そこには、愛も英雄も存在しない
『スカイライン-征服-』
監督・制作・・・グレッグ・ストラウス / コリン・ストラウス
出演・・・エリック・バルフォー、スコッティー・トンプソン、ブリタニー・ダニエル、デヴィッド・ザヤス 他
【解説】
戦うすべもないごく普通の人たちへのエイリアンの襲撃を、『アバター』や『2012』を手掛けたVFXチームによる圧倒的な映像で描くSFディザスター・ムービー。
『AVP2 エイリアンズVS. プレデター』のグレッグ、コリン・ストラウス兄弟がメガホンを取り、リアリティーを重視した視点で人類滅亡の危機を描き出す。主演は「24 TWENTY FOUR」のエリック・バルフォー。今までにない観点で描かれる地球最後の日の描写に、興味が尽きない。
【STORY】
ロサンゼルスの親友に会いにきたジャロッド(エリック・バルフォー)とエレイン(スコッティー・トンプソン)。早朝4時ごろ、突如として青白い光と共に不気味な音が響き、友人が光の中に姿を消してしまう。
窓の外ではたくさんの巨大な飛行物体が空を埋め尽くし、地球から人間を次々と吸い上げていた。
※ ほとんどネタばれしてます。未見の方は注意!
観る予定はなかったのだけど、、、観ちゃいました。
またまた宇宙人もの・・・
それも今回はいきなり地球が襲撃されるというもの。
地球に団体でやって来るぐらいですから~普通に戦って勝てる訳がない。
ラストはどんな秘策で追い払うのだろう?と思っていたら、、、とんでもない。
あっけなく3日で征服されちゃいました・・・
それもヤツらは、人間の脳や脊髄が必要みたいで
それを使って宇宙人を創り上げるの。
自分の星では繁殖できなくなったからなのかな~?地球に来た理由も何も一切解明されないけど
私はそう考えました。
低予算らしいけれど、予算のほとんどをVFXにつぎ込んだのか、いろんな種類の宇宙船(巨大な飛行物体)やエイリアンは迫力があった。
出演者はみんな知らない人ばかりで~
で、重要なキャラかな~と思った人も容赦なくやられてしまう。
さすがに主人公2人は・・・と思ったけど例外なし?
あっ!でもちょっとラストに思わせぶりなシーンがある。
主人公の彼女が妊娠してることが、最後まで意味を持つみたいな・・・
それにしても、人間って脆いわ~。
攻撃してきたエイリアン、圧倒的な破壊力とすさまじい執念をもってて逃げても逃げても追いかけてくるし
隠れてもなが~~い触角みたいなので探されてしまうし、普通の人間どころか軍隊でも無理。
けど、生体反応に敏感なわけではないから
ずっと潜んでいた方が助かったのではない?と思ってしまうのは素人考えかしら~~~。
海に逃げよう!とこだわっていたけど無駄な気がするわ。
青い光に魅入られて吸い取られてしまう・・・
光から逃れて助かっても、身体が紫色に変色したりして~パワーがみなぎったり
そこんとこの説明もまったくナシで。。。
観客の私は、ただただ怖いな~という思いで観てるだけ。
このまま“救い”もなく終わるのね・・と思ったら~
ヒットしたら続編作りますよ~的な終わり方がズルい(笑)
主人公の友達テリーの、別の女の子に手を出してました~みたいなエピソードは必要だった?
「そこには、愛も英雄も存在しない」これを強調するためのエピなのかなぁ。。。
マリー的お気に入り度 ・・・ ★7個ちょっとぐらい (最後まで飽きずには観れたけれど・・・)