山菜の季節

春…、山菜の季節になってきました。
とはいえ、この辺りでは、ふきのとうは終わりましたが、まだ多くは出ていません。

数年前、お知り合いの男性が我が家に来られた時のことです。
我が家の庭に出ているタラの芽を見て、「食べないのなら、採ってもいいですか？」と
言われました。
「どうぞ、どうぞ」と言いましたら、ご夫婦とも大好きらしく、かごに一杯のタラの芽を採ってこられました。

それにしても、大きくなったタラの芽…ならぬ、タラの若葉まで採ってあります。
「それ、硬いと思いますよ。」と言いましたが、「てんぷらにするから大丈夫です。」と言って、帰られました。
後日、街角でお会いした時、「やっぱり、硬かったです。」と言っておられました。

我が家では、おなじみのワラビや蕗でも、山菜を採って食べることはありません。
山菜が特に好きということではないし、
何となく、お店に売っているものを買った方が安心のような気がするからかもしれません。

子供の頃には、庭のフキノトウや蕗、つくしなどを採っては、天ぷらや卵とじなどにし、
食卓に「春」が並んでいました。
物が豊かではなかった時代でしたし、田舎でもありましたので、そんな一品も楽しむことができました。

そういえば、昨年、北海道で食べた蕗の大きかったこと…。
北海道遺産に指定されているラワンブキは、高さ２～３ｍにもなるのですが、とても柔らかいのです。
スーパーなどでは、必ず見かけました。
また、車で走っていると、道端のあちこちに、大きな蕗がありました。
北海道…、でっかいどう…。

昔、そんなコマーシャルがありました。
そういえば、その頃、そんな言葉を印刷してあるＴシャツが流行りましたっけ？


　今日のお散歩コース…。
　森の中にも、山吹が咲きました。


　標高１１００ｍほどの、私達のお散歩コースの最高地点です。
　桜がきれいでした。


　その近くでは、モミジの葉が芽吹きの時を迎えていました。