本当に大切なものはいつも
失って初めてわかる
『ゴーン・ガール』
監督・・・デヴィッド・フィンチャー
原作・脚本・・・ギリアン・フリン
製作・・・リース・ウィザースプーン / ブルーナ・パパンドレア / レスリー・ディクソン
出演・・・ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス、タイラー・ペリー、キャリー・クーン、キム・ディケンズ 他
【解説】
結婚5周年に突如姿を消した妻を捜す男が警察の捜査やメディア報道に追い込まれ、さらに妻殺害の疑いを掛けられてしまう物語を描くスリラー。アメリカの女性作家ギリアン・フリンのベストセラーをベースに、理想の夫婦が抱える秘密を暴く。監督は、『ソーシャル・ネットワーク』などの鬼才デヴィッド・フィンチャー。主演はオスカー受賞作『アルゴ』など監督業でも活躍するベン・アフレック、妻には『アウトロー』などのロザムンド・パイクがふんする。
【STORY】
二ック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は誰もがうらやむ夫婦のはずだったが、結婚5周年の記念日に突然エイミーが行方をくらましてしまう。警察に嫌疑を掛けられ、日々続報を流すため取材を続けるメディアによって、ニックが話す幸せに満ちあふれた結婚生活にほころびが生じていく。うそをつき理解不能な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害疑惑の目を向け……。
たくさん鑑賞済み映画がある中で・・・インパクトが凄かったこの映画からいきます!(笑)
しかも、ネタばれ含みます。
未見の方は読まない方が絶対楽しめますのでご注意くださいね。
◇ネタばれあり◇
予告編を観て想像していたものと全く違ってました~。
結婚5年目、夫婦仲良く迎えたこの記念の日に・・・美しい妻が何か事件に巻き込まれ~何も関与していない夫に疑いの目が向けられ敏腕弁護士と共に闘う。
妻は行方不明なだけなのか・・・拉致され生きているのか、本当に夫は関係ないのか・・・妻は帰ってくるのだろうか・・・?
私の想像力ではそこまでで限界。
なんてことはない・・・
賢い女性を怒らせたら、ろくなことにならないよ。妻に無理に合わせていると、絶対に歪が出来ちゃうよ。
そんなお話でした。
エイミーは両親が書いた「アメージング・エイミー」のモデルになった完璧なエイミーという設定。
本の中のエイミーは全てに完璧なのに、結婚後に失業したりと現実とのギャップに本人も気づかぬうちに自分を追い込んでいたのでしょう。
彼女のちょっと歪んだ性格はあの親なら・・・と思わせる両親の背景、キチンとしたモチベーションもありました。
対するニック・・・
元々軽めな人なのか、あの妻だから頭からっぽの巨乳に走ったのか・・・そこらへんがちょっと分からなかったかな。
双子の妹設定も、ただの妹ではなくて、「双子」にこだわった理由もあるのかもしれない・・・深読みでしょうか・・・
冒頭の「何を考えているのか、頭を割って見てみたい・・・」って、それは愛する二人ならお互いに何を想ってるのか知りたいものよね~と同感同感と思ったことが
ラストに同じ台詞があるんだけど、全く違う印象を持ってしまう恐ろしさ。
全編、ホラーより怖いシーンの連続。観てても精神的にやられた~ってカンジ・・・
夫と妻・・・
お互いに知らなくていいことがほとんどだと思う。
予告で何度も聞いた「妻が日中誰といるか、血液型も知らないなんて」とニックが責められるけど~うちも無理だと思うわ。
時々何か書類書くのに、私の誕生日や名前の漢字をTELで聞いてくる始末だもの(笑)
彼らの悪いところは、お互いのレベル(生活や教養などに関しての)が合わないのに、どちらか一方に無理に合わせようとしたことかな。
毎年毎年、ヒントを頼りに“宝探し”(プレゼントを捜す)とか~ニックは嫌だったんだよね・・・
我慢出来ずに浮気に走るなんて。馬鹿!
ロザムントは、ジョニーの『リバティーン』で認識した方ですが
古典的で知的で美しい容姿がすご~~く合ってました。何を考えているのか本当にワカラナイ・・・
パーフェクトな彼女~逃亡中に見せる人間的な顔。いろんな面を持っていて。
外見は立派な大人だけど、中はあまり成長してないカンジ。
ベンアフもこういう役がほんっとよく似合うわ~~~。
あの顎・・・顎に触れてもいいんですか?顎のことは禁句かと思ってた(笑)原作でもそうなのですか?ちょっと笑ってしまったのは私だけ?
主演のこの2人の演技がしっかりしてるから
どの展開でも、もしかしたらそうなのかもしれない・・・と妻の日記。夫の言葉。あっちこっちと揺れてしまって
なかなか真相にたどり着けなかった私。
真実はわりと単純でしたが、ここまで複雑な怖ろしいストーリーにしてしまうデヴィッド・フィンチャー監督の力をとても感じました。
それにしてもマスコミって本当に怖い・・・あることないこと、ひとたび誰かが口にして~それが拡がってゆくと、たとえそれが真実じゃなくても真実になってしまう。
怖い怖い・・・
頭が良くても世間知らずなエイミー。逃亡先では親しい人を作っちゃダメって知らなかったのね・・・楽しみながら隠れて生活~なんて甘い甘い。世の中そんな楽じゃないよ~。
あの元ストーカーさんが大金持ちでよかったね。
彼は彼で、これからの薔薇色の生活を考えていたのにね・・・最期に夢を叶えられて幸せだろうか・・・(んなワケない)
これからの2人の未来に幸あれ・・・これは嫌味です(爆)
“本当に大切なものはいつも失って初めてわかる”このキャッチコピー、全然違うよね?ミスリードの為?
マリー的お気に入り度 ・・・★8個+半
失って初めてわかる
『ゴーン・ガール』
監督・・・デヴィッド・フィンチャー
原作・脚本・・・ギリアン・フリン
製作・・・リース・ウィザースプーン / ブルーナ・パパンドレア / レスリー・ディクソン
出演・・・ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス、タイラー・ペリー、キャリー・クーン、キム・ディケンズ 他
【解説】
結婚5周年に突如姿を消した妻を捜す男が警察の捜査やメディア報道に追い込まれ、さらに妻殺害の疑いを掛けられてしまう物語を描くスリラー。アメリカの女性作家ギリアン・フリンのベストセラーをベースに、理想の夫婦が抱える秘密を暴く。監督は、『ソーシャル・ネットワーク』などの鬼才デヴィッド・フィンチャー。主演はオスカー受賞作『アルゴ』など監督業でも活躍するベン・アフレック、妻には『アウトロー』などのロザムンド・パイクがふんする。
【STORY】
二ック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は誰もがうらやむ夫婦のはずだったが、結婚5周年の記念日に突然エイミーが行方をくらましてしまう。警察に嫌疑を掛けられ、日々続報を流すため取材を続けるメディアによって、ニックが話す幸せに満ちあふれた結婚生活にほころびが生じていく。うそをつき理解不能な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害疑惑の目を向け……。
たくさん鑑賞済み映画がある中で・・・インパクトが凄かったこの映画からいきます!(笑)
しかも、ネタばれ含みます。
未見の方は読まない方が絶対楽しめますのでご注意くださいね。
◇ネタばれあり◇
予告編を観て想像していたものと全く違ってました~。
結婚5年目、夫婦仲良く迎えたこの記念の日に・・・美しい妻が何か事件に巻き込まれ~何も関与していない夫に疑いの目が向けられ敏腕弁護士と共に闘う。
妻は行方不明なだけなのか・・・拉致され生きているのか、本当に夫は関係ないのか・・・妻は帰ってくるのだろうか・・・?
私の想像力ではそこまでで限界。
なんてことはない・・・
賢い女性を怒らせたら、ろくなことにならないよ。妻に無理に合わせていると、絶対に歪が出来ちゃうよ。
そんなお話でした。
エイミーは両親が書いた「アメージング・エイミー」のモデルになった完璧なエイミーという設定。
本の中のエイミーは全てに完璧なのに、結婚後に失業したりと現実とのギャップに本人も気づかぬうちに自分を追い込んでいたのでしょう。
彼女のちょっと歪んだ性格はあの親なら・・・と思わせる両親の背景、キチンとしたモチベーションもありました。
対するニック・・・
元々軽めな人なのか、あの妻だから頭からっぽの巨乳に走ったのか・・・そこらへんがちょっと分からなかったかな。
双子の妹設定も、ただの妹ではなくて、「双子」にこだわった理由もあるのかもしれない・・・深読みでしょうか・・・
冒頭の「何を考えているのか、頭を割って見てみたい・・・」って、それは愛する二人ならお互いに何を想ってるのか知りたいものよね~と同感同感と思ったことが
ラストに同じ台詞があるんだけど、全く違う印象を持ってしまう恐ろしさ。
全編、ホラーより怖いシーンの連続。観てても精神的にやられた~ってカンジ・・・
夫と妻・・・
お互いに知らなくていいことがほとんどだと思う。
予告で何度も聞いた「妻が日中誰といるか、血液型も知らないなんて」とニックが責められるけど~うちも無理だと思うわ。
時々何か書類書くのに、私の誕生日や名前の漢字をTELで聞いてくる始末だもの(笑)
彼らの悪いところは、お互いのレベル(生活や教養などに関しての)が合わないのに、どちらか一方に無理に合わせようとしたことかな。
毎年毎年、ヒントを頼りに“宝探し”(プレゼントを捜す)とか~ニックは嫌だったんだよね・・・
我慢出来ずに浮気に走るなんて。馬鹿!
ロザムントは、ジョニーの『リバティーン』で認識した方ですが
古典的で知的で美しい容姿がすご~~く合ってました。何を考えているのか本当にワカラナイ・・・
パーフェクトな彼女~逃亡中に見せる人間的な顔。いろんな面を持っていて。
外見は立派な大人だけど、中はあまり成長してないカンジ。
ベンアフもこういう役がほんっとよく似合うわ~~~。
あの顎・・・顎に触れてもいいんですか?顎のことは禁句かと思ってた(笑)原作でもそうなのですか?ちょっと笑ってしまったのは私だけ?
主演のこの2人の演技がしっかりしてるから
どの展開でも、もしかしたらそうなのかもしれない・・・と妻の日記。夫の言葉。あっちこっちと揺れてしまって
なかなか真相にたどり着けなかった私。
真実はわりと単純でしたが、ここまで複雑な怖ろしいストーリーにしてしまうデヴィッド・フィンチャー監督の力をとても感じました。
それにしてもマスコミって本当に怖い・・・あることないこと、ひとたび誰かが口にして~それが拡がってゆくと、たとえそれが真実じゃなくても真実になってしまう。
怖い怖い・・・
頭が良くても世間知らずなエイミー。逃亡先では親しい人を作っちゃダメって知らなかったのね・・・楽しみながら隠れて生活~なんて甘い甘い。世の中そんな楽じゃないよ~。
あの元ストーカーさんが大金持ちでよかったね。
彼は彼で、これからの薔薇色の生活を考えていたのにね・・・最期に夢を叶えられて幸せだろうか・・・(んなワケない)
これからの2人の未来に幸あれ・・・これは嫌味です(爆)
“本当に大切なものはいつも失って初めてわかる”このキャッチコピー、全然違うよね?ミスリードの為?
マリー的お気に入り度 ・・・★8個+半