pure breath★マリーの映画館

好きな映画とイロイロなこと・・・

『ゴーン・ガール』

2014-12-20 15:10:02 | 映画(か行)
             本当に大切なものはいつも
                     失って初めてわかる




『ゴーン・ガール』
監督・・・デヴィッド・フィンチャー
原作・脚本・・・ギリアン・フリン
製作・・・リース・ウィザースプーン / ブルーナ・パパンドレア / レスリー・ディクソン
出演・・・ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス、タイラー・ペリー、キャリー・クーン、キム・ディケンズ 他

                         【解説】
結婚5周年に突如姿を消した妻を捜す男が警察の捜査やメディア報道に追い込まれ、さらに妻殺害の疑いを掛けられてしまう物語を描くスリラー。アメリカの女性作家ギリアン・フリンのベストセラーをベースに、理想の夫婦が抱える秘密を暴く。監督は、『ソーシャル・ネットワーク』などの鬼才デヴィッド・フィンチャー。主演はオスカー受賞作『アルゴ』など監督業でも活躍するベン・アフレック、妻には『アウトロー』などのロザムンド・パイクがふんする。
                         【STORY】
二ック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は誰もがうらやむ夫婦のはずだったが、結婚5周年の記念日に突然エイミーが行方をくらましてしまう。警察に嫌疑を掛けられ、日々続報を流すため取材を続けるメディアによって、ニックが話す幸せに満ちあふれた結婚生活にほころびが生じていく。うそをつき理解不能な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害疑惑の目を向け……。





たくさん鑑賞済み映画がある中で・・・インパクトが凄かったこの映画からいきます!(笑)
しかも、ネタばれ含みます。
未見の方は読まない方が絶対楽しめますのでご注意くださいね。













◇ネタばれあり◇



予告編を観て想像していたものと全く違ってました~。
結婚5年目、夫婦仲良く迎えたこの記念の日に・・・美しい妻が何か事件に巻き込まれ~何も関与していない夫に疑いの目が向けられ敏腕弁護士と共に闘う。
妻は行方不明なだけなのか・・・拉致され生きているのか、本当に夫は関係ないのか・・・妻は帰ってくるのだろうか・・・?
私の想像力ではそこまでで限界。

なんてことはない・・・
賢い女性を怒らせたら、ろくなことにならないよ。妻に無理に合わせていると、絶対に歪が出来ちゃうよ。
そんなお話でした。

エイミーは両親が書いた「アメージング・エイミー」のモデルになった完璧なエイミーという設定。
本の中のエイミーは全てに完璧なのに、結婚後に失業したりと現実とのギャップに本人も気づかぬうちに自分を追い込んでいたのでしょう。
彼女のちょっと歪んだ性格はあの親なら・・・と思わせる両親の背景、キチンとしたモチベーションもありました。

対するニック・・・
元々軽めな人なのか、あの妻だから頭からっぽの巨乳に走ったのか・・・そこらへんがちょっと分からなかったかな。
双子の妹設定も、ただの妹ではなくて、「双子」にこだわった理由もあるのかもしれない・・・深読みでしょうか・・・

冒頭の「何を考えているのか、頭を割って見てみたい・・・」って、それは愛する二人ならお互いに何を想ってるのか知りたいものよね~と同感同感と思ったことが
ラストに同じ台詞があるんだけど、全く違う印象を持ってしまう恐ろしさ。
全編、ホラーより怖いシーンの連続。観てても精神的にやられた~ってカンジ・・・

夫と妻・・・
お互いに知らなくていいことがほとんどだと思う。
予告で何度も聞いた「妻が日中誰といるか、血液型も知らないなんて」とニックが責められるけど~うちも無理だと思うわ。
時々何か書類書くのに、私の誕生日や名前の漢字をTELで聞いてくる始末だもの(笑)

彼らの悪いところは、お互いのレベル(生活や教養などに関しての)が合わないのに、どちらか一方に無理に合わせようとしたことかな。
毎年毎年、ヒントを頼りに“宝探し”(プレゼントを捜す)とか~ニックは嫌だったんだよね・・・
我慢出来ずに浮気に走るなんて。馬鹿!


ロザムントは、ジョニーの『リバティーン』で認識した方ですが
古典的で知的で美しい容姿がすご~~く合ってました。何を考えているのか本当にワカラナイ・・・
パーフェクトな彼女~逃亡中に見せる人間的な顔。いろんな面を持っていて。
外見は立派な大人だけど、中はあまり成長してないカンジ。


ベンアフもこういう役がほんっとよく似合うわ~~~。
あの顎・・・顎に触れてもいいんですか?顎のことは禁句かと思ってた(笑)原作でもそうなのですか?ちょっと笑ってしまったのは私だけ?


主演のこの2人の演技がしっかりしてるから
どの展開でも、もしかしたらそうなのかもしれない・・・と妻の日記。夫の言葉。あっちこっちと揺れてしまって
なかなか真相にたどり着けなかった私。
真実はわりと単純でしたが、ここまで複雑な怖ろしいストーリーにしてしまうデヴィッド・フィンチャー監督の力をとても感じました。
それにしてもマスコミって本当に怖い・・・あることないこと、ひとたび誰かが口にして~それが拡がってゆくと、たとえそれが真実じゃなくても真実になってしまう。
怖い怖い・・・


頭が良くても世間知らずなエイミー。逃亡先では親しい人を作っちゃダメって知らなかったのね・・・楽しみながら隠れて生活~なんて甘い甘い。世の中そんな楽じゃないよ~。
あの元ストーカーさんが大金持ちでよかったね。
彼は彼で、これからの薔薇色の生活を考えていたのにね・・・最期に夢を叶えられて幸せだろうか・・・(んなワケない)


これからの2人の未来に幸あれ・・・これは嫌味です(爆)

“本当に大切なものはいつも失って初めてわかる”このキャッチコピー、全然違うよね?ミスリードの為?




マリー的お気に入り度 ・・・★8個+半

2014年12月に観たい映画 覚書

2014-12-02 21:04:32 | ★映画★
                    待ってました・・・       


先月の最終週に高熱が出て、予防接種する前にまさかのインフルエンザ?また?と思ったら、インフルではなかったかわりに・・・かなりこじらせてしまった風邪。
仕事は勿論、家事もろくに出来ず・・・ただ寝るだけの日々・・・
身体を休める為、何も出来なくて・・・勿体ない日々を過ごしました。
しかも夜になると咳が止まらない地獄の日々。咳の為に毎日寝不足。長い長いツラい夜。夜明けを待ちわびてました。
やはり健康第一!
忙しい忙しいと飛び回ってる時には、本当にありがたみは分かってないんですね。自分の愚かさを再認識・・・そして慢心を反省しました。
もっと自分の年齢に合ったスケジュールをしっかりと立てて、健康に気を付けてゆきたいです。

今年も後1カ月切りましたね~。
そろそろベスト作品も考えなきゃですが・・・
取りあえずは、伏せってる間に観れなかった作品から観たい~。
今月は少なめでよかったです・・・



◆ 『チェイス!』 ◆ 12月5日(金)公開
『きっと、うまくいく』などのアーミル・カーンを主演に迎え、本国インドでヒットを記録した驚異のアクション。シカゴを舞台に、父親のリベンジを誓う主人公が警察相手に仕掛ける大胆不敵な挑戦と共に、彼を取り巻く人々の人間ドラマも映す。『命ある限り』などのカトリーナ・カイフがヒロインを演じ、セクシーなダンスを披露。スタイリッシュかつ華麗なダンスシーンはもとより、観る者の心を奪う数々のトリックに幻惑される。

予告を観て、かなり気になってます!
アーミルさん、『きっと、うまくいく』の時と全然違う~。期待期待♪



◆ 『ゴーン・ガール』 ◆ 12月12日(金)公開
結婚5周年に突如姿を消した妻を捜す男が警察の捜査やメディア報道に追い込まれ、さらに妻殺害の疑いを掛けられてしまう物語を描くスリラー。アメリカの女性作家ギリアン・フリンのベストセラーをベースに、理想の夫婦が抱える秘密を暴く。監督は、『ソーシャル・ネットワーク』などの鬼才デヴィッド・フィンチャー。主演はオスカー受賞作『アルゴ』など監督業でも活躍するベン・アフレック、妻には『アウトロー』などのロザムンド・パイクがふんする。

こちらも何度も何度も予告を観て気になってます。どんな展開を見せてくれるのかな・・・楽しみです。


◆ 『ホビット 決戦のゆくえ』 ◆ 12月13日(土)公開
J・R・R・トールキンの『ロード・オブ・ザ・リング』3部作に続き、その物語の前日譚(たん)をピーター・ジャクソンが映画化したアドベンチャー3部作の最終章。ドワーフの王国の奪取を目指し旅をしていたホビット族の主人公とドワーフたちが、ついに王国を奪還、目覚めた竜の怪物や最大の敵サウロンとの死闘を繰り広げるさまを描く。イアン・マッケランやマーティン・フリーマン、オーランド・ブルームなど豪華キャストが再集結。壮大な世界観やクリーチャーなどのビジュアル、最後を締めくくる大スケールのバトルは必見。

ついに最終章・・・見逃せません!


◆ 『ベイマックス』 ◆ 12月20日(土)公開
マーベルコミックスのヒット作「BIG HERO 6」を基に、ディズニーが放つアドベンチャー。架空の都市サンフランソウキョウを舞台に、並外れた頭脳を持つ少年ヒロが、生前に兄が開発したロボットのベイマックスと一緒に死の真相を暴こうとする。メガホンを取るのは、『くまのプーさん』のドン・ホールと『ボルト』のクリス・ウィリアムズ。随所にちりばめられた日本のカルチャーへのオマージュに加えて、白くて大きな体を持つベイマックスの愛らしさにも注目。

かなりの高評価が耳に入るこちらの作品。日本へのリスペクトも?


◆ 『バンクーバーの朝日』 ◆ 12月20日(土)公開
1900年代初頭のカナダに暮らす日系人が、過酷な環境にあえぎながらも野球チームを結成、戦術やひたむきさでやがて白人に認められていくさまを実話を基に描くドラマ。メガホンを取るのは『舟を編む』『ぼくたちの家族』などの石井裕也。製材所で肉体労働に就く野球チームのキャプテンを妻夫木聡が演じるほか、チームのメンバーに亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、主人公の父親に佐藤浩市など豪華キャストが集結する。体格で勝るカナダ人を相手に、力ではなく技術で立ち向かっていく彼らの姿に爽やかな感動を覚える。

実話ベースに弱いです・・・
出演もかなり豪華ですね~。邦画はこちら1本になるかも・・・





遅れて公開
◆ 『ランナーランナー』 ◆
オンラインカジノで大損したのをきっかけにカジノ王に操られ、FBIからも追われてしまう青年の逆転劇を描くクライムサスペンス。製作にはレオナルド・ディカプリオが名を連ね、『リンカーン弁護士』などのブラッド・ファーマン監督が緊迫感あふれるドラマに仕上げた。主演は『ソーシャル・ネットワーク』などのジャスティン・ティンバーレイク、彼を翻弄(ほんろう)するカジノ王にはすご腕ポーカープレイヤーでもあるベン・アフレックがふんし、堂々とした悪役ぶりを披露する。

ちょっと気になってますが・・・
観れたらで。


さて、今年最後の鑑賞作は何になるのでしょうか?
月末はBIGBANGのライヴで東京ドームに行くので、そちらも楽しみ♪♪♪
伏せってなんていられない!
気合入れ直し!!