pure breath★マリーの映画館

好きな映画とイロイロなこと・・・

『キャビン』

2013-05-28 21:14:20 | 映画(か行)
            5人の若者、バカンス、山小屋
                 その先は絶対に予想出来ない。定番を打ち破るマルチ・レイヤー・スリラー



『キャビン』
監督・脚本・・・ドリュー・ゴダード
出演・・・クリステン・コノリー、クリス・ヘムズワース、アンナ・ハッチソン、フラン・クランツ、ジェシー・ウィリアムズ、リチャード・ジェンキンス、ブラッドリー・ウィットフォード、ブライアン・ホワイト、エイミー・アッカー 他

                     【解説】
バカンスで大騒ぎする若者たちが恐怖に陥れられる定番の展開を、あえて覆すことに挑戦した異色のスリラー。出演は、『ハプニング』のクリステン・コノリーや『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワース、『扉をたたく人』のリチャード・ジェンキンスなど。『クローバーフィールド/HAKAISHA』の脚本を担当したドリュー・ゴダードが本作で監督デビューし、共同脚本に『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督が名を連ねる。ホラーの王道から一転、モニタールームの存在が明かされて以後の怒どうの展開に目がくぎ付けになる。
                    【STORY】
森の別荘へとやって来たデイナ(クリステン・コノリー)やカート(クリス・ヘムズワース)ら大学生の男女5人。彼らが身の毛もよだつような内容のつづられた古いノートを地下室で発見し、呪文を唱えてしまったことから、何者かが目を覚ましてしまう。一方、彼らの知らないところではその一部始終が監視され、コントロールされていたのだった。そして、何も知らない彼らに魔の手が忍び寄り……。





※ネタばれしてる部分があります。ご注意を・・・





少し前に鑑賞~~~。
ホラーは苦手だけど・・・神の子ソーこと、クリス・ヘムズワースが出てるってことで楽しみにしてた。
血がドバドバ~~~!じゃんじゃん人間が殺されて~しかもグロい殺され方で・・・普通なら逃げ腰になりそうだけど大丈夫だった~!だって面白かったもん。
私には予想もつかないラストも良かったし~(予告編を観て少しは予想してたのよ。でも違ってた・・・)
あんなにみんなやられちゃうとは。。。驚いた!!


しかも、クリス・ヘムズワース、結構売れてきてるのにあの最期・・・よく出たなぁ(笑)あの退場の仕方、本当にびっくりした~。


山荘の若者は他は知らない人ばかり。
主人公のデイナ役のクリステン・コノリー。彼女が1980年生まれ(クリスより年上)っていうのにも驚いた。ティーンエイジャーみたいに見えない?


若者たちが“定番のシナリオ通り”で死んでゆくようコントロールする謎の組織のボスっぽい人がリチャード・ジェンキンス。
彼もよく出たなぁ(こればかり言ってる 笑)彼が出てることで、この映画がB級ではなく、奥のふか~~い映画みたいに見える不思議。


カメオでエイリアンに付きもののあの方が・・・!


いろんな意味で笑えたけど「半漁人で~」、「半漁人が・・」って言ってた人が半漁人に・・・って・・・ブラックすぎて笑えた!

日本人が勤勉でサボらない~アピールが凄かったけど、日本好きなのかな~?
日本の女子中学生?たちがみんなで唄いながら成仏?させちゃうのも笑えた~。「さすが日本。またやった!」みたいに感嘆されてたりして・・・苦笑。

登場人物たちがあまりにもバッタバッタやられちゃうので、一体どうなってしまうの?と不安になったけど、そういう展開なのね・・・地球の存続にも関わってくるとは!話が大きすぎてピンとこない。
地球の未来を担っているはずの謎の組織?があまりにも緩くて驚きます。
あんな解除ボタン一つで危険な怪物たちが出てこれるって普通ありえない~。(普通、厳重管理でしょ)

デイナが持ち上げられて叩きつけられて凄いことされて無事だったのには、ちょっと笑った。(笑ってばかり)普通あの時点で死んでる。
たくさんモンスターが出たけど、私はゾンビ系が一番怖いかな~~~。他はそうでもない・・・(年々怖いものが減ってゆく)

こんなにバッドエンドなのに、面白かった!!
そんな自分が不思議で嬉しい。



マリー的お気に入り度 ・・・★8個+半以上~(苦手ジャンルのホラーなのにね・・・)


『図書館戦争』

2013-05-24 22:21:27 | 映画(た行)
                 本を守る。想いを守る。




『図書館戦争』
監督・・・佐藤信介
原作・・・有川浩
出演・・・岡田准一、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、西田尚美、橋本じゅん、鈴木一真、相島一之、嶋田久作、児玉清、栗山千明、石坂浩二 他


                      【解説】
『阪急電車 片道15分の奇跡』などの原作者、有川浩の代表作を基に、岡田准一と榮倉奈々が本を読む自由を守る自衛組織の隊員にふんするSFアクション。国家によるメディア検閲が正当化されている架空の社会を舞台に、“図書隊”の新人女性隊員が鬼教官や仲間たちに助けられながら、知る権利や本を読む自由を死守すべく戦いに身を投じていく。田中圭や栗山千明、石坂浩二など豪華なキャストが共演。『GANTZ』シリーズなどの佐藤信介がメガホンを取る。本格的な戦闘シーンと共に、登場人物たちの恋の行方からも目が離せない。
                      【STORY】
メディアに対する取り締まりを正当化する法律“メディア良化法”が施行されてから30年がたった日本。読書の自由を守るための自衛組織“図書隊”の隊員にかつて助けてもらった笠原郁(榮倉奈々)は、憧れの図書隊員になる。担当教官・堂上篤(岡田准一)の厳しい指導を受け、女性で初めて図書特殊部隊に配属された郁。そんなある日、図書隊とメディア良化委員会の対決が避けられない出来事が起きる。



『SP』時のようなカッコいい岡田くんを観たくて~苦手な榮倉ちゃんだけど意を決して(笑)の鑑賞。
人気だという原作のタイトルは知っていたけど、私の中で勝手に子供向けの内容かと思っていた。学校の図書館が舞台の学生たちの争いごと?みたいに思ってた。
でも岡田くんが主演で、出演者も大人ばかりみたいだしなぁとちょっと疑問を感じて、見始めてから、あれ~全然違う。と・・・爆

舞台は、日本。日本でもパラレルワールド?今は“正化31年”・・・
メディアを取り締まる“メディア良化法”その厳しい検閲に対抗する自衛組織“図書隊”見た目はまるで自衛隊みたいなカンジ?トレーニングもキツそう・・・

そして、鬼教官の岡田くんは、カッコいい!!!
端正な顔立ちにあの制服姿、素敵~~~。シャツを着てても鍛えられた逞しい身体は隠せない・・・
そしてかなりのツンデレ!ツンデレ、ばんざい~。
岡田くんを観るために劇場へ足を運んだ甲斐がありました(笑)

どんなに榮倉に・・・失礼、榮倉ちゃんに「チビ!」と罵られようといいのです。
素敵なものは素敵なんだから~~~。
雑誌の仮想キャスティングで岡田くんも榮倉ちゃんも1位だったそうですね。榮倉はともかく、岡田くんはコミックと比べてもぴったり!
私は歌って踊ってる岡田くんより、演技してる彼が好きだなぁ。


榮倉ちゃんは、頑張っていたと思います。
アクションは全部自分でやったのかな・・・凄く頑張っていたと思う。もう少し声が低かったらなぁ~あの子供みたいにきゃいんきゃいん言うのをやめてもらえたら・・・(願)


田中くんも良かったし~栗山千明ちゃんもいいカンジでした。


そしてウワサに聞いてた種市センパイ~♪
福士蒼汰くん、やっぱりいいオトコ。でも、でも・・・気付いたわ。彼は「ズブン・・・」って訛っているのがいいな。標準語では普通~(笑)
身体も細すぎる・・・もうちょっと鍛えて欲しい。


児玉清さんのお姿が・・・涙出た。有川役のモデルは児玉さんだったそうで。。。
本が大好きだった方だから、この役は嬉しかったことでしょうね~。


日本映画にしては銃もバンバン撃つし、戦争シーンは嫌いだけど~パラレルワールドだと思えば大丈夫でした。
あのテントでのシーンは好きだった・・・
本を焼くところは、辛かった~!
図書隊のマークが素敵♪

本を読む自由が奪われたら・・・と、考えただけで恐ろしい。
今はあまり読めないけど、小・中学校の頃は図書館がお友達(笑)ものすごい数の本を読んでいた。冒険ものも大好きだったから、郁の気持ちはとっても良く分かる・・・
原作が素晴らしいと、映画化に対しては厳しくなるけど~この映画の満足度は高いのではないかな・・・
面白かったです!



マリー的お気に入り度 ・・・★8個+半

 

『L.A. ギャング ストーリー』

2013-05-20 20:53:13 | 映画(あ行)
               正義のために、法を犯せ。


『L.A. ギャング ストーリー』
監督・・・ルーベン・フライシャー
出演・・・ジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリング、ショーン・ペン、ニック・ノルティ、エマ・ストーン、ロバート・パトリック、マイケル・ペーニャ、ジョヴァンニ・リビシ、アンソニー・マッキー 他

                   【解説】
ロサンゼルスで暗躍した実在のギャング、ミッキー・コーエンと、街の平和を取り戻そうと立ち上がった市警との壮絶な抗争を描いたクライム・アクション。ポール・リーバーマンによる実録ルポを基に、『ゾンビランド』のルーベン・フライシャー監督がメガホンを取る。オスカー俳優ショーン・ペンが伝説のギャング王にふんし、彼との戦いに挑む男たちに『ミルク』のジョシュ・ブローリン、『ドライヴ』のライアン・ゴズリングら実力派が顔をそろえる。
                  【STORY】
1949年ロサンゼルス、ギャング王ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)はドラッグや銃器売買、売春などで得た金で街を牛耳っていた。警察や政治家も意のままに操るコーエンに誰も歯向かえずにいたが、街の平和を取り戻すべく6人の男たちが立ち上がる。ロサンゼルス市警のジョン・オマラ(ジョシュ・ブローリン)とジェリー・ウーターズ(ライアン・ゴズリング)らのチームは、身分を隠し闇社会に戦いを挑んでいく。



ウソのような本当のお話?
と~~っても面白かった!!この時代の格好って素敵だよね~。男性がみんな帽子姿でカッコいい。ジョニーが演じたジョン・デリンジャーの時代かな?と思ったら、もう少しだけ後でした。
あちらは1933年、こちらはそれよりちょっと後・・・
一応、ジャンルとしてはハードボイルドなのでしょうか~?
「パブリック・・・」はとても緊迫してて笑えなかったけど、こちらは暗黒街のお話なのに所々に笑いが散りばめられていて~楽しかった。


ちょっと素人くさい(ギャングとしては素人か~)頼りない計画とかでハラハラさせるんだけど~面白かった!!
キャストもいいし・・・なんといってもライアン・ゴズっちでしょう。
カッコいい役だよね~~~。警察でも一匹狼的な・・・タバコの吸い方、ライターの扱い・・・本当に素敵♪
彼が素敵に見えるようになったのは「ドライヴ」からなので~。きっと若い頃よりいいカンジに歳を重ねているのかな・・・。


ジョシュ・ブローリンは生真面目な役が似合う~。
彼を見ると、思い出す人がいるんだけど、それが誰か分からなくていつもはがゆい・・・若い頃の三船敏郎かなぁ???
最初彼にオファーがあったのはギャング王のミッキーの方だったそうですが、ジョシュさん自らが推薦したという友人のショーン・ペン。
彼のキレ方がよかった!!小柄な人って、大きな力相手に敵意を燃やすことが多い。冒頭の身体引き裂き~からその“恐ろしさ”が表現されててとっても良かったです~。
ああいうのが続いたらどうしようかと思ったけど。
ショーン・ペンの存在感がさすが~。 


ジョヴァンニ・リビシは最初から●●フラグが~~と思ってたら・・・
こういう家庭的な人が一番最初にやられたりするのが常。。。
最近、印象的な役が多い彼ですね。


マイケル・ペーニャやアンソニー・マッキー・・・彼らもよかったです。
この映画ってお馴染みの顔ぶれが多くて、ともすれば顔の見分けがつかなくなりそうなジャンルだけど(苦笑)分かりやすかった!


そうそう
エマ・ストーンはキレイだった~♪
彼女は役柄によって金髪だったり、赤毛だったり、黒髪だったり~どの髪色も似合う女優さんだなぁと思っていて・・・
今回の女優になる夢が破れた哀しい女性が似合ってた。
なんでミッキーは彼女を礼儀作法の先生なんて設定にしたんだろう?とは思ったけど、指導されておとなしく言うこときくミッキー・コーエンとは思えないけど。
逆ギレされて殺されそう・・・


それにしても大事なメンバーを選んだのが、ジョン・オマラの妻。素人の彼女が一番鋭いって面白い~~~。
彼女のあのシーン・・・ドキドキしちゃった。

私はドドドドドっていう乾いた銃の音が嫌いで、戦争ものやギャングものでも、あの音で寒くなったり気分が悪くなったりするんだけど
この映画ではあまりそういう嫌な気持ちにならなかったのが不思議。
最初にも書いたけど、本当にクスッとするところとかあってちゃんと気が抜けるっていうのがいいね。



マリー的お気に入り度 ・・・★8個+半以上~。




【東方神起 LIVE TOUR 2013 ~TIME~ ナゴヤドーム初日公演】に行って来た~♪

2013-05-12 23:05:53 | 東方神起
            ライヴ後のプレミアムメッセージ        



【東方神起 LIVE TOUR 2013 ~TIME~ ナゴヤドーム初日(5月10日金曜日)公演】に行って来ました~♪

今回はP席(プレミアム席)・・・4月にご一緒したyukarinちゃんもP席。
名古屋駅で待ち合わせ~♪

名古屋は、ほとんど観光したことがない私。
開演までの時間で名古屋城に行って来ましたよ~。あいにく工事中で外観がイマイチ・・・お天気もポツポツと小雨という悪条件でしたが、私達には関係ない!あくまでもメインはライヴですから~ってことで、どんな条件でも楽しめました。←ポジティブシンキング(笑)
金のシャチホコに触る、金のシャチホコと記念撮影、そして究極~金のシャチホコに座る!(ちゃんと乗ってもいいシャチホコがある)
これもすべてライヴで良い席に恵まれるように・・・(笑)

その甲斐あって?いつも最強を誇るyukarinちゃんは今回も最強だったし~(かなり良い席)
私も去年のP席とは比べものにならない席ではあったけど、十分でした。これ以上を望んだら罰があたるもん。
ちなみにこんなカンジ


P席入場口で、yukarinちゃんと私(右)


私の席、花道の終わる場所と並行みたいなカンジなので、そこにユノ、チャミ何度も来るのだけど・・・かなり良く見えるのにスポットライトが眩しくて顔が~~~っみ・み・見えない~という贅沢な席。光り輝く2人は本当に素敵でした~!
途中ミニトロッコは目の前の列(私は3列目だったから)を通ってくれたのでチャミの視線は頂きました~。ユノは遠くを見てた><;

2人ともしょっぱなからテンションが高く、最初からこんなに飛ばして大丈夫かな~?と心配になったけど、さすが!最後までそのテンションで歌い、踊って素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました!

ステージの内容はたくさんあるファンサイトさんが詳しく書いておられるので~省きます(他力本願)
ただ印象に残ったことが・・・チャンミンが最近、MCで偉人シリーズを繰り出してくるんですが(ユノはいつもぽか~~ん・・・ 笑)
今回はウィリアム・ブレイクの言葉を引用してきたこと。ウィリアム・ブレイクといえば、そう!ジョニー主演の『デッドマン』ブレイクという名前のせいで間違えられて・・・というアレですね。
「忙しい蜂は悲しむ余裕をもたない」私達がライヴがもう終わってしまうの~?と哀しんでる時間がもったいない。今を楽しみましょう~ってことですって。やるね、チャミ~。ユノは再度ぽか~ん(笑)
なんだかチャンミンの口からその名前が出たことが嬉しかった~。


前回のさいたまスーパーアリーナはこのツアーの本当の本当の初日だったから東方神起の2人としても、観客の私達もドキドキが半端なく・・・硬さもあった。でも、ステージをいくつかこなして・・・ますます成長した2人の歌もダンスも申し分なくて~またまた心から楽しませてもらえた。
素晴らしいステージありがとう!感動をありがとう!トークも最高でした。

素敵な余韻を残しながらも、さいたまでは会えなかったNakajiさんとの約束の場所・・・名古屋では有名な手羽先の店「山ちゃん」へ
道に迷って、なかなかたどり着けなかったのはご愛嬌・・・遅れてゴメンなさい><;
飲んで食べて笑って~楽しい夜は更けたのでした。

翌日は、yukarinちゃん、Nakajiさんと一緒に東方神起衣装展を見に行きました~。
ここでの列の長さが今回一番の長蛇の列・・・じっくり眺める時間は与えてもらえないので(哀)写真を撮って来ました。
こんなカンジ・・・やっぱり2人は大きいです。身長も足も・・・この写真を見る時は顔は想像してそこに乗せます。

その後、Nakajiさんと別れ、2人で大須を散策しました。
懐かしい雰囲気のそこは多国籍な感じで、歩いてるだけでなんか楽しい♪
名古屋で出会った人もみんな優しかったし~人も街も優しい素敵な所でした。またゆっくり遊びに行きたいな~~~。


いつもながら、快く送り出してくれる家族に感謝♪

そうそう、本日12日母の日にムスメがプレゼントくれました~。
私が東方神起にハマり、ムスメが最近BIGBANGにハマり、我が家で飛び交う韓国語・・・この手紙にも感激!!!
ありがとう~~~。



『ジャッキー・コーガン』

2013-05-04 20:56:09 | 映画(さ行)
                    その男は優しく、殺す




『ジャッキー・コーガン』
監督・・・アンドリュー・ドミニク
原作・・・ジョージ・V・ヒギンズ
出演・・・ブラッド・ピット、リチャード・ジェンキンス、ジェームズ・ガンドルフィーニ、レイ・リオッタ、サム・シェパード  他

                    【解説】
『ジェシー・ジェームズの暗殺』のアンドリュー・ドミニク監督とブラッド・ピットが再タッグを組み、ブラッドがクールな殺し屋にふんし新境地を切り開いたクライム・サスペンス。裏社会に生きる男たちの生きざまを描くとともに、経済危機にひんしたアメリカ現代社会の闇を映し出す。共演には『扉をたたく人』のリチャード・ジェンキンス、テレビドラマ「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」のジェームズ・ガンドルフィーニ、さらにレイ・リオッタ、サム・シェパードら実力派がそろう。
                    【STORY】
「優しく殺す」をモットーにする殺し屋ジャッキー・コーガン(ブラッド・ピット)は、ドライバーと呼ばれるエージェント(リチャード・ジェンキンス)から賭博場強盗の黒幕を捜す依頼を受ける。彼は前科のあるマーキー(レイ・リオッタ)を捜し出したものの、強盗を仕組んだのは別の悪党3人組であることが判明。さまざまな思惑が複雑に絡み合う中、ジャッキーは事件に関わった者を皆殺しにすることを決める。



これはブラピ堪能映画でした~~~。
映画の素敵なシーンは全部予告編で観てたかも・・・それ以上を期待して、劇場へ足を運んだ方はちょっと不満が残ったかもしれない。

レトロな雰囲気とスローを多用するスタイリッシュな作りは、好きな人はとっても好きだろうなぁ~と思う。
それはいいのだけど、内容が・・・私にはもう少し・・・だったなぁ・・・
R15?そういうシーンはないけど、会話が下品・・・特に役に立たない殺し屋ミッキーさん、いらない!不快になるレベル。


男くさいブラピ、たまにはいいよね~。
美しい信念を持った殺し屋ジャッキー・コーガン、素敵だったと思う。
ただ歩いているだけで絵になる男。


ある意味、気の毒なマーキーはレイ・リオッタ。
狼少年の末路?ウソをつくのはやめましょう~という教訓にはいいかな?
彼は撮影前に複数の役でオーディションを受けたけれど、マーキー役をもっともやりたかったらしい。「マーキーはこの入り組んだ映画の中で実はいちばんまともな人間だ。ポーカーゲームを仕切っていて、いつも横に女性をはべらせている。誰もが基本的にはマーキーのことが好きだ。だから僕はこの男を演じたかった。このまともなワルをね。」だそうです~
一つの映画で色々な役のオーデションを受けるのですね~。


リチャード・ジェンキンスの役名は“ドライバー”彼はチョイ役でも存在感あるよね・・・
彼で思い出した!『キャビン』のレビューも早く書きたい~~~。


強盗に入る素人同然でハラハラしちゃう、フランキーとラッセル。あんなにオドオドしていて、しかもストッキング被っても顔が見え見え・・・本当にあんなでいいの?状態。
フランキー役のスクート・マクネイリーがジョニー(ジョニー・デップ)の若い頃に少し似ていて気になった。
彼がいたから楽しめた気もする・・・
だから、彼が・・・のところはジャッキー・コーガンの優しさにお礼を言いたい気分(笑)


殺し屋のお話なのに、会話が中心の映画・・・
背景のTVではオバマさんの演説が延々と・・・(大統領になる前のようですね)
これがアメリカ・・・ジャッキー・コーガンの台詞にもあるけど「アメリカはビジネス」

ブラピの制作会社プランBの文字がど~ん!と。
自分の会社で自分が出演する時は相当のこだわりがあるんだろうけど・・・この作品は上映劇場も少なかったな。
ブラピ主演じゃなかったら、観なかったかも~~~。


マリー的お気に入り度 ・・・★7個+半ぐらい(ブラピとジョニーそっくりさんでオマケ)