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好きな映画とイロイロなこと・・・

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 2D字幕

2016-04-30 21:05:26 | 映画(し)



『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 2D字幕





解説等はこちら




監督・・・アンソニー・ルッソ / ジョー・ルッソ
出演・・・
トニー・スターク=アイアンマン: ロバート・ダウニー・Jr
スティーブ・ロジャース=キャプテン・アメリカ: クリス・エヴァンス
ナターシャ・ロマノフ=ブラック・ウィドウ: スカーレット・ヨハンソン
クリント・バートン=ホークアイ: ジェレミー・レナー
バッキー・バーンズ=ウィンター・ソルジャー: セバスチャン・スタン
サム・ウィルソン=ファルコン: アンソニー・マッキー
ジェームズ・“ローディ”・ローズ=ウォーマシン: ドン・チードル
ヴィジョン: ポール・ベタニー
ワンダ・マキシモフ=スカーレット・ウィッチ: エリザベス・オルセン
ブラックパンサー: チャドウィック・ボーズマン
アントマン: ポール・ラッド 他


※ネタバレ含む?



わぁ・・・凄かった!無理して公開初日に行った甲斐があった・・・超人VS超人の闘いが凄くないわけがなく。
破壊力、スピード、技・・・どれをとっても凄い迫力。

冒頭のアベンジャーズが分裂しちゃう理由を作ってしまった事件。
今までも、超人たちがいろんな敵、たとえば宇宙からの侵略者とかと闘うことによって起きる壊滅的な被害には、観客としてツッこんでました。
それはアベンジャーズに限らず、闘いものにはつきものの・・いやいやこれは一般人大勢亡くなってない?ってシーンがたくさんある映画が多いから。
そこに焦点を当てたのは初めてじゃない?

実際、地球を守る為には多少の犠牲は仕方ないという考え方じゃないと、この大きな星を守ることは出来ないとは思う、そこに触れなかった今までの作品は、映画だもん。フィクションだもの~現実じゃないもん。って逃げ道があった。
けど、今回そのことを発端として起きる正義の味方の分裂は、どんな社会であっても“起こりうること”を示しているなぁと。
いくらチームワーク良く、同じ目標に向かって進んでいても、ほんの小さな亀裂から大きな争いになるという怖さ。そしてヒーローだからと一目置かれていても、ちょっとしたことで手のひら返されてしまう。
すご~~~い迫力のアクションヒーローものではすまされない正義の裏の闇も感じます。

どちらに付くかと問われれば~私は、アイアンマン。トニーの意見に同調するわ。
だいたいキャプテン・アメリカは説明が足りないのよね~~~。もっと詳しく経緯を述べたら、トニーだっていい案出してくれたかもしれないのに・・・
長く生きてるからか(笑)頑固オヤジになってて~扱いが難しい。


今回たくさんのメンバーの中で好きだったのは・・・
アイアンマンの新しい変身(飛んでる時のカッコよかった!)と
ブラック・ウィドウの華麗なアクション。一番生身に近いのにあの身体能力憧れる~~~。スカヨハちゃんはどこまでやってるのかな~。

顔的にはウィンター・ソルジャーが好みなんですが・・・ふふふ。


二つ疑問が・・・
スパイダーマンのことは触れちゃいけないの?パンフの紹介のとこにも一切書いてないし。画像も載ってないの。なんだかこれって言っちゃいけないことなのかな~?って。
メイおばさんのマリサ・トメイ(おばさんじゃない!若すぎ!!)はエンドクレジットにも名前載ってたし~カメオではないはずなのに。触れてはいけないパンドラの箱?
トム・ホランドのピーターは、まだまだ違和感があって。まぁ私の場合は、トビー版に一番感情移入してるから仕方ないのですが。慣れるかな?

もう一つの疑問は・・・
ブラックパンサーのこと。彼はワカンド国の皇太子さんな訳で、あのスーツってどっから持ってきた?超人になる過程ってありましたっけ??


ソーとハルクが行方不明っていう設定には苦笑。アベンジャーズメンバーとして連絡だけは取れなきゃ。イザって時困るよ~~。

ポッツと別れたことになってるのは、グウィネスが出れなかったからですか?なんか、ただでさえ敵ばかりの中で、心の支えであるポッツが居ないことが余計アイアンマンが可哀相に思えて。そこへ持って来て“友の為”“友の為”と言うことを聞かないキャプテンに腹が立って・・・
あ~~~私、かなりアイアンマン寄りだぁ(爆)

エージェント13の美女、「ウィンター・ソルジャー」から出てるんだよね。私全然覚えてない><;

アントマンの巨大化ってネタばれになるのかな・・・

そういえばファルコンとローディがごっちゃになるのって私だけ?(笑)

エンドクレジットの後にも映像があります。とちゃんとテロップ出てるのに
未だに帰る人が多いのは、な~ぜ~~?別にいいって人かな・・・
それかエンドロールの曲の後にチラッとワンシーンあったから、あれで終わったと勘違いしたってこともある?オマケシーンがいいのになぁ。

さ~て次はなんだっけ?
マーベル作品キャラも多いし、あちこちリンクしてるし・・・混乱!



マリー的お気に入り度・・・ ★9個近く

『ズートピア』 2D吹替

2016-04-24 22:43:41 | 映画(す)




『ズートピア』 2D吹替




解説等はこちら



監督・・・バイロン・ハワード / リッチ・ムーア / ジャレド・ブッシュ
製作・・・クラーク・スペンサー
製作総指揮・・・ジョン・ラセター
声の出演・・・
(日本語吹き替え版)
ジュディ・ホップス: 上戸彩
クロウハウザー: 高橋茂雄
ニック・ワイルド: 森川智之
ライオンハート市長: 玄田哲章
チーフ・ボゴ: 三宅健太
ベルウェザー副市長: 竹内順子 他
ガゼル:シャキーラ




う~~ん・・・面白かった!!!
これはただの子供向けディズニーアニメではないですね~。肉食動物VS草食動物。。動物界の光と闇にさりげなくスポットを当てて・・・
ウサギは儚くて可愛い、キツネはずる賢い・・・そんなこと誰が決めた?先入観で人を(人じゃないけど)見てはいけないって、まず大切なこと教えてくれるよね。
新しい生活に大きな夢を描いて飛び込んだのに“偏見”という壁にぶつかってしまうウサギのジュディ。
そこにひょんなことから仲良くなったキツネのニックが自分もぶつかってしまった過去を打ち明け“夢を叶えよう”と助けてくれる。2人が掴む未来は・・・?


そもそも“ズートピア”とは?
動物たちが人間のように暮らす“楽園”、誰もが夢を叶えられる、人間も顔負けの超ハイテク文明社会。
そこは、あらゆる種類の動物たちが平和に共存するこの理想の大都会。
ヒトはどこにいるのかな?なんて野暮なことは考えちゃいけません・・・
全ての動物たちが二本足で歩いていて、そこに全然違和感感じないのが不思議。

ジュディが捜査の為に、ニックに連れて行かれる“ちょっといかがわしい場所”(笑)では、動物が服を着てなくて裸(いやいや、こっちが普通なんですけど~)
それをジュディがめっちゃ顔を赤らめて、あっち向いちゃうとこが私的ツボ。マニアックですみません~

行方不明者を発見して、ジュディが一躍時の人に・・・で普通に終わるのかと思ったら、ここからが本番でした。
このストーリー、凄く練られていて凄いって思った。普通にこのまま警官もの1本出来ちゃう感じですもん。

私なんて、ライオンハート市長が怪しい・・・とか思ってて、ちゃんとミスリードされてる(いつでも作り手さんの思うツボ 爆)
黒幕はなかなか意外な人物(動物)で推理作品としてもかなりいいと思う。

最初の方で、ジュディが助けるネズミちゃんが、裏社会のボスの娘とか。それがまた後で利いてきて、なるほど~です。

私がツボったもう一つは狼の遠吠え。本人たちにその気がなくても、条件反射で吠えてしまうところが本当に可笑しくて・・・笑った笑った。
後、ナマケモノのあのゆ~~~~っくり加減はもう笑うしかなかったけど・・・ナマケモノって動作がのんびりしてる動物だっけ?暇さえあればただ寝てる動物じゃなかった?ナマケモノが職員の免許センター、一生行きたくない・・・一日以上かかっちゃう!
ラストのスピード違反でも笑った!!←これは実は予想出来た。


ジュディが上戸彩ちゃんだって知らなくて、エンドロールの名前で知った。気付かなかったよ~~~。
彼女上手いね。すご~~く合ってた♪実写でも彼女でいいかも(笑)


ニックの声が森川さんで、こちらもイケメンっぽくてカッコよかった!
これ実写にしたら、ニック役はどのイケメンさんがいいかな~なんて考えてた。小栗くんとかだと甘すぎるかな?向井くんかな?顔的に・・・


などと考えながら・・・観ておりました。

ニックが作ったアイスを通勤帰りのハムちゃんがずら~~っと並んで買って食べるとこ、超可愛かった。
受付のチーター、クロウハウザーさんが顎にドーナツ挟んでてて気付かないとことか細かい笑いが散りばめられてますよ~。

はい。ここで
教訓1 危険な場所ではケータイの電源はオフに・・・ ←こちら命に関わります。
教訓2 夢はあきらめないこと。 ←この映画のテーマですね。




マリー的お気に入り度・・・ ★9個(本当に面白かった!オリジナルも観て(聴いて)みたいな)


『レヴェナント:蘇えりし者』

2016-04-22 21:03:20 | 映画(ら行)





『レヴェナント:蘇えりし者』






解説等はこちら




監督・脚本・製作: アレハンドロ・G・イニャリトゥ
ヒュー・グラス: レオナルド・ディカプリオ
ジョン・フィッツジェラルド: トム・ハーディ
ヘンリー隊長: ドーナル・グリーソン
ジム・ブリジャー: ウィル・ポールター
ホーク: フォレスト・グッドラック
エルク・ドッグ: デュアン・ハワード
アンダーソン: ポール・アンダーソン
マーフィー: クリストッフェル・ヨーネル
スタッビー・ビル: ジョシュア・バージ
ジョーンズ: ルーカス・ハース
フライマン: ブレンダン・フレッチャー
ハイカック: アーサー・レッドクラウド
ヒュー・グラスの妻: グレイス・ドーヴ 他





いや~~~~凄かった!!
凄かった!しか言えない・・・本当に凄かった!しつこい?(笑)凄かったこと列記します・・・ネタバレもあります。






何が凄いって、一番凄かったのはグリズリーとの闘い。
CGだなんて信じられない。本物かと思ったわ・・・本物の熊があんな演技出来る訳ないのにね。でも、本当に本物とみまごうばかり・・・
今までも巨大熊と戦うシーンって、イロイロ見たことはあったけど
人間相手に、爪でえぐる・・・噛みつく、圧し掛かる!咥えて放り投げる。やりたい放題・・・
あんなにも執拗に、何度も何度も攻撃しては息をしているか確かめて又攻撃とか・・初めて見た!でも実際そうなんだろうなって思わせるリアルさ。私は怖くてここで泣きそうになったわ。
蜂蜜なめてるクマのプーさんとは全然違う!!←当たり前

どうやって撮ったんだろう?と思ったら、こんな風に人間が演じてCG処理だって。
違和感全くなし。クマの毛並みとか怪我したとこから滲む血とか、本当にリアルすぎ。クマ単体でも素晴らしいのに、グラスとクマが絡み合いながら闘うシーンだって本当に凄い迫力。
2人(性格には1人と1体)が崖から転がり落ちて、熊の下敷きになるシーンまで一切違和感ない!凄すぎる・・・


凄いのはグリズリーだけじゃありません・・・
レオ様・・・本当に素晴らしかったです。これでオスカー獲れなかったら全世界からブーイングだったかも???
でも、台詞はホント少ないです。しかも普通に英語喋ってるシーンなんて、ほんのちょっと。後はアメリカ先住民の言葉(ポーニー族?)か、クマに喉をえぐられたので声がかすれて漏れるヒューヒュー音みたいな響きかで。ほとんどは表情、特に目の演技です。
瀕死で今にも命の灯が消えそうな目。
動けない身体で目の前で最愛の息子を殺される時の目。
復讐を誓う決意の目。
とにかく凄い・・・


凄いのはレオだけじゃありません・・・
映像が凄い・・・
撮影に感じられるこだわりの数々。寒さで息が凍りそうな時、話す役者さんの息が白くなって視界が曇る・・・全編ほとんど森の中ですが、自然光で撮影したという映像は、観ているだけで寒さが伝わる。見渡す限りの雪原。身も心も凍りつきそう。
その冷たい川の流れに身を浸すシーンも多いのですが、温かい衣服を身に付けている私までぶるぶるしました。動物の毛皮や馬の体内のぬくもりを見ているだけで感じとれるほど。
森の中で木々の間から空を見上げるシーンも効果的に使われてて・・・
とにかく映像も凄い!


凄いこといっぱい挙げてきましたが・・・
最後にもうひとつ。
追われる者、追う者、そしてそれをまた追う者・・・
たったそれだけ(言い方)なのに、2時間37分の長さを感じない!凄い!!


ひとつだけツッコませていただくと・・・隊長、見る目なさすぎ~
フィッツジェラルドの行動、言動見てたのにあの場面であの場所に残していくのおかしいでしょ。いくらナルニアのいとこ(ブリジャーのこと 笑)も一緒だからって。あの状態で残していくのは、隊長自身もフィッツジェラルドにやってもらおうと考えていたように感じたけど?
だから罰が当たったのかな・・・


レオが鼻の骨を折ったのはフィッツジェラルドとの斧VSナイフの激しい闘いのシーンかな。
こちらも迫力ありました。


「復讐は神の手にゆだねる」の結末。私だったら自分の手でじわじわと傷めつけてやりたい!とか思ってしまうのはまだ人間が出来ていない・・・
あの助けた女性を探していたんですね・・・アリカラ族の族長。
なるほどって感じです。


冷気も温もりも感じられる映画。
坂本龍一さんの音楽もとてもよかった。

グラスの息遣いが最後の最後まで効果的に使われていました・・・






マリー的お気に入り度・・・ ★9個(凄かった・・けど・・でも、疲れた・・・)


『スポットライト 世紀のスクープ 』

2016-04-20 22:35:16 | 映画(す)


『スポットライト 世紀のスクープ 』




解説等はこちら   




監督・脚本・・・トム・マッカーシー
出演・・・
マイク・レゼンデス: マーク・ラファロ
ウォルター“ロビー”ロビンソン: マイケル・キートン
サーシャ・ファイファー: レイチェル・マクアダムス
マーティ・バロン: リーヴ・シュレイバー
ベン・ブラッドリー・Jr.: ジョン・スラッテリー
ミッチェル・ガラベディアン: スタンリー・トゥッチ
マット・キャロル: ブライアン・ダーシー・ジェームズ
ジム・サリヴァン: ジェイミー・シェリダン
エリック・マクリーシュ: ビリー・クラダップ
フィル・サヴィアノ: ニール・ハフ
ピート・コンリー: ポール・ギルフォイル 他



第88回アカデミー賞作品賞&脚本賞 W受賞ということで、楽しみにしてました。
記者たちが、一番尊敬されるべき教会の神父さまの闇を暴くのだから・・・様々な妨害に遭いながらも力を合わせて闘い抜くお話なのだろうと勝手に思ってました。全然違ってた。

派手な妨害シーンもなければ、ゴォっという盛り上がりもなく、ただひたすら地味に証拠を集めるのみ。
実際にそうだったのでしょうが、もの凄い数のリストを作り膨大な資料に目を通し、コピーして、その文章の信憑性を検討し・・・実際に会いに行き直接話を聞く。気が遠くなる地道な作業。
普通だったら、途中で中だるみしそうなものだけど最後まで集中して観れました。
さすがアカデミー作品賞に選ばれるだけあるなぁ・・・


それにしても70人以上の神父の性的虐待をカトリック教会そのものが隠ぺいって!酷すぎるお話。
しかも大昔の話ではなく近年ですよ?信じられない。

冒頭の警察署のシーンで、あきれて開いた口が塞がりませんでしたが、これはほんの序章でしたね・・・
悪戯ではすまされない子供たちに残る身体と心の傷。被害者が語るシーンは本当に少なくて、それはきっと意図的だと思うのですが~淡々と進んでゆくのに心にズシリと圧し掛かってくる感覚。それは想像するだけで伝わる苦痛。

ただ私がキリスト教信者ではないこともあるのでしょうが
教会、神父・・・その存在感がそこまで重要に感じられない。これが日本ではどういう立場の人がやっていたのだろう?と置き換えてみたり。余計なことをしてしまった。


個人的には
ロビー役のマイケル・キートンと紅一点サーシャ役レイチェル・マクアダムスがよかった。
マイケル・キートンって『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』の方でしたね。すっかり忘れてた・・・
レイチェル・マクアダムスはいつものキュートさとか一切封印して、美しいのだけどそんなに“女”を感じさせず、かといって男勝りでもなく~という微妙なラインが上手かった。
勿論、マーク・ラファロさんもよかったし・・・役者さんみんな自然体で、さりげないとこがよかったです。
あっ・・・スタンリー・トゥッチが毛があって、最初分からなかった・・・←


気になったのが
そういうことをする神父の多くは精神年齢が12~13歳・・・云々という発言。
そんな人に人生の悩みや、神と共にどう生きるか?とか相談してるってこと?あり得ないわぁ~~~。そんな人間から何を学べるというのか・・・
というか、逆にそんな幼稚な人間だから性的虐待に走るのか。そもそも、なぜそんな人間が神父になれるの?
気になることばかり。その回答はなかったことがちょっと気がかりなんですが・・・


この事件を暴くきっかけとなった局長さん?の提示、決断・・・これがなかったら発覚しなかったかも。と思うと本当に怖いことですね。
こういう埋もれてしまっていることって、きっとたくさんあるのではないでしょうか。




マリー的お気に入り度・・・ ★8個+半以上


『あやしい彼女』

2016-04-08 21:43:04 | 映画(あ行)



『あやしい彼女』



解説等はこちら  



監督・・・水田伸生
出演・・・
大鳥節子: 多部未華子
瀬山カツ: 倍賞美津子
小林拓人: 要潤
瀬山翼: 北村匠海
相原みどり: 金井克子
中田次郎: 志賀廣太郎
中田麻衣子: 三鴨絵里子
アンナ: 越野アンナ
若島津: 久保佑太
岬: Kilt
写真館店主: 温水洋一
瀬山幸恵: 小林聡美  他




韓国版『怪しい彼女』 は、その年(2014年)のベスト10にも入れるぐらい大好きだったので、こちらも楽しみにしてました。

リメイクされた中国版『20歳よ、もう一度』 は良かったけれど、あまりにもソフト路線で、ちょっと物足りないとこもありました。

孫息子のバンドが最初はパンクだったのも中国版ではなかったし。(元EXOの可愛いルハンだから、白塗りなしだったのかな?笑)
実は、私が主人公の次に気になっていたのが孫のキャスティングなので、最初から語ってますが・・・苦笑
韓国はB1A4のジニョン、中国はルハン

そして日本は・・・北村匠海。ゴメンなさい・・・知らない。
でも彼も、実際に演奏も出来るし~歌える子だったのでよかったです。←結局・・・

次に重要なプロデューサー(イケメン探し)は中国のチェン・ボーリンが一番好きだったかな。

最重要な若返った20歳の娘役、多部ちゃんは良かったですね~。どの洋服も似合ってて、キュートだったな♪
彼女って万人から好かれる感じですよね。嫌みのない可愛さ。歌はどうなんだろう?と思っていたら、これが上手い上手い。
懐かしい曲を爽やかに歌いあげてました。「悲しくてやりきれない」は聴いてるだけで、思わず涙がポロリ・・・

3作ともに共通してるのは、若い頃に夫を亡くして苦労して苦労して子供を育てたということ。なんの資格も持たない女性が頼る者もなく、たった一人で生活し子供を育てあげるということは本当に大変なことで。のほほんとしてるこんな私でも子育ては大変なので
その苦労は十分に分かります。
肩肘張って、世の中に対して自分は負けない!という態度を常に示していないと足元すくわれちゃいますから。
そんな背景には、やはり・・・一人娘より、韓国・中国と同じ一人息子とその嫁~という方がよかった気もするんですよね・・・

芸達者な小林聡美さんはいいんですが・・・若い子に編集長の座を奪われっていうとこが母だけではなく娘にも焦点が当たってしまって、
少し方向がずれてしまった気がして。


曲もいいし。ストーリーもいいし
笑って泣いて、本当に好きな作品なのですが~日本版しか観ていなかったら・・・もっともっと大絶賛だったけど

私はやはり韓国のが好きです。
とことん毒舌ば~ちゃんが好きです。

韓国>日本>中国 ってカンジですね。それでも、絶対観て損はない・・・みんなにオススメ出来る作品で~す。是非劇場で・・・
カメオではなく、ちゃんとエンドロールに名前も流れるイケメンさんも登場しますよ。
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今をときめく野村周平さま・・・




マリー的お気に入り度・・・ ★9個(ちょっとオマケ)