やっとの思いで…

今日、他の用事も兼て、食材のお買い物に行ってきました。

日用雑貨などのお買い物もありましたので、
まとめ買いの食材も含めますと、マイバックが５つになりました。

今のコンドミニアムは、建物がある敷地の隣に、駐車場があります。
買ってきた荷物を持って、広い駐車場の敷地を歩き、
建物に入ってからエレベーターに乗り、下りてからお部屋まで歩き…では、
私がたいへんだからと、重いお買い物袋は、主人が持ってくれます。
ですから、私は軽い袋だけを持ちます。
袋の数が少ない時には、重くても軽くても、主人が持ってくれます。
申し訳ないと思いながらも、
主人の「僕が持つからいいよ。」と言う言葉に甘えています。

そして今日、主人が大きな荷物を３袋分、私が軽めを２袋持って、
駐車場を歩き、エレベーター前に立った時、
『定期点検中』の札がぶら下がっていたのです。

「えっ～！！」
主人と顔を見合わせて、「知らなかったね。」

ということで、私たちは、狭い非常階段を上ることになりました。
しかも、４階までを…。
荷物を置いて休めるほど広い階段ではなく、
しかも、二人とも両手に荷物を持っているため、手すりが持てない状態。

私は、足がガクガクしてきますし、階段から落ちるのではないかしらと
不安にさえなりました。

更に、こんな時には、簡単にいかないことが続くものです。
非常階段を４階まで上がり、階段部屋から通路に入るため、
扉を開けようと思いますと、なんと、それが硬くて開かない…。

もしも、万一の火災時だったとしたら…どうなっていたことでしょう。

ともかく、今回は他には方法がないため、開けるしかありません。
主人は、やむを得ず、狭い階段にお買い物袋を置き、
力いっぱい、扉を引きました。
隙間ほどが開く程度で、簡単には開きません。
何度、その動作をしたことでしょう。

その結果、何とかドアが開き、やっと我が家に到着しました。
もし私一人だったら、帰り着くことができなかったのではないかしら…、
そう思うだけで、ゾ～ッとするようなお出掛けになりました。