pure breath★マリーの映画館

好きな映画とイロイロなこと・・・

『47RONIN』 2D吹替 試写会で鑑賞~&後日、2D字幕鑑賞

2013-12-24 22:29:15 | 映画(ふ)
                        参戦せよ。




『47RONIN』
監督・・・カール・リンシュ
脚本・原案・・・クリス・モーガン
出演・・・キアヌ・リーヴス、真田広之、浅野忠信、菊地凛子、柴咲コウ、赤西仁、田中泯、ケイリー=ヒロユキ・タガワ、羽田昌義、曽我部洋士、米本学仁、山田浩、ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン、出合正幸 他

                      【解説】
世界的スター、キアヌ・リーヴスを主演に迎え、歌舞伎や映画、ドラマなどで不動の人気を誇る「忠臣蔵」を大胆にアレンジしたアクションファンタジー。非業の死を遂げた主君の敵を討つべく集まった47人の浪士と異端の混血のサムライが協力し、数々の試練を乗り越え決死の戦いに臨むさまを描く。監督は、CMなどを手掛けてきた新鋭カール・リンシュ。共演には国際的に活躍する真田広之、浅野忠信、菊地凛子のほか、本作でハリウッド作初出演の柴咲コウに加え、赤西仁も名を連ねる。
                      【STORY】
大石(真田広之)率いるサムライたちは、吉良(浅野忠信)とミステリアスな女ミヅキ(菊地凛子)のたくらみによって主君を殺され、自然が豊かな赤穂の領地を追われてしまう。さらなる謀略を企てる吉良の野望を阻止し、主君の敵を討つべく集まった47人の浪士たちは、はぐれ者の混血青年カイ(キアヌ・リーヴス)と手を組むことに。わずかな人数の彼らは、明らかに戦力差のある敵の軍勢の戦いに命を賭して身を投じる。



最初にこの企画を聞いた時には非常に期待してて~キアヌがどんな武士道を見せてくれるのか、とても楽しみでした。
でもキアヌね、基本・・・ボロボロ(笑)・・・ボロをまとった姿がほとんどだった~~~。
途中ジャック船長が出そうな雰囲気になった時は、キアヌはウィルっぽくもありましたが。←ファイトクラブみたいな、ユノのMVの時のようなシーン・・・

外国の方が思う日本は、未だに“ハラキリ”の美学みたいなのがあるのかな・・・
武士としての死に様・・・恥ずかしい死に方はしたくない。最期まで美しく。と・・・
それでもあんな風に47人~ずら~っと並んでる様は初めて見たような気がする。実際もあんなのですか???←無知。

冒頭のクリーチャー?へんな生き物が出てきて、戦ってというところから、これはファンタジーだったのね・・・と実感。
だから途中で天狗っぽくない天狗が出てきても驚かないよ。でも~せめて鼻高くすればよかったのに(そんな問題?)

最初試写会で観た時は2D吹替えでした。
キアヌの声は安定の声優森川さん、これはこれでいいんですけど~他の日本人俳優さんはみんな自分の声を吹替えていて~
それが英語喋ってる口と微妙に合わなくて、ちょっと違和感。。。
そして凛子さんの日本語が棒・・・アワワ、たどたどしくて聴きにくい・・・
イオンの3か月パスポートで観放題なので、また2D字幕でも観てみました。彼女はやはり英語の方が違和感なし。


キアヌは素敵なのですが・・・
そんなに見せ場もなく、あの時代で浮いてるただの人っぽく見えてしまって(ゴメン)もっともっとカッコよく描ける気もしたんですけど・・・
最期の白装束の姿は素敵でした。


真の主役はこの人では?と思うほどの存在感~真田さん。
英語もスムーズだし、立ち振る舞いは本当に武士だし殺陣も上手いし~この映画では一番光ってた。

浅野さんもよかったし・・・凛子さんの妖しさもよかった。

コウちゃんはこれからハリウッド進出できるんじゃない?
いろんな役が出来そうな気がするけど~~~

赤西くんはオーラ消して(最初からこんなだった?)普通の青年っぽくて、彼と知らずに観たら分からなかったかも・・・
彼の母、大石さんの妻りく役の國元なつきさんがよかったな。ちょっと調べてみてたら、私と誕生日が一緒だった(年は違うよ~←当たり前)

田中泯さんの浅野内匠頭のヘアースタイルも斬新だった・・・おかっぱ?


日本人ばかりが出てるハリウッド映画は珍しいし~
そこそこ楽しめるし~忠臣蔵としてではなく、娯楽映画として観れば面白いかもしれないのでよしとしましょう~。

あの時代に巨人兵がいたらびっくりだわ~~~。
日本っぽくない着物も私は嫌いじゃなかった。

2回とも2Dでしたが、十分。この映画も3Dの必要性は感じませんでした・・・


マリー的お気に入り度 ・・・★8個ちょい・・・