想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

想う日

2017-11-22 22:12:42 | 日記
母を…、義母を…、想う一日になりました。

今朝、3時半頃、私たちは目が覚めました。
そんなに早く…です。

起きたから…とメールを取り込んだ主人が、
アメリカのスタッフのお母さんが亡くなられたことを教えてくれました。

そんな時間に目が覚めたのは、虫の知らせ…だったのでしょうか。

2~3日前、具合が良くないお母さんのもとへ帰省するという連絡がありましたが、
まさか、こんなに早く亡くなられるとは思っていませんでした。

彼女は、今頃どんな思いで過ごしておられるかしら?

そう思うと、それ以後も、少し寝付くことができませんでした。
もう、35年ほども昔のことですが、母のことを思い出しました。
誰に看取られることもなく、ひとりで逝った母でした。
その5年前に亡くなった父との暮らしがしあわせだったと言っていました。

悲しくて泣きたくて、残念で泣きたくて…、
でも、見送る一通りのことが終わるまで、泣かずに過ごしました。
苦しい時間でした。

義母は、私たちと温泉に行くのを楽しみに待っている人でした。
帰省しますと、地元の温泉に行き、背中を流してあげました。
「ああ~、気持ちがええわ。」という嬉しそうな笑顔を思い出します。
「あんたも流してあげるよ。あんたの背中は、私と比べると半分くらい、こまい(小さい)なあ。」と、
石鹸で泡泡になったタオルで、背中を流してくださいました。

私たちが帰省すると、お刺身は自分がさばいて作り、イカの塩辛も簡単に作り、
食べてもらうのを待っていたとばかりに、ごちそうしてもらいました。
揚げ物が上手で、カキフライやキスのフライなども美味しくて…。

その義母も、3年半前に亡くなりました。

亡くなってから、一緒にあんなことがしたかった、こんなことが聞きたかったと
思うことがありました。
今でも、そんなことを思う時があります。
母とは、義母とは、それほどの人なのでしょうね。

コメント
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