れば誰だかわかりますが。

さてSTORYは・・・・・。

1969年のベトナム戦争の最前線で、アメリカ兵士、ジョン・“フォーリーブ”テイバック(ニック・ノルティ)は英雄的活躍をしたという伝説を残した。その彼が書いたベトナム戦争回顧録「トロピック・サンダー」が映画化されることになったのである。

 ジョン・“フォーリーフ”・テイバック

 

そしてその映画に出演することになったのが、以下の5人の男たちなのだ

①落ち目だが、甘やかされているアクション・スターのタグ・スピードマン

 タグ・スピードマン(ベン・スティラー

アクション大作「スコーチャー」シリーズも終わり、アカデミー賞を狙った感動作「シンプル・ジャック」は映画史上最悪の酷評を受けたばかり今回のこの作品で、主人公テイバックを演じることで巻き返しを狙うチャンス

②単におならをかまして笑いを取るジェフ・ポートノイはコメディシリーズ「ファッティーズ」の主人公として人気がある。

 この女装は何かきもいような

ジェフ・ポートノイ( ジャック・ブラック

おならスターでおさまらず、もっと芸域を広げるべく、この作品に出演を決めた

③オーストラリア人の悲劇役者カーク・ラザラス、アカデミー賞男優賞を5回もゲットした演技派である。また完璧に役柄になりきってしまい私生活でも映画の役柄のままという俳優としても有名

 カーク・ラザラス(ロバート・ダウニー・Jr

今回は新たなる挑戦ということで、黒人の軍曹に扮するため自らの皮膚を黒くする手術を受けるという徹底ぶり誰かに似ている?

④「スカーフェイス」のアル・パチーノに憧れるアルパ・チーノ。

 アルパ・チーノ(ブランドン・T・ジャクソン

ラッパーでの大活躍を経て、企業家としても大成功次の目標は俳優として高い評価を得るということで、そのための出演。

⑤新人のケヴィン・サンダスキー

 ケヴィン・サンダスキー(ジェイ・バルチェル

唯一オーディションを受けて役を得たマジメな彼は、原作のティバックのを読み、軍での新人訓練コースに参加して作品に挑んでいる。

 

撮影は爆破オタクでもある特殊効果マンのコディ(ダニー・マクブライド)が、ド派手な爆破シーンを連発させたり、俳優たちのわがままが繰り返されたりの連続で、クランクインからわずか5日で予算オーバー

 コディ

 

 監督:デミアン・コックバーン

イギリス人監督のデミアン・コックバーン(スティーヴ・クーガン)はスタジオの幹部から撮影を中止すると脅かされる

そこでコックバーンはティバックに相談。そして何と彼は俳優たちを東南アジアのジャングルへ送り込めば、さらにリアリティのある撮影が出来ると持ちかける。

かくしてコックバーンは、ガイドもつけずにヘリで俳優たちを不気味なジャングルへ連れ出し、着いたその場で彼らにロケの場所を指定する地図を渡す。居たる所にカメラが仕掛けられていると告げられた俳優の一行は、台本どおりジャングルを徘徊することに・・・・・。

軍人と思われている俳優たち。そりゃ間違えれても仕方がない。

ところが、そこは凶悪な麻薬組織が支配する“黄金の三角地帯”であり、本物の戦場というべき超危険地帯であった

軍人の格好している俳優たちは犯罪組織にとっては、敵以外の何者でもない。突然の侵入者を見つけたら皆殺し、マシンガンを乱射する。

驚くタグたち。でもあくまでもリアルな撮影だと勘違いしている。役者魂がかきたてられる応戦を開始するが、彼らの持っている銃器は撮影用の小道具なので空砲です。ありゃ!

ジャック・ブラックのこの姿が目に焼きついております。

 

 

麻薬組織のリーダーは何とこの少年トラン(ブランドン・スー・フー)後方にいるのは手下のビョング(レジー・リー)。少年だからとなめてはいけない。

果たしてこの状況がいつわかるのだろう?そしてこの窮地から脱出できるのか?広大なジャングルで彼らはサバイバルし、帰還の手段を見つけることができるのか?

映画「トロピック・サンダー」は完成するの? 

 

組織のメンバーになりすますカーク・ラザラス

 

撮影だと思っていたら、どうもそうではないようだ。やばい、殺される

本当の戦場に迷い込んだことに気づく。

麻薬組織の子供に感情移入したタグ、後ろ髪惹かれる思いで戻ったら、えらい目に

 

黄金の三角地帯は爆破

俳優たちを助けにやって来た、ジョン・“フォーリーフ”・テイバックとコディ

なんとか、脱出できそう??

豪華キャストだけれど、何か映画の雰囲気はB級ティストって感じでしょうか。冒頭は3人の宣伝のシーンがあり、これが結構お洒落で遊び心のある映像で良いですね。ちょっとタランティーノのB級2本立ての作品を真似たような感じもします。

ベン・スティラーが20年前から思っていたそうです。俳優たちについての映画を作りたい俳優はいつも不安を抱えている。浮き沈みも激しく、せっかくのぼりつめたと思ったらあっさりと落とされてしまう。その過程で、薬にはまってしまう人や異常なプライドを持ってしまう人も出てくる。外から見ただけでは、この業界でまっすぐ生き抜くことがどれほど難しいことか、わからないかもしれないけど。僕らはこの映画に出てくるキャラクター全員を理解できる。

なるほどう~ん。この作品を通じて俳優の抱えている色々な心情や状況を伝えたかったのでしょうね。アクション、コメディなどもふんだんに入れながら、なかなか楽しい作品だったと思います。

ところであの有名なト○・クルー○まで登場何でもベンとお友だちだとか。はげオヤジを演じておられましたね。ラストはそのお友だちがダンス腰を振りながら、ちょっと気持ち悪~いなんて・・・・・。

そうそう、ロバート・ダウニー・JRはアイアンマンから繋がり、ちょいとコメディ路線に変更なのでしょうかね。

監督・制作・原案・脚本 :ベン・スティラー

「ナイト ミュージアム」のベン・スティラーが監督・主演を務め、様々な戦争映画のパロディーを織り交ぜながらハリウッド映画製作の舞台裏を皮肉ったアクション・コメディ。大作戦争映画の撮影で、本物の戦場に送り込まれたと気付かずに演技を続けていくワガママで超個性的な3人のスター俳優のハチャメチャぶりを描く。共演は「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラックと「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jr。
(allcinema より)

 

オフィシャル・サイト
http://www.tropicthunder.com/ (英語)


 

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