透明な夜の香りってどんな香りだろう。
香りに敏感なひとの感覚、
それが人の想像を超えるほど
敏感だとしたら。
生きにくいだろうなあ。
ここにでてくる
登場人物は
嘘においまでもがわかる。
なんかすごい。
嘘のにおいってどんなだろう。
もし、そんなにおいがあちこちから
したら生きるのがシンドイ。
人の想像をこえる知覚過敏って
当事者以外にはなかなか理解されないと思うけど現実かおりに限らず
いろいろある。
それを私がどうすることもできないけれどそんな現実があるんですよってことを
気づいてないひとに
伝えることはできるんじゃないかと思う。
本のストーリーは
そこかしこにハーブの香りがあふれ
読んでいて清々しいかおりに包まれました。美味しい食事、温かい会話、リラックスの時間のハーブティー、丁寧な手仕事、
菜園の風景
再読したい本がまた増えました。