梅ではなくて…

今日の午後のティータイムでのこと。
２階のオフィスの机に向かい合って座っている主人の目が、
お隣りの木を見ています。
私が座っている側からでは見えませんので、
「何を見ているの？」と尋ねました。

「あんなところに花が咲いているんだけれど、令法（リョウブ）かな？」

私は立ち上がって窓辺に行き、その花を見ましたが、
リョウブではなさそうです。

１０数年前、お隣りのお宅のお知り合いの方が東京から来られた時、
「梅の木を植えておきました。」と言っておられたのですが、
その梅の木に、花が咲いているようなのです。

ただ、思い出してみますと、梅だとすると花が咲いてもよさそうですが
咲いているのを見たことがなく、この白い花が咲いているのさえも気付きませんでした。

では何の花（木）なのでしょう？？

そう思って、その花に近い１階のリビングから見ますと、
お散歩コースなどで見たことがある花なのです。

あれはたしか『ウワミズザクラ』という名前だったような気が…、
そんな曖昧な記憶だったので調べてみました。

その結果、ウワミズザクラで間違いなさそうで、
サクラ…といっても、普通の桜とは似ても似つかないのです。
幹も葉も花も、すべて違います。

今後は、我が家から見えるこの花が咲くのを楽しみにできそうです。


　花が見えにくいので、ちょっと大きくしてみます。


　ブラシのような形で白い花が咲いています。
　この木には、よく見ますと３０個以上の房がありますが、
　花が多く咲く木は、遠くからもわかるほど真っ白になって、とてもきれいです。


　こちらはお散歩コースに咲いていました。
　たくさん咲くとこんな風です。