北海道のお知り合い

「お元気でしたか？」

今日、お散歩をしていますと声を掛けられました。
声がした方を見ますと、道沿いにある別荘の２階のベランダに
そのお宅の奥さんがいらっしゃって、手を振っておられました。

「お久しぶりですね。」
「お元気でいらっしゃいましたか？」
そんな声を掛け合い、少しの時間でしたがお話をしました。

私たちが、そのお散歩コース近辺を歩くようになったのは、
今から１２年前でした。
ニセコエリアで最初に利用したコンドミニアムが
このあたりの人が言っておられる《ビレッジ》というエリアにあったのです。

最初の頃はそのエリアの中を散策しながら、
私たちが気持ちよく歩ける場所かどうかを観察していたのですが、
その当時、その別荘はありましたがお話をすることはありませんでした。
そのご夫婦をお見かけしたかどうかの記憶もありません。

それが、いつの頃だったでしょうか、声を掛けられたのです。
私たちがお散歩のために車を止めていた場所が、その別荘に近くでした。
別荘には週末に時々来ておられましたが、その時に我が家の車を見ておられたのでしょう。

札幌にお住いのご夫婦なのですが、お話をお聞きしていますと、
お父さんが魚釣りが好きだったので
そこ（ビレッジ）に別荘を建てて、時間がある時に札幌から来ておられたそうです。
その後、そのご夫婦が使うようになっておられるとのこと。

また、ご主人が山梨県でお仕事をしておられたことがあるとお聞きしたのですが、
それが声を掛けるきっかけだったのかもしれません。
我が家の車は、山梨ナンバーだからです。

いずれにしましても、あいさつ程度とはいえ、声を交わすようになってから
５～６年にはなると思います。
私たちには、北海道に親戚縁者はありませんし、
ふたりとも、人との交流を積極的にする方ではありませんが、
北海道で夏の３か月を過ごすようになって１２～１３年になりますから
こうして、お知り合いになる方があっても不思議な事ではありません。

お知り合いになり、お互いに元気で過ごしていることが確認し合える…、
そんな関係はいいですね。



　５～１０ｃｍ丈の柔らかな緑がきれいです。