pure breath★マリーの映画館

好きな映画とイロイロなこと・・・

『ゼロ・グラビティ』 3D吹替

2013-12-25 21:46:26 | 映画(せ)
               宇宙の 暗闇を 生き抜け


『ゼロ・グラビティ』
監督・・・アルフォンソ・キュアロン
出演・・・サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー 他

                  【解説】
『しあわせの隠れ場所』などのサンドラ・ブロックと『ファミリー・ツリー』などのジョージ・クルーニーという、オスカー俳優が共演を果たしたSFサスペンス。事故によって宇宙空間に放り出され、スペースシャトルも大破してしまった宇宙飛行士と科学者が決死のサバイバルを繰り広げる。監督を務めるのは、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』『トゥモロー・ワールド』などの鬼才アルフォンソ・キュアロン。極限状況下に置かれた者たちのドラマはもとより、リアルな宇宙空間や事故描写を創造したVFXも必見。
                  【STORY】
地表から600キロメートルも離れた宇宙で、ミッションを遂行していたメディカルエンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)。すると、スペースシャトルが大破するという想定外の事故が発生し、二人は一本のロープでつながれたまま漆黒の無重力空間へと放り出される。地球に戻る交通手段であったスペースシャトルを失い、残された酸素も2時間分しかない絶望的な状況で、彼らは懸命に生還する方法を探っていく。




来日するたびに“とってもいい人”印象を残すサンディ♪
気取らない彼女の言動は本当に気持ちが良い~。
気さくな彼女とは裏腹に、この映画は緊迫感と圧迫感と閉塞感と・・・とにかく心臓に悪いシーンの連続・・・
恐怖を煽る音もないのに、襲いかかる恐怖・・・ヘタなホラー映画より、よほど怖い~~~。

宇宙へ行くには、毎日毎日何年も何年も・・・想像もつかない激しい訓練をこなさねばならないってことは、コミック「宇宙兄弟」で勉強済み。
宇宙では何が起こるか分からない。想定外のさらに想定外・・・こんな状態になったら、どうする???
人間が生きていくうえで絶対不可欠な酸素がなくなってしまう恐怖。
宇宙空間で宇宙服が破損してしまうと、こんなことになるんだ・・・分かってるけど事故のシーンは痛々しい。
もっと原形を留めないほどになるのかもしれないよね。
このお話はフィクションだけど、実際こういうことが起こらない。とは言い切れないハズ。
命懸けのミッションです・・・

こういう映画こそ3Dで観るべきという声が多いので、サンディやジョジクル兄貴の声を聴きたいのを我慢して3D吹替え鑑賞~。
なんで3D字幕がないのよ~~~・・・><;
まぁ、タレントさんとかじゃなく普通に声優さんだから安心は安心だったけど~結構サンディとジョジクルの会話劇みたいな感じもあるから~ここは2人の声聴きたかったな。

とにかく半端ない臨場感・・・
宇宙では音はしないってことで、事故のシーンも爆発炎上のシーンも無音・・・それが余計に恐怖を煽る~。
誰もいない全くの孤独の中で、生きる希望を見出せるだろうか。
私だったら無理かも~。諦めてしまうかもしれない。
でも希望が少しでもあるなら、最後まであきらめちゃダメだってこともこの映画は教えてくれる。

宇宙服もCGで、顔のヘルメット部分もCGでって。一体どうやって撮ったんだろう???メイキングが観たい~と思ったら、キュアロン監督・・・想像してくださいと。DVD特典にも入れないとかで・・・
知りたいわ~~~。パンフには少しだけ、無重力に触れた文章もあったけど~実際見てみたいですよね。。。

どんなに技術が進歩しても、マニュアルは図解と説明文とか、結局はそうなんだ~とかヘンなとこに納得(笑)
とにかく劇場鑑賞をおススメ。宇宙から見る地球は本当に美しい星・・・
この宇宙体験はして損はないと思う~。
ただ・・・大変疲れてしまうので、体調悪い方はやめた方がよいかと(そこまで?笑)



マリー的お気に入り度 ・・・★8個+半ちょっと(9個に近いけど、吹替えだったからちょっとね。)