想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

茄子

2024-06-06 21:48:38 | 日記
今日の夕食の副菜は、茄子とシメジと豚肉の炒め物。
味付けは、我が家の定番のチーズです。

茄子を半月切りにし、フライパンにお水と油を入れて炒めます。
茄子の皮が少し柔らかくなった頃を見計らって豚肉を入れ、
豚肉に火が通ってくると、とろけるチーズを入れて仕上げます。

メイン料理がお魚の時には、お肉を使った副菜を作ることが多く
今日のメインがサーモンでしたので、茄子の豚肉炒めにしました。

最近、茄子の種がなくなっていると思うのです。
昔、私が子供の頃は、焼きナスなどをしますと、
種がごっそり(?)入っていました。

夏野菜の季節が来ますと、煮物や焼きナス、胡麻和え、天ぷらなど、
茄子が食卓に上がることが多かったことを思い出します。

その時代、我が家には冷蔵庫がありませんでした。
ですから、時期のもの…、特にいただいたお野菜などは、
勿体ないから傷む前に食べましょうとばかりに、
目先を変えた調理法で、同じ食材を毎日のように食べることもありました。

今思い返しますと、経済的に豊かな家庭ではありませんでしたので、
労することを厭わなかった母は、そんな家庭の主婦としての知恵やアイデアを出して
家族のためにできることをと考える…偉い人…だったのですね。

今の時代は、便利で楽になることを強く望みます。
それにはお金もかかりますが、家計が苦しいと言いながらも、
便利で楽が当たり前…とさえ、思ってしまいます。

もしも、昔の人のように知恵を絞り、労することを厭わなければ、
日々の生活が楽しくなると思うのです。
私も昔の人…ではありますが、母のようなことはできません。
でも、心のどこかでは昔の時代を懐かしく思っていますし、
あの頃のように、いろいろを工夫をしながら生きることもありかな~
とも思っているのです。

またまた横道の逸れてしまいました。
茄子…でしたね。
種なし茄子を調べてみましたら、農研機構が明記していました。
「ビニールハウス等で訪花昆虫を利用しない条件で栽培することにより、
受粉によって生じる種子の形成もなく、種なしのきれいな断面の果実が生産できる」と。
つまり、ふつうに露地で栽培すると蜂などの昆虫が受粉させるので、種ができるそうです。

…ということは、最近の茄子は、ハウス栽培が多いということ…。
だから、種なし茄子が多いのですね。


 これは、いただいた茄子です。
 このあたりでも、茄子をいただいたことは何度もあります。
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