pure breath★マリーの映画館

好きな映画とイロイロなこと・・・

『ポンペイ』 2D字幕

2014-06-24 22:40:24 | 映画(ほ)

前からポンペイの最後の日に興味があって・・・
昨年劇場で観たこの作品もまだ書いてなかったので。ちょこっと紹介~


『大英博物館 ポンペイ展 ポンペイとエルコラーノ、その生と死』
                   【解説】
イギリス・大英博物館の大ヒット特別展『ポンペイとエルコラーノの生と死』を、プライベートの内覧会形式で紹介するドキュメンタリー。
2013年6月18日に大英博物館を丸一日完全閉館し、館長のニール・マクレガーをはじめとする名高い専門家たちが、カメラを通じて解説するプライベートツアーをHDで収録した。
これまでイタリア国外に持ち出されたことのない450点を超える展示と、新しい知見を含むポンペイ研究の最新成果がもりだくさんの大英博物館の特別展『ポンペイとエルコラーノの生と死』。世界の博物館の頂点に立つ大英博物館においても、これほど大規模な特別展が開催されるのは40年ぶりである。精巧な宝飾品や彫刻、モザイク画のほか、まったく損傷を受けずに保存された日用品など興味深い遺物の数々や、高温の灰によって炭化した木製家具などエルコラーノだけに遺されたポンペイにはない種類の遺物なども注目である。キュレーターのポール・ロバーツ、ケンブリッジ大学古典学者のメアリー・ビアード、歴史学者のベタニー・ヒューズ、イタリアンセレブシェフで有名なジョルジオ・ロカテッリ、園芸家のレイチェル・ド・テームといった面々が展示の解説を担当し、観客をローマの路地裏へと案内する。


2000年前、ヴェスヴィオ火山の噴火によって一瞬にして消え去った街と人々・・・後に発掘されたときには遺体部分だけが腐ってなくなり、火山灰の中に空洞ができていたそうです。
考古学者たちはここに石膏を流し込み、逃げまどうポンペイ市民が死んだときの形を再現しました。それによって当時の人々の日常そのままが灰の中から浮かびあがったのです。

これは有名なフラスコ画パン屋さん夫婦・・・

上流階級の人々の美しく飾られたお屋敷。
広い中庭に美しい花々が咲き乱れ、家の中の壁紙にも花が描かれ~想像の世界が映画『ポンペイ』で観られました~。


『ポンペイ』
監督・・・ポール・W・S・アンダーソン
出演・・・キット・ハリントン、エミリー・ブラウニング、キーファー・サザーランド、キャリー=アン・モス、アドウェール・アキノエ=アグバエ、ジェシカ・ルーカス
ジャレッド・ハリス、カリー・グレアム、サッシャ・ロイズ、ベン・ルイス 他
              
                   【解説】
『バイオハザード』シリーズなどのヒットメーカー、ポール・W・S・アンダーソン監督がメガホンを取って放つ歴史アクション大作。『サイレントヒル:リベレーション3D』などのキット・ハリントンを主演に迎え、火山の噴火で埋没した街ポンペイを舞台に、愛する人に全てをささげる主人公の奮闘を描く。ヒロインを『エンジェル ウォーズ』などのエミリー・ブラウニングが好演。一瞬で全てを奪い尽くす自然災害に、果敢に挑む青年の勇気と行動力に胸が詰まる。
                   【STORY】
西暦79年の古代都市ポンペイ。奴隷戦士マイロ(キット・ハリントン)は、富裕層の商人の令嬢カッシア(エミリー・ブラウニング)と恋仲になるが、彼女にはすでに婚約者がいた。身分違いの恋に悩んだ彼は、自由を得るために街を去ろうとする。ちょうどその時ベズビオ火山が噴火を始め、マイロは愛する女性を救うために街に舞い戻る。


この時代ってちょうどグラディエーターの時代だったのですね・・・
虐げられていた彼らの背景も知ることが出来て興味深かったです。鎖に繋がれ、監禁され、人間扱いもされていない・・・強ければ強いほど、さらにその上を要求されて、しかも好色なおば様たちのお相手まで・・・
主人公はケルト人騎馬族の最後の生き残り・・・馬の気持ちが分かり操れる。これがカッシアとの出会いに重要な意味を持つ。

とにかく圧巻は大噴火シーン・・・
西暦79年8月24日正午すぎ
ヴェスヴィオ火山は大噴火。火口からの噴煙は上空30kmに及び、火山灰と火山弾がポンペイに降り注いだ。町は灰に埋め尽くされ、溶岩と火砕琉が押し寄せ~ナポリ湾では大きな津波が発生。船で逃れようとちた人々も一瞬にして命を奪われた。
これが本当にリアルに圧倒的な迫力をもって描かれてる。
キャストが地味目だから?あまり劇場に足を運んでる方がいないような気がするのですけど、、、私は凄く惹きこまれました。

安易に主人公たちだけ助かる~とかはなくて(ネタばれ?)
愛の中で死にゆく姿が当時の人々と重なる・・・みんな絶望の中で逝ってしまったけれど、抱き合ってる姿や子供をかばう姿で発見されてるのを見ると感動します。


マイロ役のキット・ハリントンはTVで活躍されてるのかな?2007年の時点ではオーランド・ブルームだったという・・・なんかちょっと似てる。
オーリーよりいかついけど。

同じくスカヨハちゃんだったというカッシアは「エンジェル・ウォーズ」のエミリー・ブラウニング。どうしても鈴木砂羽に見えるのは私だけ?
オーリーとスカヨハ、その時監督はロマン・ポランスキーだったらしい。このメンバーだと、どんな映画になっていたかな・・・

しぶといしぶとい悪者コルヴス(絶対途中で死んでるやろアンタ的なしぶとさ 笑)キーファー・サザーランドがハマってた。この方ジャック・バウアーより悪い人の方が似合わない?(個人的意見)


想像で描かれた当時のポンペイ・・・
象徴的な山があって、海岸線にはたくさんの船。大きなコロシアムで闘うグラディエーターに歓喜する民衆・・・
見ているとタイムスリップした気分になれます。
こういう作品こそ映画館で観るべき~と思ってしまう。なんだか勿体ない・・・歴史的な勉強教材として、学校とかで上映されてもいいのでは?と思えました。


マリー的お気に入り度・・・ ★8個+半以上


『ホビット 竜に奪われた王国』2D字幕

2014-03-05 21:49:59 | 映画(ほ)
                 邪悪な竜 目覚める!


『ホビット 竜に奪われた王国』
監督・脚本・・・ピーター・ジャクソン
脚本・・・フラン・ウォルシュ / フィリッパ・ボウエン / ギレルモ・デル・トロ
原作・・・J・R・R・トールキン
出演・・・マーティン・フリーマン、イアン・マッケラン、リチャード・アーミティッジ、オーランド・ブルーム、エヴァンジェリン・リリー、ベネディクト・カンバーバッチ、リー・ペイス、ルーク・エヴァンス 他
            

                        【解説】
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの60年前を舞台にしたJ・R・R・トールキンの冒険小説を実写映画化した『ホビット』3部作の第2章。邪悪な竜に奪われたドワーフの王国を取り戻す旅に出たホビット族の青年ビルボ・バギンズら一行を待ち受ける過酷な運命を、壮大なスケールで描く。マーティン・フリーマン、イアン・マッケランら前作からの続投組に加え、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどのオーランド・ブルームもレゴラス役で再登場。伝説の邪竜スマウグの声を、ベネディクト・カンバーバッチが担当する。
                        【STORY】
ホビット族の青年ビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)は、魔法使いのガンダルフ(イアン・マッケラン)や屈強なドワーフの一行と共に、たった一頭で一国を滅亡に導くと伝えられる邪悪な竜スマウグに奪われたドワーフの王国を奪取すべく旅に出る。竜の潜む山を目指す道中、巨大なクモの大群や凶暴なオークたちが一行の行く手を阻むように次々と立ちはだかり……。




前作 『ホビット 思いがけない冒険』 は、やむなく3D吹替え鑑賞だったけど~今回はベネさまがドラゴンの声なのに、吹替えだったら意味ないじゃん!ってことで(笑)2D字幕鑑賞~♪

一番萌えたのは竜(ベネディクト・カンバーバッチ)とビルボ(マーティン・フリーマン)との出会い、会話でしょうか?まんまシャーロックとワトソンだ~!とテンション上がりましたね。やっぱベネ様、上手いわぁ~~~。
声だけでも凄い迫力だ!

前回のラスト覚えてないんだけど・・・それでも楽しめました。
お待ちかねのレゴラスも思ったよりたくさん出たし・・・でも、キャラ的にはちょっとイマイチ?片想いなの?
デカイ蜘蛛がキモイ・・・蜘蛛が苦手な私は細目&時々目をつぶる・・・
ハリポタのロンになった気分でした。

ガンダルフ・・・今回も単独行動多すぎです!
なんの説明もなく待ち合わせしたってダメダメ~~~(笑)みんな意味分からず行動しちゃうからね。

このシリーズで思うことだけど、ホビットやドワーフって小さい人なんだよね。スクリーン上で彼らだけだと、つい忘れてしまう。撮影する時は本当に大変だろうなぁといつも思ってる。ガンダルフなんてすご~~く大きく見えるけど、実際はそんなじゃないんだものね。
いろんな大きさの人が同じ場所にいる時・・・遠近法使ったり後で加えたりするのかな・・・
オークたちはグリーンスクリーンでの特撮でしょうが・・・手間がかかる作業ですね。


純粋な心を持ったホビット。ビルボ・・・マーティン・フリーマンぴったりなんだけど~指輪を持ってからの翳りもいい具合なんですよね。
あれがただの指輪じゃないってことに気付いてから、ガンダルフにも言わずにこっそりと持ってる。今までとなんか違うってガンダルフも気づいてるハズなのだけど・・・


レゴラスのオーリーも年数を経ても全然変わらない。
やっぱりオーリー、このエルフのお姿が一番好きかも~~~♪矢を放ちながら、オークを倒してゆくのがカッコイイ~~~。


前作から目をつけていたキーリのエイダン・ターナー。うん!やはりイケメン担当!!今回はなかなか美味しいとこを持っていったのでは?まさかまさかのロマンスの予感~~~。
さて、どうなる!?次回をお楽しみに~って???


人間の登場って久々?バルド・・・ルーク・エヴァンスも要チェック!!
彼もイケメン担当ですね~。
次回作でも重要な役を担いそう・・・あの矢が大事!


強い女性エルフ、タウリエルを演じたエヴァンジェリン・リリーって映画のオリジナルキャラなんですね。とっても良かったけど~~~。
この役の依頼を受けた時は出産2ヶ月後だったと聞いてびっくり。アクションも素晴らしかったな。


どんな世界でも裕福な者と貧しい者の差は激しく・・・
上に立つ人が強欲で悪い人間だと本当に不幸~。そして必ずそんなヤツにくっつく腰ぎんちゃくが・・・
いかにも悪そうでいいね。彼・・・(笑)

あの樽は面白かった~樽が転がって流れて落ちて・・・テンポがよくて楽しかった~~。TDLのアトラクションみたい♪

今回もドワーフの見分けがつきませんでした。(キーリ以外)背中に番号でも振っておいてほしい←

スマウグなんて黄金が好きなだけで、使い道なんてないくせに・・・ただ乗っかってるだけなら、あんなにたくさんいらないのでは?こちらも強欲!
炎を吐けるって強みだよね。あの炎って際限なく吐けるものなのでしょうか。炎がある限り、最強だなぁ。そう言ってしまってはお話が進まない。終わってしまう・・・あんなにキラキラな竜になったのに、一瞬でしたね。残念~

まばゆいきらめきを放つ黄金~見てるだけでテンションあがる~
TDSのシンドバッドのアトラクション、黄金の山のとこで写真を撮って、マイクを通して叱られたのは私です・・・
黄金大好き!のマリーでした。(スマウグと一緒か?!)

三部作の真ん中って、あまり感想がなくて・・・スミマセン
ちなみにイオンシネマ3か月フリーパス21本目でした。


マリー的お気に入り度 ・・・★8個+半(最終章に期待!)



『ホワイトハウス・ダウン』

2013-09-18 21:04:00 | 映画(ほ)
            出会うはずのない警官と大統領。二人は世界支配を止められるのか?



『ホワイトハウス・ダウン』
監督・・・ローランド・エメリッヒ
出演・・・チャニング・テイタム、ジェイミー・フォックス、マギー・ギレンホール 他

                      【解説】
『インデペンデンス・デイ』『2012』などのローランド・エメリッヒ監督が放つアクション大作。謎の武装集団に占拠されたホワイトハウスを舞台に、邸内に居合わせた議会警察官が人質となった大統領と自身の娘の救出とホワイトハウスの奪還に挑む姿を活写する。主人公の議会警察官に『マジック・マイク』などのチャニング・テイタム、大統領に『ジャンゴ 繋がれざる者』などのジェイミー・フォックスら実力派俳優が結集。危機迫る展開はもとより、爆発炎上して崩落するホワイトハウスといった迫力の破壊描写にも息をのむ。
                      【STORY】
大統領ジェームズ・ソイヤー(ジェイミー・フォックス)を警護するシークレットサービスを目指すも、不採用となってしまった議会警察官のジョン・ケイル(チャニング・テイタム)。不採用だったことで幼い娘を悲しませたくないと、気晴らしも兼ねて彼女を連れてホワイトハウスの見学ツアーに参加する。だが、そこへ謎の武装グループが乗り込み、瞬く間にホワイトハウスを制圧した上に大統領とケイルの娘らを人質にして籠城。未曽有の事態に全世界が混乱する中、ケイルは武装グループに挑む。



8月公開の作品です。
少し前に公開されたジェリー(ジェラルド・バトラー)の『エンド・オブ・ホワイトハウス』と、比べてしまうのは仕方ないですよね~。
私はこちら『ホワイトハウス・ダウン』が好き♪
ジェリーも好きだけど、チャニングの方がもっと好きなのが勝因かな~(笑)

ホワイトハウス受難の年・・・
今回もものすご~~く破壊されてました。しかも、外国からの攻撃ではなく自国の事情?
ゆがんだ愛国心が引き起こす大事件~。それに巻き込まれたシークレットサービスになりたかった人(試験不合格)、というちょっと皮肉な設定~。
ローランド・エメリッヒ監督、やりたい放題、壊したい放題やっちゃってます!

ホワイトハウス見学ツアー、私も参加したい。
案内人がいい味出してました。最初、前に観たことある人だと思ったのですが違ってたみたい。調べてみたけど分からなかった・・・
ラブコメみたいなやつで、なんかバーのマスターしてたんだけど。
とにかくただの案内人だったハズが、最後に美味しいとこ持って行った~(笑)


チャニングはやっぱり素敵~!
昔から好きなのです。あの寂しげな表情にやられる・・・シークレットサービス不採用だったけど、元カノの前であんな顔されたら、なんとかしてあげたくなるでしょう!普通!!
娘ちゃんの前でちょっといいカッコしてるとこも良かった。
今回は、弾の方からよけてくれてるの?と思うぐらい当たらなくて笑ってしまった!白いランニングからちょっと見える胸板、二の腕、逞しい~~。カッコいい~~~。


ジェイミー・フォックスは貧しい役(ジャンゴ)も盲目の歌手(Ray)もこういう大統領も、なんでもこなす~。
銃を持っても使い方がよく分からないっていうとことか、笑えた~。お茶目なとこがよかったな。


マギー・ギレンホールもよかったです。
リチャード・ジェンキンスは何に出てもなんか怪しい・・・怪しくない時もあるにはあるけど(笑)


ここでも核ミサイルです。またか・・・と思うけど。こういうストーリーは結局そこなのね・・・核を制すると世界を制す・・・怖い。
ジョンの娘エミリーが官邸マニアで、知識豊富。サッとYouTubeに犯人をアップするとこなんて~今時の子だ!凄い!!と思ったけど、よく考えると大変危険な行為。
命が助かったことは奇跡・・・みんなは真似しないように←真似できないし(笑)

大統領専用カー“ザ・ビースト”銃弾も跳ね返す?まるで戦車みたいに凄かったけど・・・これは公にされてないので、想像で作ったらしい。
これだけではなく、公にできない色々な秘密があるのだろうけど~興味深かった。
戦車に地対空ミサイル、軍用ヘリも出てきて、戦闘~破壊!凄かった!!

気になるもう一つのホワイトハウス作品『エンド・オブ・ホワイトハウス』のことをエメリッヒ監督は最初知らなかったそうで、あちらはハードなR指定。こちらは日本では子供でも誰でも観られる作品ということで、楽しいしシリアスになりすぎていないということです。
それもあってか、こちらの方が観やすかった。両方とも子供が絡んでいるのだけどね。

最初と最後に、大統領がいつものようにヘリの進行を変えてホワイトハウス前方を飛んでゆく~とかもよかったよね。

ここで叫ぶ。チャニングの『マジック・マイク』が観たい~~~!



マリー的お気に入り度・・・ ★8個+半(チャニングがいいです~♪)