想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

来た~

2022-07-28 21:41:49 | 日記
「あっ、来た~。」

そんな子供の声が後ろの方から聞こえてきました。
30m以上も離れていましたが、余程大きな声だったのでしょう。
とても良く聞こえましたから…。

今日、お散歩コースの折り返し地点を過ぎてから、
山に向かって緩やかな道を上っている時、
150mほど前方の物陰から、子供が出たり入ったりしているのが見えました。
どうやら、その道を上ってくる私たちの方を見ているようです。

朝の比較的早い時間帯でしたので、その道を通る車は少なかったのですが、
ちょっと危ないのではないかしら…と気になっていました。
近付くにつれて、保育園の年長さんくらいの年齢の男の子だとわかりました。
こちらの方を見ては物陰に隠れ、しばらくするとまた出てきています。
お父さんらしき男性が一緒のようです。

やがて、私たちは彼らのすぐそばに近付きました。
彼らのすぐ脇にある道は、私たちがスロージョギングをする道だからです。
その道に入ってスロージョギングを始めた私たちの後ろの方で、
「あっ、来た~。」と言う彼の声。

彼はどうやら、バスを待っていたようです。
その道の入り口にはバス停があるのですが、
そこからバスに乗る人はほとんど見たことがありません。
その次の停留所は、終点のホテルだからです。

ただ、彼が待っていたバス。
それは2階建てのバスなのです。
今年の7月15日~8月28日の期間限定で、2階建てオープントップバスが運行されます。
昼間は「ニセコパノラマ号」、夜は「ニセコナイト号」として1日最大16便が走るらしく、
2日間、3度まで乗り降り自由ということです。

な~るほど…

彼が「来た~。」と言った時、バスはまだ200mほど離れたところにある交差点で
信号待ちをしていましたが、待っていた彼にとってはバスの姿が見えて、
嬉しくて嬉しくて…、思わず叫んでいたのでしょうね。

お天気も良かったですし、良い思い出になることでしょう。


               バスは ⇈ここです。
 彼が待っているバス停を目指して、バスが坂道を上ってきます。
 私は、100mほど離れたところから写しています。


 彼らを乗せたバスが、次のバス停への坂道を上って行きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする