pure breath★マリーの映画館

好きな映画とイロイロなこと・・・

『一枚のめぐり逢い』

2012-06-29 22:54:46 | 映画(あ行)
          一枚の写真が、二人を出逢わせ、愛を揺さぶる。


『一枚のめぐり逢い』
監督・・・スコット・ヒックス
原作・・・ニコラス・スパークス
出演・・・ザック・エフロン、テイラー・シリング、ブライス・ダナー、ライリー・トーマス・スチュワート、ジェイ・R・ファーガソン、アダム・ルフェーヴル 他


   【解説】
『シャイン』のスコット・ヒックス監督が、ニコラス・スパークス原作のベストセラー小説「ザ・ラッキー・ワン」を基に描く感涙作。ある見知らぬ女性の写真を胸にイラクから帰還した海軍帰還兵と、その運命の相手との出会いを温かく見つめる。『ハイスクール・ミュージカル』シリーズのザック・エフロンが主演を務め、その相手役を『アフター・ザ・レイン』のテイラー・シリングが演じている。少しずつ距離が縮まっていく男女の関係に胸が高鳴る。
  
  【STORY】
アメリカ海軍軍曹のローガン(ザック・エフロン)は、イラクで3度目となる職務を無事に終了し、ついに祖国の土を踏む。そのとき彼が手にしていたのは、イラクで彼の支えとなった一度も会ったことのないベス(テイラー・シリング)という女性の写真だった。やがて彼女の所在を知ったローガンは家まで会いに行き、ベスと共に働き始め……。



ザッくんだから気になって鑑賞。ちょっと出来すぎみたいなお話だった~~。
私が大好きな恋愛ものの王道(笑)
山あり谷あり・・・いくつもの障害を乗り越え・・・そして・・・。

ニコラス・スパークの本って凄い売れてるんですね。
そして、映画化されたのも数知れず・・・
私が知っている作品は多くないけど『最後の初恋』、『きみに読む物語』、『親愛なる君へ』とか・・・
全体のトーンは優しくて、作品の中で印象的な言葉があったりする。
『親愛なる君へ』の中で、デートの別れ際に言う台詞「see you soon」=「すぐに会おうね」なんて胸きゅん♪

今作の中でもいくつかあったなぁ~~~。
「なぜこの町に来たの?」「きみを探して・・・」だって。
まぁ、これは本当のことを普通に言ったんだけど~女性からするとこんな風に言われたら嬉しいよね。

これがあったから助かったのかも~とか、ラッキーアイテム持ってる人も多いかもしれない。


ザックは最近ちょっとおっさん化してる~と思ったら、肉体改造したからなのかな?この海兵隊員ローガンの為に訓練と厳しい食事制限で9キロ以上も増量して、ザッくんとは呼べない(笑)立派な男になってました。
まず違うのは首の太さ!そして二の腕が太っ!
謎めいた寡黙な男って、それだけで魅力的・・・(ペラペラ喋りすぎる男はやだよね)多くを語らず、遠くから見つめているだけ。その視線を感じてドキドキ。


テイラー・シリングって初めてお目にかかったけど~年齢が分かりにくい感じの女優さんだった。
でも映画の中で、だんだんキレイになってゆくのが良かった。
ずっと恋愛なんて縁がない・・・と思っていたのに気付けばローガンを目で追ってる。。。彼女の気持ちの変化が外見にも表れて。


2人を温かく見つめる祖母はグウィネス母ブライス・ダナー。
彼女は凄くよかった~。


子役のボクちゃんもとってもキュートでした♪


冒頭のイラクでの極秘任務シーンは臨場感たっぷり!なんでも実際の兵士がYouTubeに投稿した未編集映像からインスピレーションを受けたそうです。
緊迫感あるシーンからの~帰国後PTSDで苦しんで・・・そこから自分だけがなぜ助かったのかその理由を探す旅に出てと、展開的にも凄くよかったのですが・・・
いかにも一癖ありそうな元旦那が現れてから、ちょっと陳腐になったかな?
もの凄~く嫌なヤツが、急にいい人になったり(苦笑)
後、素敵な犬たちをもっともっと登場させてもよかったような気がします。
ローガン愛犬ゼウスなんて、カッコいいワンちゃんだったな~。

ローガンとベスのラブシーンは素敵でした。
あからさまに見せたりせずに、シャワーの水越しに・・・とか、いいカンジ。

ただ、写真のことをなかなか言い出さないから~はがゆい思いをした。。。
早く言えよ~みたいなね。

最近これが本当にあったことなの?というびっくりする実話ベースのお話が多かったから、1枚の写真が見知らぬ2人を結び付ける。こういうお話もあってもいいかなぁって。
ろまんちすとには、オススメ映画(笑)


マリー的お気に入り度 ・・・ ★8個+半(肉体改造したザッくんにオマケ)

『アメイジング・スパイダーマン』 3D字幕

2012-06-23 21:54:49 | 映画(あ行)
                    恐れるな。自ら選んだ、この運命を。



『アメイジング・スパイダーマン』3D字幕
監督・・・マーク・ウェブ
出演・・・アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、マーティン・シーン、サリー・フィールド、リス・エヴァンス、キャンベル・スコット、エンベス・デイヴィッツ 他

 
  【解説】
アメコミ発の人気シリーズを、キャストとスタッフを一新してリブートするアクション超大作。主人公ピーター・パーカーを、『ソーシャル・ネットワーク』のアンドリュー・ガーフィールドが演じ、監督には『(500)日のサマー』のマーク・ウェブを抜てき。『ゾンビランド』のエマ・ストーンがヒロインとして出演するほか、マーティン・シーン、キャンベル・スコットらが共演。前シリーズの世界観を踏襲しつつも、アクションのさらなるパワーアップにも期待。
 【STORY】
高校生のピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は両親が失踪した8歳のときから伯父夫婦のもとで暮らしていた。
ある日、ピーターは父リチャード(キャンベル・スコット)の共同研究者だったコナーズ博士(リス・エヴァンス)のもとを訪れ、研究室で特殊なクモにかまれてしまう。
その直後、ピーターの体には異変が起き……。



来週まで待てなかった・・・
先行でも、3Dメガネ持参で普通に割引も効いて1000円+300円で観れたので~前売り券使わずに鑑賞。前売り券は2Dの時使おうっと。

大・大・大好きだった『スパイダーマン』全く新しいスパイダーマンはどんなかな?

うん・・・本当に“新しいスパイダーマン”でした。面白かったです!!
オープニングに流れるマーベル・コミックのパラパラ漫画(笑)あれでまずテンション上がり~期待はMAX!
でも3Dメガネ装着だと、画面が暗いの。

ストーリーも一新。
頭はいいけど、見た目は冴えず~運動音痴。両親は居ないけど、優しいおじさん、おばさんと暮らす家は貧しくても温かい。そんなトビー・マグワイア版。
今回のアンドリュー版は、頭は良くて、見た目もカッコいい~けど腕力はない。両親が居なくなった日をはっきり覚えている・・・その理由は分からないけれど。それゆえ心にトラウマを抱え、友達も作らず孤独。

デイリー・ビューグル新聞社の嫌みな編集長は出ないし、おじさんの名言「大いなる力には、大いなる責任が伴う」は出るかな?と期待したら
今回はおじさん、おばさん、グウェンの父の3人が名言っぽい台詞を・・・

一番の違いは、ハリーが出ないこと・・・
このスパイダーマンもシリーズ化されると思うけど(謎ばかり残ったし)、ハリーの存在は一切なしかしら・・・
ちょっと哀しい・・・

3Dのスパイダーマンなんだから、一緒に飛ぶ感覚を楽しみにしてた。
ビルとビルの間をひゅんひゅん!飛ぶよ~~~と意気込んでいたけど、あれ?思ったほどじゃない・・・?そう感じるのは私だけ?
だって『スパイダーマン3』とかも2Dでも臨場感たっぷり!飛ぶ感覚はかなり感じたのだけど・・・
あんまり変わらないような・・・
この作品も3Dにこだわらなくていいかも~です。


アンドリューくんは元々お気に入り俳優の一人なので期待してた。
『わたしを離さないで』とかナイーヴな雰囲気が好き♪
ちょっと陰のある彼にはぴったりだった!元々身体もスリムだし~そこに程よく筋肉もついて(どこ見てる~?笑)いいカンジ。


グウェン=エマも良かったです。いかにもアメコミヒロインって感じで・・・
多分、日本ではキルスティンより評判いいんじゃないかな~。
2人のバランスもいい 公私ともに恋人って、前も聞いたような?トビーとキルス・・・


おじさんが亡くなって、スパイダーマンとしてやってゆく決意を固めるのは同じ・・・
でも、犯人はセコい。そして今回捕まらなかった~
スパイダーマンになるまでが長い(1作目だし仕方ないけど)、正体は結構早く明かしちゃうし(グウェンに)おばさんもなんか感じてなかった?
前置き長いわりには、あのクモがとっても特殊なクモだという説明はなかった・・・
クモの糸は体内(腕)から発射せず、ウェブシューターを使う(これは原作と一緒)
スパイダーマン版ジャイアン=フラッシュって、そんなに悪い奴じゃなかった。

その年のベスト・キスシーンに選ばれた元祖『スパイダーマン』 雨の中の逆さまキス♪
これに対抗するシーンはあるのかと期待~ んんん・・・クモの糸を使ったかぁ。まぁ女性は嬉しいシチュエーション(笑)

男の子を助けたことが、ラスト近くのクレーンのシーンへと・・・こういう風に市民が協力してくれるのって、大好きなシーン(『スパイダーマン2』のドック・オクと電車で闘い、マスクも取れて気を失ったのを市民が助けるシーン)で大泣きした以来の感動。涙がホロリ・・・
グウェンのパパが頑張るシーンもホロリ・・・

私は『スパイダーマン』のサントラが大好きで~今でも時々聴いちゃうぐらいなんだけど~今回はそんなにときめかなかった・・・
そのうえ、エンディングに日本版テーマソングは必要ない!←ちょっと怒っている。

なんだかイマイチみたいな感想述べてますが~
いやいやそんなことないです。
とっても面白かったし~満足してます。
ただサム・ライミ版『スパイダーマン』への思い入れ、結構強くて。。。

思った以上にアンドリューくんがよかったことも収穫かな。
やはりこの役は心に何かを抱えながら、悪と闘う~ヒーローの悲哀を感じさせるものですから。


マリー的お気に入り度 ・・・ ★9個ちょっと(来週公開されたらすぐ2回目行く~)


『愛と誠』

2012-06-19 22:23:54 | 映画(あ行)
    誰もみたことのない“純愛エンターテインメント”の幕が開ける!!



『愛と誠』
監督・・・三池崇史
原作・・・梶原一騎/ ながやす巧
出演・・・妻夫木聡、武井咲、斎藤工、大野いと、安藤サクラ、前田健、加藤清史郎、一青窈、余貴美子、伊原剛志、市村正親 他


  【解説】
梶原一騎が原作を、ながやす巧が作画を手掛けた1970年代の漫画「愛と誠」を、『一命』などのヒットメーカー、三池崇史が映画化した純愛物語。良家の子女の愛と不良青年の誠との運命の恋を熱く描いた原作を、音楽に小林武史、振付にパパイヤ鈴木を迎え、三池監督ならではの一筋縄ではいかない演出で見せる。主演は、『悪人』などの妻夫木聡とテレビドラマやCMで活躍する武井咲。さらには、斎藤工や加藤清史郎、余貴美子、市村正親などが共演。ハードな劇画をハイテンションに描いた、いまだかつて見たことのない世界観に注目だ。

  【STORY】
過去への復讐(ふくしゅう)を誓い、東京へやってきた不良の誠(妻夫木聡)。一方、東京で指折りの名家の一人娘である愛(武井咲)。出会うはずのない、生まれも育ちも違う2人が出会い、運命の恋がスタートする。しかし、彼女に好意を寄せる岩清水(斎藤工)、誠を付け狙う番長やスケバンが、混沌とした状況を作り出し……。



あははは・・・
あはははは・・・
本当に笑うしかなかったわ~~~。

笑い疲れたし~ツッコミ疲れたし~大変(笑)
予告編を観た時から、だいたいの予想はついてましたが~予想通りの展開で最初から最後までツボでした。

私は、元祖『愛と誠』ジャスト世代なので・・・大汗
映画化されるにあたって、誠役が西城秀樹。そして相手役は一般公募で選ばれた、早乙女愛(役名をそのまま芸名にした)劇場で彼女を観た時、なんて可愛いんだろう~さすが何万人の中から選ばれただけある~って感心したものです。

その後、誠役は南条弘二、加納竜と代わったけど愛はずっと彼女だった。しかも加納竜の時の高原亜紀は多岐川裕美。こちらも美しくて、でも陰があって素敵だった記憶が・・・

TV版では、誠は夏夕介。愛は池上季実子。

この時、なんて老けた誠~?!って思ったけど・・・今回のブッキーも結構無理があるかなぁって思ってた。それが~~~違和感なくってびっくり!
まぁ学ランしか着てないしね~あれを着ると若く見えるもの。

彼が西城秀樹の歌を歌ったのは、オマージュかしら?
突然歌いだすミュージカルとは又違う独特の世界。
1曲1曲がちょっと長いかな~とは思ったけど、その妙な踊り(振り付けはパパイヤ鈴木)がツボに入って可笑しくて可笑しくて。

武井咲が「あの素晴らしい愛をもう一度」を踊りながら歌いだした姿が目に焼き付いて離れない~(笑)


斎藤工って結構観てる作品に出てるらしい・・・『十三人の刺客』とか『ヤマト』、『新宿インシデント』とか・・・
よく分からない。背が大きい岩清水くんだなって思いながら観てたけどパリコレのモデルとかしてたんだ~びっくり。ちょっと好みかも~
こんなダサイ(ダサく見える)格好もいけるね。映画好きで、WOWOWの映画パーソナリティもやってたらしいです。
「岩清水弘は君のためなら死ねる!」流行ったよね~昔。


安藤サクラ・・・凄かったなぁ~ガムコって(笑)
あの逆さま姿も目に焼き付いて~~~


そして、重要キャラ高原亜紀役大野いとって、見たことない子だと思って調べてみたら、若かった。この映画はほとんど年齢妥当な人は出てないし・・・その中の貴重な一人。
影番“悲しい女”が似合っていたわ~彼女の生い立ち編はグロかった~!これのせいでPG12?と思ったり・・・


それにしても伊原さん48歳・・・いくらなんでも高校生は!?
あの歌!!♪いつもオイラは負け~ない♪狼少年ケン~♪全曲一緒に歌えるけどこれは一番盛りあがったわ。私の中で~


やさぐれた役をやらせたら右に出る者なし!
余貴美子さん、さすが~


両親役は、正真正銘歌える方々
市村さんに一青窈。豪華豪華。


プロって凄いなぁ。
どのシーンもあんなに真面目に演じられること。
私だったらNG連発で絶対無理~(吹き出してしまうわ)

あのスキーシーンを全部アニメにしてしまうとか、子供店長・加藤清史郎くんに“ワル”をやらせるとか、いろんなチャンレンジも見えて
本当に斬新な新しい『愛と誠』になっていた。
笑って笑ってツッこんでたのに、ラストはさすがにホロリと来たりして・・・

これは、昔の『愛と誠』を知ってる方が、より楽しめるんじゃないかな~。


マリー的お気に入り度 ・・・★8個+半(オレの人生を滅茶苦茶にしたヤツに復讐してやる~のモチベーションがイマイチ・・・)


『ロボット』

2012-06-17 00:22:30 | 映画(ら行)
                   ワケわからんが面白い


『ロボット』
監督・・・シャンコール
SFX/VFX/特撮・・・スリーニワーサン・モーハン
出演・・・ラジニカーント、アイシュワリヤー・ラーイ 他


   【解説】
映画大国インドが放つSFアクション超大作。『ムトゥ 踊るマハラジャ』のラジニカーントが無敵のロボットに扮し、まさかの大暴走を展開する。インド映画ならではの摩訶不思議な世界観、なんでもありの壮絶アクション、絢爛豪華な歌と踊りが怒濤のように押し寄せる。『スラムドッグ$ミリオネア』のA・R・ラフマーンが音楽を担当。


   【STORY】
天才工学者バシー博士(ラジニカーント)は10年に及ぶ研究の日々を経て、二足歩行型ロボット、チッティ(ラジニカーント・2役)を生み出した。あらゆる点で人間以上の能力を持ち、命令に忠実に従うチッティは、人類の未来を切り開く偉大な発明となるはずだった。
だが人間の感情をも理解するようプログラムされたチッティは、バシー博士の恋人サナ(アイシュワリヤー・ラーイ)に恋をしてしまう。
チッティとバシー博士がサナをめぐって恋の火花を散らす中、板挟みとなったサナは、チッティの思いをきっぱりとはねのける。
人間の感情を理解してしまったがために、深く傷つくチッティ。さらにはバシー博士の怒りを買ったチッティは、博士の手で廃棄処分にされてしまう。残骸を回収した悪徳工学者の手によって冷酷なターミネーターとしてよみがえったチッティは、バシー博士の目の前でサナを拉致、迫ってくる警官隊を難なく一蹴する。
やがて占拠した研究所でチッティは自らのレプリカを量産し、最強のロボット軍を作り上げる。チッティとそのレプリカのロボット兵団は、今や世界の脅威になろうとしていた。バシー博士は愛するサナを救うためにチッティの機能を停止させようと命がけの行動に出る。
しかしチッティ軍は、バシー博士の想像を超えるほどに進化し、街を恐怖に陥れる。
何百体ものロボットが合体しフォーメーションを変えながら暴れ回るチッティ軍団の猛攻を前に、人間はなす術もない。
世界がロボットに支配されるのは、今や時間の問題。ひたすら壮絶化するチッティの暴走を、バシー博士は食い止めることができるのか……。


ちょっと長いあらすじを載せてみた・・・


観れないと思っていたら1館のみで一日一回上映あり~で張り切って行って来た。
そんな扱い(一日一回)なのに、一番大きなスクリーンで音響も良くてびっくり!結構響いてきたわ~

ワケわかんないけど~面白い!!そんな声しか聞こえなくて、期待してました。
いや~~ホント!面白かった!!なんかすご~~く馬鹿馬鹿しいのだけど、楽しくて楽しくて♪
せっかく作った素晴らしいロボットを、もっとカッコよくすればいいのに、全然イケメンにしないとこがすでに可笑しい。
こんな容姿のロボット・・・はっきり言っていらねぇ~~~(笑)

悪いロボット・チッティ~(ちょっと、めざまし大塚さんと初代仮面ライダー藤岡弘さんっぽい)これが増殖して合体!様々なフォーメーションで大蛇になったり円形になったり、巨大ロボになったり・・・
ここはもう本当に笑うしかなくて・・・
漫画の世界では見たことあったけど、まさか実写でこういうのが観れるとは夢にも思わなかった。
いつの間にこんなにたくさんのチッティー・ロボ作っていたの~?あ~~可笑しい~。

悪者が見るからに悪者で・・・もう、最初からコイツ絶対悪い奴!って分かってしまう。分かりやすいわ~~~

火事の現場で、人間を救うシーン・・・あのお風呂に入った少女のくだりは重要なのだけどちょっと心が痛いシーンでもあったかな・・・
何か事件や気になることがあったら、みんながすぐに写メを撮ろうとケータイを向ける。
それが結果、人の心に大きな傷を残すことになることもあるのに。。。

見どころは全体の90%が視覚効果という、凄いシーンの連続。。。列車でのアクション、道路上でのアクション、どれをとっても凄い!の一言。
大破壊!爆発炎上~チッティ、大暴れ~~~。
変形合体も『トランスフォーマー』みたいにカッコよくないの。なんかちゃっちい~~~チープなカンジ、でもそこがいいのかな?


主演のラジニカーントさん、インドの“スーパー・スター”63歳?見えない~若い!
アクションも踊りもキレよくこなしていた。顔にシワもなかったよ・・・


“世界一の美女”アイシュワリヤー・ラーイ。なんて華のある方でしょう~。大学生の役だけど、彼女も40歳?一児の母~。
スタイルもいいし・・・あでやか~素晴らしい。


インド映画は唐突に歌って踊って~このシーンが楽しい。
今回、長い長い作品をたくさんカットしたみたいで、そのほとんどが歌と踊りのシーンらしいです。
特にマチュピチュでのシーン観たかったなぁ。

ラストもそれで〆て欲しかった気も・・・最後に踊りがあるかと思って待っていた・・・しょんぼり。


マリー的お気に入り度 ・・・ ★9個(とっても楽しかった!!)


『スノーホワイト』

2012-06-15 22:22:39 | 映画(さ行)
                  漆黒の闇が訪れる時、私は戦う。



グリム童話 誕生200周年作品

『スノーホワイト』
監督・・・ルパート・サンダーズ
脚本・・・エヴァン・ドアティ
出演・・・クリステン・スチュワート、シャーリーズ・セロン、クリス・ヘムズワース、サム・クラフリン


  【解説】
世界中で愛されているグリム童話「白雪姫」を大胆にアレンジした、白雪姫と女王が死闘を繰り広げるアドベンチャー。戦術とサバイバル術を身に付けた白雪姫ことスノーホワイトには『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートがふんし、『モンスター』のシャーリーズ・セロン、『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワースが共演。メガホンを取るのはCMディレクター出身のルパート・サンダーズ。オリジナリティーを加えたストーリーはもちろん、白雪姫の斬新なイメージを演出するスタイリッシュな映像やファッションも要チェックだ。
 【STORY】
とある王国の王と王妃の間に生まれ、肌の白さがまるで雪のような美しさを持つスノーホワイト(クリステン・スチュワート)は、一家で仲むつまじく生活していた。ところが、スノーホワイトが幼いころに王妃が事故によってこの世を去ってしまう。大きなショックを受けた王だったが、ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)という美女に一目ぼれし、彼女を王妃として迎えることを決める。しかし結婚式の夜に、王はラヴェンナによって殺されてしまい……。




白雪姫は動物たちともお友達じゃないし~、小人さんたちのベッドで眠ったりもしないんだ・・・

鳥は助けるし、トロールも鎮めることは出来るけど。
誰もが愛さずにはいられない姫ではなくて、でも癒しの力を持った存在。こんな解釈初めて~の白雪姫。



クリステン、やっぱりヴァンパイアの方が似合いそう。
どちらかというと、やつれ顔だし(失言?)愛らしい姫ってカンジじゃないしね。
戦う姫ってことでのキャスティングでしょうが・・・なんせ女王のシャーリーズの存在感が大きすぎて。
でもどんな表情をしてもどこかに陰のある彼女は、こういう役が似合う。。。


シャーリーズ、凄かったなぁ~~~。
本当にどこからどう見ても美しい!美しすぎるからこその迫力!!「鏡よ鏡。この世で一番美しいのは誰?」
怖さも倍増でした。
あの特殊メイクも素晴らしかった。
8歳で王に嫁がされ、11歳で年下の子にその座を奪われるという過去を持つという、実際にはそういう場面は見せないけど~そういう過去があるそうで。シャーリーズはそんなとこにもこだわった役作りでした。


ハンターを演じたクリス・ヘムズワース・・・
ハンマーや斧がこれほど似合う人はいない(笑)どうしてもマイティ・ソーがちらつく~
彼のさみしげなまなざしが好きです♪姫を生き返らせるキスが素敵だった~~~。
原題って『SNOW WHITE AND THE HUNTSMAN』 スノーホワイトとハンターのお話だったのね?


サム・クラフリン『パイレーツ・・』では宣教師。地味だった彼もこんなに立派な役を演じるようになった・・・
ウィリアムがリンゴを・・・のシーン。さすがに私もヘンだと思ったわ。
単純に騙されるのは本家白雪姫とおんなじかな。


ラヴェンナの衣装~キレイだったね~。
スノーホワイトはずっと汚い衣装だったけど、ラヴェンナのきらびやかなこと!
装飾品も美しくて・・・
鳥かなんかの心臓を突き刺して食べることが出来る指輪。あれ、いいね~。使いやすそう。(私は心臓は刺さない)

そういえば、小人さん(ここでは森の番人)の役者さんは実際小さい方たちかと思ったら~全員イギリスの名優さんだった!
ニック・フロストとか似てるなぁとは思ったの(苦笑)
トビー・ジョーンズとか、イアン・マクシェーンとか・・・後でそうなのか~って思う私はダメな人~。

ラヴェンナの弟役の彼、よくお見かけする印象深い方だけど、誰だっけ?←調べろよ(笑)

最初の方でラヴェンナに殺されたイケメンとウィリアムの区別がつかず・・・(汗)

森のシーンは良かったなぁ~
妖精がたくさん出てきてワクワクした♪妖精、大好きです!
あの白鹿の角の多さには驚いたけど~~~。

2時間超えの作品ですが~長さはそんなに感じなかった。戦闘シーンは『ロード・オブ・ザ・リング』みたい・・・

見応えあったのはシャーリーズの魔女ぶりと、素敵なソーかな?←ソーじゃないし・・・


マリー的お気に入り度 ・・・ ★8個+半(ちょっとオマケ)