pure breath★マリーの映画館

好きな映画とイロイロなこと・・・

2011年劇場鑑賞★マリー的BEST10★

2011-12-31 15:08:05 | ★映画★
                           


ここ数日、悩んでました(大げさ?)
というのも・・・今年はジョニー作品が3本も公開されたというのに、私の中でトップ10に入らないという切なさ。
その代わり、今年はアンディが入ってるからいいかな~?なんて安易でしょうか・・・

でも、ジョニーにはもっともっと良い作品に出演してもらって~来年はきっとってことで(勝手に〆てます)

毎年順位なしで10本決めてますが~~~
私の中で、一番心に響いたのは・・・『アジョシ』だった。
アンディの香港ノワールにどっぶり浸っていた頃なら分かるのだけど、こういうバイオレンス要素のものを選んだ自分にちょっと驚いた。

どうしても1年の後半の印象が強くなるけど、それだけじゃなく~好きな作品が後半に一気にやってきて、
その中でも『リアル・スティール』や『ミッション:インポッシブル』は大好き~~~。『ニューイヤーズ・イブ』もよかったけど今回は外しました。

まだレビュー書けていない作品もあるのですが(汗)一応選んでみた。

毎年楽しみにしている皆様のベスト映画~ お正月以降にじっくり楽しませていただくことになるかもしれませんが
とりあえず私が選んだお気に入り作品を発表します~。



< 2011年 マリーが選んだ“これは良かったBEST10”>

お気に入りを10本選んでいるので、順位は、なしです。 (観た順)


◆ 『ブラック・スワン』

◆ 『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』

◆ 『マイティ・ソー』

◆ 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』

◆ 『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』

◆ 『アジョシ』

◆ 『新少林寺/SHAOLIN』

◆ 『クロエ』

◆ 『リアル・スティール』

◆ 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』


次点5本
◆ 『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』

◆ 『ジュリエットからの手紙』

◆ 『ゴーストライター』

◆ 『海洋天堂』

◆ 『127時間』




『ブラック・スワン』
ナタリーも素晴らしかったし、バレエシーンにもうっとり。現実と幻想の世界に浸りました。
妖しげなミラ・クニスも良かった。

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』
プロフェッサーXとマグニートー、2人の原点に心ときめきました。
アメコミ大好き!とても面白かった!
これを観て、また1から観直したくなった。

『マイティ・ソー』
こちらもアメコミ。やっぱりアメコミ好きだな~。
オレ様的なソーがとってもよかった。これからの展開にもワクワク♪

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
10年間、楽しませてくれたハリーたちに感謝。原作もあえて読まず、ラストどうなるのだろう・・・って
ワクワクさせてくれた。ありがとうの意味も込め・・・

『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』ジェームズ・フランコがよかった~!全編通して切なくて、人としてどうあるべきかとか考えさせられて。

『アジョシ』
これは嵌った~!ウォンビンの魅力に尽きるかもだけど~“今の彼”に凄く合っていた。
目を背けたいシーンも多いのに、何回でも観たい作品。

『新少林寺/SHAOLIN』
久々に一般の方にもアンディの良さを知ってもらえた嬉しい作品。
人間ドラマとアクションのバランスもよかった。

『クロエ』
同じアマンダ・セイフライドの『ジュリエットからの手紙』と迷いましたが~こちらを。
ジュリアン・ムーアも光っていて、ミステリアスな雰囲気が好き。

『リアル・スティール』
文句なしに面白かった!!安心して観られる作品~。
ヒューはカッコいいし~ダコタくんは可愛いし・・・

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
まさにザ・映画!ってカンジ。ずっとトムちんに演じて欲しいイーサン・ハント。
映画っていいな~って心から思える作品。

次点の5作品は・・・

◆ 『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』
ジャック船長がマイ・ベスト10に入らないなんて・・・自分で哀しいわ。
でも、やっぱり正直にならないと・・・呪われた海賊たちが懐かしい。

◆ 『ジュリエットからの手紙』
アマンダちゃんのラブストーリー。私はとても好みでした。こんな出逢いってステキだ~♪

◆ 『ゴーストライター』
ユアンもよかったの~。ああいうトーンの映画凄く好みで・・・ラストの余韻も○

◆ 『海洋天堂』
ジェットのこの作品、色々な意味で問題提起もあります。もっともっとたくさんの方に観てもらいたいと思える作品。
映像が本当に美しいです。

◆ 『127時間』
ほとんど動きがないのに素晴らしい躍動感。こちらもジェームズ・フランコくん。今年は彼とアマンダちゃんがマイブームかも?




今年も皆様とたくさんお話が出来て、とても楽しかったです。
どうもありがとうございました♪

更新もなかなか出来ない私ですが、来年もどうぞよろしくお願い致します。


『ニューイヤーズ・イブ』

2011-12-28 20:10:55 | 映画(な行)
            大晦日のニューヨーク
                失くした絆を取り戻そうとする8組の人々に起きる、奇跡の物語



『ニューイヤーズ・イブ』
監督・・・ゲイリー・マーシャル
出演・・・ジェシカ・ビール、ジョン・ボン・ジョヴィ、アビゲイル・ブレスリン、リュダクリス、ロバート・デ・ニーロ、ジョシュ・デュアメル、ザック・エフロン、ヘクター・エリゾンド、キャサリン・ハイグル、アシュトン・カッチャー、セス・マイヤーズ、リア・ミシェル、サラ・ジェシカ・パーカー、ミシェル・ファイファー、ティル・シュヴァイガー、ヒラリー・スワンク、ソフィア・べルガラ 他


 【解説】
大みそかのニューヨークを舞台に、きずなを取り戻そうと奔走する人々の再生と希望の物語が展開する感動ドラマ。監督は、『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル。ロバート・デ・ニーロ、ヒラリー・スワンクといったアカデミー賞受賞スターからザック・エフロン、アビゲイル・ブレスリンといった若手まで、超豪華キャストが顔をそろえている。タイムズスクエアで行われた年越しカウントダウンイベント中に撮影を敢行したことも話題に。

 【STORY】
間近に死が迫った病人と、そんな彼を見守る看護師。去年の大みそかに遭遇した女性と交わした約束を忘れることができない男性。以前付き合っていた相手と偶然に再会した男女。さまざまな事情を抱える8組の人々が、大みそかのニューヨークで愛や勇気と向き合うことに……。



やっと時間を作って観て来ました~。
予想通り面白かった!
ただ8つのエピソードが私には多すぎて(笑)最初こんがらがった・・・
こんな豪華なキャストだから、役者さんに目を奪われすぎたのもあるかな。。。

好きなエピは、そうだな~

アシュトンの“エレベーター停止”は彼が素敵だから、お気に入りとして~(あのシチュエーションには独身美男美女は必須条件 笑)

ザックの“メッセンジャーボーイ願い叶えます”は中年女性の自分としては憧れるし・・・

身につまされるのは、サラとアビゲイルちゃんの“娘にとって本当に幸せなことは”親が過保護すぎると子供は不幸~。
そして、子供の為に子供の為にと自分を抑え込むのはどうなんだろ・・・って。
ここでのアビゲイルちゃんの友達のママ(いつでも、どこでもこっそり見てる)が可笑しくて~。私もどちらかというとこんな?って。
いや、実際しませんけどね~(笑)

全体を通して関係しているヒラリー・スワンクのエピソードは、最期のシーンが切なくて
でも温かい涙がこぼれた。
 
ジョン・ボン・ジョヴィって演技上手いのね。
普通にさりげなくジェンセンって歌手を演じていた。歌うシーンはさすがステキ~♪
バックコーラスのエレベーター彼女=リー・ミシェル。ペネロペにもちょっと似ていて可愛くて歌上手かった~♪

妊婦対決は、あそこまであからさまではないでしょうが~賞金かかったら、頑張っちゃうかもね~。
笑えるシーンが多かった。ジェシカ・ビール頑張ってた。
イモやアンチョビって聞いたことないけど・・・出産早めるのは、やっぱり動く!歩く!がいいんじゃなかった?

ミシェル・ファイファーが行く美術館の世界地図、素敵でした。
彼女がひとつひとつクリアーしていくのワクワク♪一緒に嬉しくなってしまった。

ジョシュ・デュアメルのお相手って誰なんだろう?って最後まで分からなかった・・・
ここも憎い演出だった。(ヒラリーかと思わせておいて~ハル・ベリー?あれれ?うふふ・・・みたいな?)


日本の年越しって、家族と紅白歌合戦見て~その後みんなで静かに除夜の鐘を聴く・・・という姿が一般的だった。
今は結構様変わりして・・・恋人や友人と過ごすってNY式が増えているかな?

NYに住んでいたら、絶対行ってみたい年越しだわ~~~。
巨大ボールがキラキラしてて紙吹雪が舞って~そこにいるみんなが幸せそうで~
哀しいことがあっても、辛いこともたくさんたくさんあっても、新しい年はきっとステキなことが待ってる。
いい年になる。
そう信じられる気がする・・・

この映画を観終わった時も、そんな気持ちになった。
温かくてハッピーになれる映画っていいな。
今年中に鑑賞出来てよかった!!


エンドロールのオマケシーンも楽しかった!、カチンコ持ってみんなとっても楽しそう~。
ジェシカが赤ちゃんじゃなくて、『バレンタインデー』のDVD産んでる~(爆)とか可笑しかった!
車椅子に乗ってるのがデニーロじゃなくて、、、あれぇ?とか声出して笑っちゃった。

一番上のポスター画像のシルエットって誰と誰だろう?
サラとジョシュ・デュアメル?
ザックとミシェル・ファイファー?  

タイムズスクエアの巨大スクリーンの広告は最初から最後まで「TOSHIBA」のロゴが流れていたのが印象的だった。


マリー的お気に入り度 ・・・ ★9個 (大好きな『ラブ・アクチュアリー』よりちょっとわかり難かったし・・・)


『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』 2D日本語吹替え

2011-12-20 22:12:02 | 映画(た行)
               今、勇気ある冒険が始まる!!


『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』 2D日本語吹替え
監督・製作・・・スティーヴン・スピルバーグ
製作・・・ピーター・ジャクソン / キャスリーン・ケネディ
原作・・・エルジェ
声の出演・・・ジェイミー・ベル、アンディ・サーキス、ダニエル・クレイグ、サイモン・ペッグ、ニック・フロスト 他



 【解説】
数多くの名作を生み出したスティーヴン・スピルバーグが監督を務め、世界中で愛されている漫画「タンタンの冒険」を映像化した冒険ファンタジー。17世紀に姿を消した帆船ユニコーン号の模型を手にした少年タンタンが、愛犬スノーウィと共にその行方を追う姿を生き生きと映し出す。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソンが製作に参加し、最高のVFX技術を提供。原作のイメージを損なうことなく新たに生まれ変わった冒険記に目が離せない。

 【STORY】
ある日、タンタン(ジェイミー・ベル)は、ガラスケースに陳列されていた帆船の模型に魅了され購入する。ところがその直後から、彼は見知らぬ男たちに追いかけ回されるハメになる。何とその船は17世紀に海賊の襲撃によって消息を絶った伝説のユニコーン号で、模型のマストにはある暗号が記された巻物が隠されており……。



時間の都合で2D日本語吹替えで鑑賞~♪
あの~~~タンタンって何歳なんですか?なんで一人暮らしなんですか?
基本的なこと知らないんですけど~

以前予告編を劇場で観た時にアニメから途中で実写になった気がして~両方を組み合わせた映画かと思ってた。
それだけリアルだってことなんですね~。
実写ではとても映像化出来ないシーンがたくさんあって、楽しめた。
原作の世界をパーフェクトに再現するために採用されたのは、フルデジタル3Dパフォーマンスキャプチャーと呼ばれる最新技術。
スティーヴン・スピルバーグとピーター・ジャクソンの夢の競演~は大成功みたい。


タンタン、イーサン・ハントばりに、これは無理だろ~ってことも楽々こなし・・・
あんな砂漠に不時着しても、ちゃんと助かってしまう。
タンタンっていくつだろう?という疑問がまた・・・
バイクも運転してたし・・・飛行機までも(まぁ飛行機は免許持ってないみたいに言ってた 笑)
なんでも出来る子!
それにお金持ち~高そうなユニコーン号の模型をぽんと買ってた。


スノーウィってか~わいい!!!
あんなワンコ飼いたいって誰でも思うよ。
頭もいいし・・・でもちょっと食いしん坊~なとこが又可愛い。


あのハドック船長って、タンタンとコンビを組んでこれから色々冒険するのかな。
ちょっとアル中気味で、私はイライラしちゃうことが何度かあり・・・(汗)


デュポン&デュボン・・・
“双子でも親戚でもないのになぜかそっくりなインターポールの敏腕刑事”だそうで・・・
絶対双子でしょ~~紛らわしいし~~~


ユニコーン号に隠された秘密が少しづつ解明されて、敵役であるサッカリンが要所要所に現われて・・・
ワクワク・ハラハラ・・・大人も子供も楽しめると思う~。

アドック卿の古い邸宅の執事?サッカリンの手先かと思ったら、違ってた・・・

できればオリジナル声優さんで聞きたかった。
ジェイミー・ベルやダニエル・クレイグ、サイモン・ペッグ~~~あ~~聞きたかった!

あれ?なんだかほとんど感想らしい感想を書いてないような。
まぁいいっか(笑)最初から最後まで、面白かったです~そんな感じの作品。

マリー的お気に入り度 ・・・ ★8個ちょっと





『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』

2011-12-17 00:27:48 | 映画(ま行)
NO PLAN. NO BACKUP. NO CHOICE.




『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
監督・・・ブラッド・バード
製作・・・J・J・エイブラムス / ブライアン・パーク / トム・クルーズ
出演・・・トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、ポーラ・パットン、サイモン・ペッグ、ジョシュ・ホロウェイ、ヴィング・レイムス、レア・セドゥー、トム・ウィルキンソン、ミカエル・ニクヴィスト 他


 【解説】
トム・クルーズがすご腕スパイ、イーサン・ハントを演じる人気アクション・シリーズの第4弾。爆破事件への関与を疑われ、スパイ組織IMFを追われたイーサンたちが、容疑を晴らすべく黒幕との危険な駆け引きを繰り広げる。『Mr.インクレディブル』のブラッド・バードが初の実写映画でメガホンを取り、『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナーや『プレシャス』のポーラ・パットン、『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のサイモン・ペッグがチームのメンバー役で共演。世界一の高層ビルでトム自身が見せる驚異のスタントのほか過激なアクションに目がくぎ付け。

 【STORY】
ロシア・クレムリン爆破事件の犯行容疑がかけられたイーサン・ハント(トム・クルーズ)。アメリカ大統領は政府の関与への疑いを避けるべく、ゴースト・プロトコルを発令。イーサンと仲間は組織から登録を消されるも、新たなミッションを言い渡される。真犯人への接近を図るイーサンは、世界一の高層ビル、ブルジュ・ハリファの高層階へ外部からの侵入にチャレンジする



凄かった~~~!!!
本当に凄かった~~~!!!これしか言えないです~。

先日『源氏物語』行った時、劇場がかなり満員で・・・邦画って人がいっぱい入るなぁ。洋画ではこんなに人が入らない・・・
洋画はいい作品でもみんな気軽に観れないのかな?って、洋画ファンとしてはちょっと淋しかったのだけど
さすがにイーサン・ハント。平日にもかかわらず、かなり入ってました~♪

冒頭、導火線が曲に乗って広がってゆく~それだけでテンションあがります。


けど、なんといっても見所は、あのドバイの世界一高いビル“ブルジュ・ハリファ”でのシーンでしょうね~。
劇場でどこからともなく「ひぃっ」とか「ひぇ~」とか聞こえてきたよ。その中の一人は私ですが(笑)
思わず「ひぃ~~っ」って声出ちゃった。
828m!トムって凄いですね~~~。
あんな高い場所・・・立ってるだけでも震えが来て大変!ジッと観てると病気になりそうでした・・・

それにしてもドバイって不思議なところですね。
映画の中のシーンでもあったけど、長~い砂漠を抜けると急にそこだけ魔法で作ったような景色が・・・
砂丘の中に高層ビルが立ち並ぶ・・・
その中でも一番目を引く“ブルジュ・ハリファ” 現実ではないような感じで、うっとりしてしまいました。

でも、コレやめて~~~ 本当に倒れそうになった!


さてさて、今回のミッションも超絶~!
爆破テロの容疑をかけられ、信頼していた上司は殺され、大統領は“ゴースト・プロトコル”(架空任務)を発令。
窮地に立たされてから、イーサンを中心にチームの仲間だけでミッションを遂行してゆく~

イーサンの登場もモスクワ刑務所から・・・ここからまずびっくり!
この刑務所もプラハの閉鎖されていた実際の刑務所を使ったそうで・・・この作品のシーンは作り物ではない本物の迫力があると思う。



何度も言います。トムちんは、凄い!
スタントなしって、ジャッキーと彼ぐらいでは?(ジャンル違うから比較するのはおかしいけど)
そのスタントこなすために、どんなに努力してるんだろう・・・
見た目だって若々しいし~身体作りも完璧だし。
素晴らしいわ!!!適当にその辺の服盗って着ちゃってもカッコいいの(上の画像参照 ふふふ・・・)


前作から引き続き登場のサイモン・ペッグは、お笑い担当だね~
彼の軽い雰囲気がこの映画でホッと気を抜けるところ。今回も何気に笑ったシーンがたくさんあり~
緊迫したとこでもなごめる・・・


セクシー担当は、ポーラ・パットン
彼女は産後5ヶ月からこの映画の為の準備に入ったそうで~女優さんって、やっぱり凄いわ。
自分を甘やかしたりしないんだろうな~(反省する私・・・)
アクションもこなし~ステキでした。
インドで彼女に誘惑されちゃうへなちょこさんは『スラムドッグ$ミリオネア』の司会者さんでした~。


期待してたジェレミー・レナーは思ったより控えめだった・・・
まぁ役柄的に前へ前へっていうんじゃなかったから余計そう感じたかな?


女殺し屋がこんなに可愛いの?という意外なとこでレア・セドゥー。
実際にいたら怖いわ・・・
冒頭、この可愛い彼女に見とれていて殺られたのかと思ったら~ちゃんと特殊コンタクトレンズで人物特定してた(のに殺られたけど)


高層ビルをよじ登る、あの手袋・・・大事なとこでえええ~~!?
イーサン・・・スパイダーマンのようでした。
地面に向かって縦に走ったり~横に飛んだり凄かった。

砂嵐って、あんなに凄まじいの~?
住人たち、普通に車走らせていたけど慣れているのかな?

あと立体駐車場?車に乗ったまま落下~!見てるだけで痛い~~~。

次から次へと、怒涛のアクション。ほえ~!ひゃあ~!ひえ~って言ってる間に2時間超え~。
何か考える暇もなく、お話の展開を把握することもなく、疑問は疑問のまま(いいのか?笑)
アッという間にラストへと・・・

ラストにはあの方が!これは嬉しいカメオ出演?
微笑み合う2人に心が温かく、でもちょっと切なく~

エンドロールでお馴染みのあの曲も流れて、テンション下がることなく大満足~。

3Dじゃなくても、この迫力!
やっぱり映画っていいですね~(誰かさん風)



マリー的お気に入り度 ・・・ ★9個+半 (満点に近いけど~敵役がちょっとなぁ・・・)

『源氏物語 千年の謎』

2011-12-15 21:02:50 | 映画(か行)
                   何故、紫式部は「源氏物語」を書かねばならなかったのか・・・


『源氏物語 千年の謎』
監督・・・鶴橋康夫
製作総指揮・・・角川歴彦
原作・脚本・・・高山由紀子
脚本・・・川崎いづみ
出演・・・生田斗真、中谷美紀、窪塚洋介、東山紀之、真木よう子 、多部未華子、芦名星、蓮佛美沙子、室井滋、田中麗奈、榎木孝明、甲本雅裕、尾上松也、東儀秀樹、佐久間良子 他


 【解説】
日本が世界に誇る傑作長編小説「源氏物語」誕生の秘密に、斬新な解釈で迫る歴史スペクタクル。作者である紫式部が生きる現実と、光源氏らが生きる物語の世界が時空を超えて重なっていくさまを描き出す。監督は、『愛の流刑地』の鶴橋康夫。紫式部を中谷美紀が熱演するほか、光源氏役に『人間失格』の生田斗真、式部が思いを寄せる藤原道長役に東山紀之と、豪華キャストがミステリアスな王朝絵巻を彩る。
 
 【STORY】
平安時代、娘が帝の子を産むことを望む関白・藤原道長(東山紀之)は、紫式部(中谷美紀)にある命を下す。そこで彼女は、絶世の美男・光源氏(生田斗真)と彼を取り巻く宮中の女性たちの物語を執筆することに。やがて、源氏を愛するあまり生き霊になってしまった女性の情念と、道長への思いを秘めて執筆に打ち込む式部の心が重なり……。



斗真くんがTVに出ずっぱりで宣伝してましたね。
早速観て来ました~。
でも、主演は中谷美紀さんっぽいんですね・・・後、ヒガシも思ったより出た。

豪華絢爛という言葉がぴったりな美しい平安絵巻~でした。
ヒガシ演じる藤原道長が暮らす土御門邸や、冒頭 道長と式部が出会う庭園?とか、本当に美しかったです。
衣装も目を見張るほど美しい!
こういう時代ものを見る楽しみのひとつは、衣装なんです。
日本の国の美しい着物文化というか、本当にこんな時代があったんだなぁ・・・と感慨深くなります。


斗真くんは、いろんな面で頑張ってました。
なんといってもプレイボーイ?の光源氏・・・様々な女性との絡みが見どころ。
私のイメージではもう少し繊細な方がいいんだけど~時々ドキっとするほどセクシーな表情もあり~なかなか良かったのではないかな?
期待してた(爆)濡れ場はそんなになかったけど、着物姿で・・・っていうのがエロいかも~~~


一番いいなぁ~と思ったのは中谷美紀さん。
彼女の紫式部は凄くよかった!紫の衣装が多いのですが、本当に高貴な感じで(他の姫たちより)美しかった。
彼女はやはり上手いなぁ・・・


東山くんは若い頃なら絶対、光源氏だったな~と思う。
今回の役どころは、国を自分のものとしようとする当時の権力者、藤原道長。
自分の出世の為に式部の愛を、娘を、利用できるものは全て使ってという男。嫌~な表情とか、憎らしい感じが良かったです。
欲をいえば、もう少し貫禄が欲しい。


源氏のお相手の女性たちは・・・
決して文句を言うわけではないのですが~~~

実は、私の姉が卒論のテーマに「源氏物語」を選んでいたりして、昔から源氏関連のものが家にあふれていたので・・本から漫画から、色々読んでいて・・・自分の中で結構イメージが出来てしまっていて
それに当てはめると、ちょっとしっくりこないんです~。


特に六条御息所とか、田中麗奈ちゃんが熱演してて怖い雰囲気はいいんだけど~~~なんというか・・・
彼女はどちらかというと狸顔。この役は生霊になるぐらいなので、狐顔がいいなぁとか(あくまで私の思いです)

葵の上の多部ちゃんってデカワンコじゃん?着物似合わないなぁ~~~とか・・・

言い出すとキリがないのでした。

まぁ、桐壺更衣と藤壺の二役の真木よう子さんは、普段のキリッとした感じではなくふんわりとしてたので意外だった(いい意味で)


今思うと、昔あったTVドラマ(1980年)のキャスティングは良かったのですよ~~~。
藤壺 & 桐壺=八千草薫
渡辺美佐子=六条御息所(迫力あった~)
葵上=十朱幸代
夕顔=いしだあゆみ
みんなぴったりでしたね~。ちなみに光源氏は沢田研二(ジュリー)
器量が悪い、末摘花は風吹ジュンでした。
その他の女優さんもいい感じで・・・このドラマ、向田邦子さんの脚本で、今でも根強いファンの方もいるみたいです。

今回描かれてなかった、六条御息所と葵上の牛車での場所争い~も確かあったと思う。
あれがあって、辱めを受けたと葵上をも呪う重要なシーンなんだけど。。。

今作は紫式部の執筆理由からアプローチという新しい作り方なので、そこは凄く面白かった。
ラストで、自分の“想い”を投影させて作品を描きあげる式部と源氏がすれ違うとこなど、幻想的で美しく、そして恐ろしくもあり~
ステキなシーンだったと思う。


あっ!そういえば・・・
一番違和感あったのが安倍清明・・・窪塚くん。陰陽師は彼じゃない~!って抵抗したかった。
良かったと思った方、スミマセン。しつこいけど、あくまで私の思いなので・・・
呪文もなんだかたどたどしいわ~~時空を超えて怨霊と闘う神秘的な雰囲気が感じられず・・・

一条天皇~笛吹くのうま~い♪って思ったら東儀秀樹さんだった(笑)


細かいことを言わず、雰囲気を楽しむ映画でした。


マリー的お気に入り度 ・・・ ★8個+半ぐらい (きらびやかな世界にうっとり。オマケ~)