ホワイトデーに

「次のお買い物は、〇〇曜日になるよ。」

食材のお買い物に出掛ける時、主人がいつも言ってくれます。
どれだけの食材を買えばいいのかの目安にするためです。

先日のお買い物の日には、明日が次のお買い物予定日でしたが、
昨日、主人が「明日、行こうと思っているよ。」と言いました。

私は、お出掛けに関しては、基本的には、主人にお任せですから、
「は～い。」と返事をしました。

そして今朝になって、私はふと思ったのです。
『ホワイトデーって、いつだったかしら？』と。

毎年、ホワイトデーは、主人が外に連れ出してくれます。
ゆっくりとお茶を飲んだり、お話しをする時間を作ってくれるのです。

そして今日も、やはりそうでした。
他の用事もあったのですが、それを済ませてから、
甲斐市のモールに行きました。
手をつないで歩いた後、いつものスターバックスに…。

「あなたが好きなもの(ケーキ)を選んだらいいよ。」
主人は、そう言うと、いつものように、空いた席に座りました。

私は、二人分のホットカフェラテと、シフォンケーキ１個を注文しました。
ケーキは、いつもシェアします。
今日は、久しぶりに、クッキーアンドクリームがありましたので、それに…。

席に付き、カフェラテにカップを手に、二人で「お疲れさまです。」の乾杯。
主人が「今日は、ホワイトデーだから…。」と、笑顔で付け加えました。

私は、胸にぐっと来てしまい、思わず泣いてしまうかと思うほどでした。
今日がホワイトデーであり、それもあって、主人が連れて来てくれたことが、
どこかで分かっていたことなのですが、
主人の優しさが、改めて沁みてきたのです。

ありがとう…の言葉が、すぐに出なかった私ですが、
主人には、私の気持ちが届いていたと思います。

いつも、私を大切にしてくださって、ありがとう。
心から、感謝しています。
あなたと出会った時からずっと、あなたを愛しています。
本当にありがとう、あなた。


　今日の八ヶ岳です。