天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

経費削減の為、別会社組織で対応し自社商品を販売する旅行代理店は顧客第一主義を無視し利潤を優先した会社

2010-04-06 21:57:28 | 日記
今日の日記は、私のGW休暇海外渡航先の候補の一つだった、タイ旅行を販売した最大手旅行代理業者の通販専門部(新聞広告による電話予約のみ)の顧客対応のことです。
私は、2月初旬の日曜日に、最大手旅行代理店の海外旅行の新聞広告を見て、とても安くてお得なコースだったので、次の日、この広告記事を切り抜き、この旅行代理店の都内営業支店に予約に行きました。
しかし、その応対した窓口嬢が、「この商品は、私の支店では対応できません。この商品は通販専門商品で、この電話番号に、予約の確認をして下さい。」とその番号メモを渡しながら、予約問い合わせ先がまったく違うことを、私に教えてくれました。
私がよくその広告を見ると、掲載されているのは電話番号と会社名だけで、その会社が普通掲載している支店営業網の表示はなかったです。同じ名前の会社でも、経費削減のためか?まったく別会社みたいな組織対応をこの商品はしているのです。
私は、その教えられた電話で、旅行予約の連絡をしました。その予約担当嬢から、私が選んだ「そのコースは、満員になって予約待ちのお客さんが28人もいらっしゃいますから、もう無理です。」とまったくけんもほろろの予約受付の拒絶回答を私は受けました。だから、私はカッチンときて、「キャンセル待ちの予約は出来るでしょう?まだ、3ヶ月も先だから、キャンセルする人も出る可能性もあります。その登録を御願いします。」と予約嬢に言い返しました。
その予約嬢は、「まず予約は無理ですよ!旅行案内と振込み用紙を送りますから、着いたら一週間以内に、その予約金を振り込んで下さい。」と私に断言しました。
キャンセル待ちでも予約金を支払うこの旅行代理店の予約契約の運用システムに、私は唖然としました。だから、私は「払った予約金は、旅行に行けなかったら戻ってきますよね!」と判りきったことを彼女にくどく確認しました。
一週間後、その旅行代理店から予約しようとした商品パンフレットが送られてきました。その書類の中に、「予約はできないがキャンセル待ちをする為、2月末までに手付金の支払いを強制する」会社のコメントが同封されていました。私は、このような顧客対応する旅行代理店にとても腹が立って、万一この旅行の空席が出ても、絶対に旅行は行かないと固い決意して、この送られた商品パンフレットを完全に破棄しました。
そうしていたら、3月中旬に発生したアピシット・タイ首相の退陣を求めて抗議活動するタクシン元首相派組織「反独裁民主戦線」(UDD)が引起すタイの国政不安報道です。UDDがバンコクで抗議活動を始めて、現在で3週間が経過しましたが、まったく事態打開のメドは立たず、その混乱はさらに拡大しています。さらに、読売新聞の4日の記事では、『観光業を中心に、経済的な影響も、深刻化してきた』とタイの不安な現状を大きく報道しています。
こんな重大な政情不安のタイ国には、いくら旅行代金が安くとも旅行予定者は、その旅行をすべてキャンセルしたのでしょう。だから、そのキャンセル待ち28番目で手付け金も払わなかった私のもとに、その旅行の予約ができるようになったと、3月末に連絡がありました。けれども、この政情不安の新聞報道に、何も触れたコメントが会社からなかったです。まったく顧客第一をまったく考えていない旅行会社です。私は、当然何も連絡せずに、その連絡を黙殺しました。
この最大手の旅行代理店の顧客対応システムと渡航先の国リスク管理のまずさが、如実に現れ出た「その予約コース実現のお知らせ」でした。
そして、経費削減の為、別会社組織でのみ顧客対応し、自社商品を販売するこの最大手旅行代理店は、顧客第一主義をまったく無視して、目先の利潤だけを優先した会社です。今の社会では、こんな顧客無視の企業意識では、とても生き残れないと私は思います。
この最大手旅行代理店の組織や意識の変革を、衷心より私は望みます。
コメント
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