天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

映画『探偵はBARにいる』大泉洋の気を惹こうといつも大胆挑発する姿に大爆笑の安藤玉恵を次回作も出演を

2012-01-10 21:27:47 | 日記
今日の日記は、ロンドン行き日本航空の機内サービスで鑑賞した映画『探偵はBARにいる』(2011年9月10日公開 橋本一監督 大泉洋 松田龍平 小雪主演)のことです。添付した写真は、札幌の劇場で収集した宣伝用パンフレットです。
この作品は、札幌旅行の時、私が観たいと思ったのですが、時間の都合がつかず断念した東映のハードボイルド風アクション映画です。だから、今回のイギリス旅行で、この映画がメニューに入っていたので、私はとても嬉しくなりました。
さらに、この映画『探偵はBARにいる』は、今回機内で私が鑑賞した11本の作品の中で、ベスト1の映画というとても良い感想を今持っています。原作は、札幌在住の作家・東直己氏“ススキノ探偵シリーズ”第2作「バーにかかってきた電話」です。
札幌歓楽街のすすきのを舞台にしても、東直己氏は地元の人だから、とても街の細部に拘って、物語を構成・進行させています。さらに、橋本一監督(注:東映唯一の社員監督で、時代劇、現代劇、任侠、戦隊ものまでジャンルを問わず幅広く演出する職人監督)も、実際にすすきのロケを効果的に行って、とても臨場感豊かな札幌御当地の娯楽作品に仕上げています。
また、主演の江別市出身俳優・大泉洋が扮する携帯電話を持たない”探偵”と北大農学部助手で彼の運転手兼”相棒”に扮した松田龍平のとても息のあった名コンビぶりは、既に製作決定した次回作も大いに期待させるものです。さらに、脇役陣も個性豊かな実力派俳優を配して、その熱演や怪演により、極上のエンターティメント作品になっていると私は思っています。
その多くの演技陣の中で、私がとても印象に残った人は、探偵が常連でいつも昼食をとる喫茶「モンデ」(注:現地ロケで実際に撮影したのは、今休業している某ストリップ劇場近くの喫茶店「トップ」)看板ウエイトレス嬢・峰子に扮した女優・安藤玉恵(注:1976年8月8日~彼女は上智大学外国語学部ロシア語学科中退・早稲田大学第二文学部卒、2004年に日本インターネット演劇大賞最優秀女優賞を受賞)です。
その喫茶店内で、艶ぽい格好をした安藤玉恵は、”探偵”大泉洋の気を惹こうと、いつも大胆に挑発してきます。その二人のシーンに思わず、私は大爆笑してしまいました。彼女はとても経歴豊かな女優さんですから、こんな台詞のないたわいのないワンシーンでも、とても印象に残る演技をしてくれています。
だから、私は、製作が決定している次回作に、安藤玉恵も必ず出演させてほしいです。さらに、欲を言えば、彼女に台詞を与えて何か喋らしてほしいです。橋本一監督に、衷心より私は御願いします。

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