カメムシ

兵庫県の病害虫防除所が、県内全域に病害虫発生予察注意報を出した
というニュースが、インターネットに出ていました。
果樹類に被害を与えるカメムシが大量発生しているそうです。

カメムシは、子供の頃はほとんど知りませんでしたが、
臭い虫ということは聞いていました。
そのカメムシが、山梨に引っ越してからは家の中で見ることもあって
ちょっと驚きました。
ただ、捕まえようとして触ったりすると匂いを出すという特徴を知って
上手に捕獲さえすれば被害に遭うことはありません。

我が家では、カメムシを見つけるとビニール袋の中にティッシュを入れます。
ティッシュは、カメムシに直接触れないためであり、
ビニール袋は、万一匂いを発した時に遮ることができるからです。
ですから、ビニールとティッシュを二重に使って、挟んで捕獲。
お庭に放しています。
そうすることで、匂いの被害に遭うことなく、
またカメムシを自然の中に開放することができるのです。

以前、主人の実家(鳥取県)に行った時、義母の捕獲方法を知りました。
それは、ガムテープにそっとくっ付けてしまうということです。
私たちが実家に帰ってカメムシを見つけた時は、
『お義母さ～ん』と呼ぶと、義母がガムテープを持って駆けつけてくれて、
「私が獲ってあげるけえ。」と、手慣れた様子で捕獲していました。
また、カメムシが多い年は大雪が降るらしいとも聞きました。

今日のインターネットの情報によりますと、
「急に寒くなり、慌てたカメムシが家屋の暖かい場所に逃げ込むことがある。」
ということらしいけれど、カメムシと雪の因果関係は判然としなかったそうです。

ただ、気象庁の１１月～来年１月の３カ月予報は「日本海側は平年以上の雪が降る」
らしいので、まんざらいい加減というわけではなさそうです。

いずれにしても、カメムシの発生も降雪量も、ほどほどがいいですね。