●「フラット35」、11月の平均金利3.26%に上昇
住宅金融公庫は2日、民間金融機関と提携した最長35年の長期固定ローン「フラット35」の11月の適用金利を発表した。取扱315機関の平均は3.260%で、前月比0.167%の引き上げとなった。平均金利が上昇するのは3カ月ぶりで、2004年9月(3.370%)以来、約2年2カ月ぶりの高水準となった。
長期金利の上昇を受けて、公庫が各金融機関の調達金利にあたる提示金利を前月より0.170%高い3.05%に見直したため、連動して金利を引き上げる取扱機関が相次いだ。公庫の提示金利は03年10月の「フラット35」誕生以来、最高水準となった。
日銀が利上げに転じ、金利の先高観が強まるなかで、長期固定ローンのニーズは高まっており、消費者の住宅取得意欲に影響を与える可能性もありそうだ。
●震災後の生活費用を重点補償する地震保険
日本震災パートナーズ(東京都千代田区)は、震災後の生活に着目した生活再建費用を補償する新たな地震保険「Resta(リスタ)」を12月1日より販売する。
建替費用、補修費用、引越し、仮住家賃など震災時に臨時にかかる費用を補償する。
既存の地震保険には、主契約(火災保険契約)の30~50%の範囲内でしか契約ができないという条件があったが、Resta(リスタ)は火災保険の契約を一切条件とせず、しかも保険金額(補償額)は建物の時価額と関係なく、世帯人数に応じて選択することが可能。
住宅金融公庫は2日、民間金融機関と提携した最長35年の長期固定ローン「フラット35」の11月の適用金利を発表した。取扱315機関の平均は3.260%で、前月比0.167%の引き上げとなった。平均金利が上昇するのは3カ月ぶりで、2004年9月(3.370%)以来、約2年2カ月ぶりの高水準となった。
長期金利の上昇を受けて、公庫が各金融機関の調達金利にあたる提示金利を前月より0.170%高い3.05%に見直したため、連動して金利を引き上げる取扱機関が相次いだ。公庫の提示金利は03年10月の「フラット35」誕生以来、最高水準となった。
日銀が利上げに転じ、金利の先高観が強まるなかで、長期固定ローンのニーズは高まっており、消費者の住宅取得意欲に影響を与える可能性もありそうだ。
●震災後の生活費用を重点補償する地震保険
日本震災パートナーズ(東京都千代田区)は、震災後の生活に着目した生活再建費用を補償する新たな地震保険「Resta(リスタ)」を12月1日より販売する。
建替費用、補修費用、引越し、仮住家賃など震災時に臨時にかかる費用を補償する。
既存の地震保険には、主契約(火災保険契約)の30~50%の範囲内でしか契約ができないという条件があったが、Resta(リスタ)は火災保険の契約を一切条件とせず、しかも保険金額(補償額)は建物の時価額と関係なく、世帯人数に応じて選択することが可能。