pure breath★マリーの映画館

好きな映画とイロイロなこと・・・

『ナイトクローラー』

2015-12-30 23:46:17 | 映画(な行)
他人の<破滅>の瞬間に、カメラを持って現れる・・・




『ナイトクローラー』
監督・脚本・・・ダン・ギルロイ
出演・・・ジェイク・ギレンホール、ルネ・ルッソ、ビル・パクストン 他

【解説】
第87回アカデミー賞脚本賞にノミネートされたサスペンス。事件や事故現場に急行して捉えた映像をテレビ局に売る報道パパラッチとなった男が、刺激的な映像を求めるあまりに常軌を逸していく。脚本家として『ボーン・レガシー』などを手掛けてきたダン・ギルロイが、本作で監督に初挑戦。『ブロークバック・マウンテン』などのジェイク・ギレンホールを筆頭に、『マイティ・ソー』シリーズなどのレネ・ルッソ、『2ガンズ』などのビル・パクストンらが出演。報道の自由のもとで揺らぐ倫理という重いテーマが、観る者の胸をざわつかせる。

【STORY】
人脈も学歴もないために、仕事にありつけないルイス(ジェイク・ギレンホール)。たまたま事故現場に出くわした彼は、そこで衝撃的な映像を撮ってはマスコミに売るナイトクローラーと呼ばれるパパラッチの姿を目にする。ルイスもビデオカメラを手に入れ、警察無線を傍受しては、事件現場、事故現場に駆け付ける。その後、過激さを誇る彼の映像は、高値でテレビ局に買い取られるように。やがて局の要望はエスカレートし、それに応えようとルイスもとんでもない行動を取る。




これって、アカデミー賞脚本賞だったんですね。今、気づいた・・・汗

公開時から、気になっていて~でもこちらには遅れて来たのでついレビュー書いてなかったんですが・・・
ベストを決める時期になって、インパクトある作品を思う時~やっぱり浮かんできましたね。

TVなどで凄い映像を目にする度に、こういう映像を撮ってる人もいるんだな~と軽い気持ちで観ていたけれど
考えてみたら警察の無線を傍受して、警察よりも先に現場に駆け付けるとか実際あったら本当に怖い・・・
私達視聴者がそういう刺激的なものに飛びつき、視聴率が決まるとか、なんだかなぁ、、、視聴率至上主義。


知名度ある役者さんとかはそんなに出てないです。
ジェイクが全てかな。もう、立ってるだけで厭~~~な気持ちになる表情してます(褒めてます)
めったに見せないけど笑顔すら不気味です。(褒めてます)
怒るとさらに凄いです~狂気しかない。素晴らしい!

人は自分の力を分かっていない。自分は素晴らしい人間だ・・・と非常にプライドが高い。堂々と「自分は仕事の覚えが早いです。」と自己アピール・・・
彼の今までの家庭環境などの背景描写はないのに、見えてくる。そんな演出が凄いなと思う~


絶対こんな人は、いい死に方しないわ・・・
どんな風にくたばるのか(怖)見届けてやろう!と思ったら~そうキタ?
ラストがまたいいわ~~~。

作品全体から嫌悪感しか漂ってこないのに、惹きつけられる・・・そんな映画。





マリー的お気に入り度 ・・・★9個 (いや~~な気分になること間違いなしですが・・・)




『20歳よ、もう一度』

2015-07-30 22:44:29 | 映画(な行)
もし夢が叶うなら
あなたは、何になりますか?




『20歳よ、もう一度』
監督・・・レスト・チェン
出演・・・ヤン・ズーシャン、グア・アーレイ、チェン・ボーリン、ルハン 他

【解説】
『So Young ~過ぎ去りし青春に捧ぐ~』のヤン・ズーシャンを主人公に、日本でも公開された『怪しい彼女』の構想をベースに描くファンタジードラマ。70歳の老婆が20歳の自分に若返り、再び青春時代を謳歌(おうか)する姿を生き生きと映し出す。主人公の孫役で映画初出演を果たしたのは、人気音楽グループEXOの元メンバーのルハン。『台北に舞う雪』などのチェン・ボーリンらが繰り広げる笑いと涙の物語に夢中になる。
【STORY】
石頭で融通の利かない70歳の老女(グア・アーレイ)が写真館で写真を撮って出てくると、何と20歳のころの自分(ヤン・ズーシャン)に戻っていた。外見は20歳なのに内面は70歳のままの彼女は、思いがけず天から与えられたチャンスを生かそうと一念発起。今までの人生では実現できなかった青春の日々を取り戻そうと奮闘する。



韓国版『怪しい彼女』が非常にインパクトあって、大好きな作品だったので~こちらはどんな感じだろう?と楽しみにしていました。
設定もストーリーもほとんど一緒と聞いていたのですが、『怪しい・・』との違いを一言でいえば・・・上品な仕上がりってことかな?かなりマイルド・・・この作品はおばぁちゃんから20歳になってしまう主人公のキャスティングにかかっていると思うのだけど
韓国のおばぁちゃんは本当に口の悪い、ちょっと下品な粗野なば~さんで、中国版はお家もオシャレで生活スタイルも上品。
3階建ての家とか見て、中国では一人息子が立派な大学の教授だとこういう感じになるのかな?って思った。いいとこのおばぁちゃんでも穴あき靴履いてるのは、昔苦労してるから勿体ないからってことですよね。

オードリ・ヘプバーンに憧れて、オ・ドゥリだった名前は
テレサ・テンが好きだったからテレサ・・・なるほど~考えましたね。歌も「つぐない」を歌ったりして、思わず私も(心の中で)口ずさみました♪


テレサ役のヤン・ズーシャンって本当に美しい人ですね~。時々、昔の水野真紀に見えてしまったのは私だけ?(笑)
歌手もされてるってことで歌も上手かったし~お年寄りの仕草も頑張ってました。


おばぁちゃん、グア・アーレイさんも結構悪口とか言ってるけど、基本上品だった・・・
みんなが集まる場所、韓国版ではお年寄りが経営するカフェだったけど、こちらは高齢者センター。さすがにお国柄~雀荘的な?ポン!チー!と飛び交う~~~。
牌の打ち方とか、並べ方とか2人そっくりだったらしいです。(ズーシャンが影武者のようにくっついて真似してたらしい)


ルハンはこんなに大きな役が貰えたのはやっぱEXOのおかげだよね~~~。この役はB1A4のジニョンがやってたけど、ジニョンは凄くよかったの!
そこそこ見た目がよくて歌が歌えれば結構候補はいそうな気がするけど~その役にどうやって奥行きを持たせるか、それが大事。ルハンも自然な感じでまぁまぁよかったかな?華があるしね~アイドルを使えば興行的にも変わってくるだろうし・・・
ただ、ジニョンは最初パンクロックバンドだったから、すんごい白塗りメイクで笑えるほどインパクトあったの~だからルハンにもちょっと期待してたけど、ルハンはおとなしめだった。あまり変化なし・・・


イケメンプロデューサーはこちらでもイケメンもってきてます!(笑)
チェン・ボーリン、昔からお気に入り俳優さんです~やっぱりいいわぁ~♪昔よりワイルドな感じになってそれはそれでいいです←結局なんでもいい?
デキる男なのに、真っ暗だと眠れない・・・プレイボーイかと思いきや慣れない手つきで髪飾り付けてあげたり~
とか、ギャップにヤラレた!!


最後のフェスのシーン・・・
さすが中国、広い場所でたくさんのエキストラを使って迫力あるステージになってた。
そしておばぁちゃんが座り込むバス停に『怪しい彼女』のシム・ウンギョンのポスターが!こんな遊び心、楽しい♪
昔、息子を育てる為に悪いこともした・・・ってエピはそっくりカットされてた。

基本、韓国版と同じ流れでストーリーが進んでゆくので、展開は想像できるのに
やはり泣いたり、笑ったりしてしまう。
誰でも若い頃に果たせなかった夢はある・・・それがどんな形でも叶えられたら、それって素敵なことだよね。
たとえ短い期間でも、昔の美しい美貌を手に入れて~好きな歌を歌って、彼女の人生が光輝くものになってよかった~と心から思えました。
最後の決断シーン、息子と交わす会話は分かっていてもじ~んとしました・・・

レスト・チェン監督が語った本作のキーワードである「20歳」という年齢について、「20歳は自分に責任を取り始めたばかりの頃で、まだ若さゆえの軽薄さから完全に抜け切れない。でもだからこそ20歳は素晴らしい年齢だと思います」とコメント。
「この年齢の時誰もが自分のことを理想より劣っていると感じます。でもすでにチャンスがあり、自分のためになんでも決められる、そういう意味でとても良い年齢だと思います」と語っています。

私が青春写真館を見つけて、20歳に戻れたら~何をしたいかな・・・
昔は嫌いだった勉強~特に英語とか語学を一所懸命にやりたいな。それから大好きなミニスカートを履きたい♪今はもう絶対無理だから(笑)



マリー的お気に入り度・・・ ★9個(ちょっと残念だったのは、あのオマケシーンがなかったことかな?)


『のぼうの城』 試写会で鑑賞~

2012-11-23 22:53:39 | 映画(な行)
                    豊臣軍にケンカを売った、でくのぼうがいた。




『のぼうの城』
監督・・・犬童一心/ 樋口真嗣
出演・・・野村萬斎、佐藤浩市、山口智充、成宮寛貴 他


   【解説】
戦国末期、豊臣秀吉、石田三成勢の2万人の大軍に屈せず、たった500名の兵で抗戦、勝利した実在の武将・成田長親の姿を描く時代劇。『ゼロの焦点』の犬童一心と『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』の樋口真嗣が異色のダブル監督に挑み、第29回城戸賞を受賞した和田竜のオリジナル脚本を映像化。“のぼう様”と呼ばれたヒロイックな主人公を野村萬斎が熱演するほか、佐藤浩市、山口智充、成宮寛貴らが城を守る侍大将を演じる。底知れぬ人気で人心を掌握した主人公の魅力や、豊臣・石田軍による水攻めシーンなど、見どころ満載の歴史大作だ。
  【STORY】
天下統一を目指す豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じるも、その中には最後まで落ちなかった武州・忍城(おしじょう)と呼ばれる支城があった。その城には領民からでくのぼうをやゆした“のぼう様”と呼ばれ、誰も及ばぬ人気で人心を掌握する成田長親(野村萬斎)という城代がいた。秀吉は20,000の軍勢で攻撃を開始するが、将に求められる智も仁も勇もない、文字通りのでくのぼうのような男の長親は、その40分の1の軍勢で迎え討とうとする。



試写会で鑑賞したのに、今頃のアップ・・・
震災の影響で公開時期が延びた作品だけど、観てみたらやはり延期して正解だったなぁと。水責めシーンがかなり迫力あって~家や畑や田んぼや・・・全てが流される様は怖かった・・・。

心理描写が上手い犬童監督とVFXが得意な樋口監督とW監督というのが珍しいですね。
でも二人のバランスがよかったんじゃないかなって思った。


この映画は萬斎さんがいてこそ、映画化出来たのでは?と思えるほど、ハマり役。相変わらず原作は未読なんですが、私には彼以外考えられないな~~~。
織田信長は“うつけもの”とか呼ばれていたらしいけれど、そこには彼なりの計算があったよう・・・この、“のぼうさま”はどうなのかな?やっぱり、計算があったのか・・・それがどっちかワカラナイ謎の人物に萬斎さんがぴったりで。なんか考えていそうで、でも心底純粋な気持ちだけで生きてるような・・・
戦とか、武士とは・・とかそんなことどうでもいいや、ただ毎日楽しくのんびり生きていたいなって考えていた人なのかなと思ったり。

出来たら、もうちょっとのぼうさまの、でくのぼうぶり(笑)を見せて欲しかったなぁ~前フリで・・・
百姓たちや民との交流場面・・・赤ちゃんが泣きやんだり、田んぼでのお邪魔~とかのシーンもあったけど、もう少し欲しかったかな。
♪ひょろろんひょろろん~♪萬斎さんが振り付けいたという、麦踏み歌や田楽踊り、素晴らしかった!
みんなが惹きこまれ、一緒に歌ったり踊ったりしたくなる、娯楽が少ないあんな時代には一番の楽しさだったかも~。
あんな揺れる船の上で萬斎さんは直接踊っていたそうで(監督が「水中から支えようか?」とか「固定しようか?」とか言ったら、萬斎さんは「私が揺れを吸収しながら踊りますから大丈夫」と言ったってTVで言ってた。カッコいい~!)


のぼうさまを取り巻く仲間、丹波=佐藤さんは男らしくてカッコよかった。
豪傑・豪腕の和泉=ぐっさんはちょっと演技がオーバーだったけど似合っていた。
そして~たくさんの男性出演者がいるのに~私の一番のお目当ては成宮く~ん♪靭負(と書いてゆきえと読みます。なんか女の子みたいな名前)
今回のイケメンぶり、よかったわ~~~。素敵でした~。現代っ子みたいなところが楽しかったし可愛かったし←ベタ褒めですね。

敵方メンバーは・・・
豊臣秀吉の市川さんも合っていたし~。傲慢な武将・長束正家の平くんもよかった。
こんな素晴らしい役大抜擢だね~と思った石田三成の上地くん、最初違和感あったけどだんだん良く見えてきた。
大谷吉継の山田くんは、最近よくいろんな作品で観るよね~と思いながらの鑑賞。彼が三成でもよかった気もしたけど・・・

私・・・いつも言ってるんですが~榮倉ちゃんが苦手なんですよね。
今回はまぁまぁだったかな←手厳しいのは、苦手かだらなんでご容赦を。

ちどり役の子役の子が、可愛くて上手い~!新しい子役の子?って思っていたら、パンフ見たらあの芦田愛菜ちゃん!
驚いた~。お百姓の子っていう設定に作り上げてあった・・・やはり恐るべし天才子役・・・
パパとママは中尾く明慶くんと尾野真千子ちゃん。
恥ずかしながら、中尾くんも分からなかったんだ・・・私。そういえば、鈴木保奈美も分からなかったんだもの~~~。
時代劇って、普通の顔と違うから分からないことも多いね・・・


どんな映画でも戦闘シーンは、リアルであればあるほど胸が痛みますね。
この作品も痛かった・・・

それにしても、秀吉ってなんで三成を溺愛してたんだろう???
わざわざ、武勲をあげさせてやろうとしてたっていうのが、不思議なカンジ。

エンドロールで現代の風景が映し出された時、実際昔この場所でこういう人々が暮らしていて、こんなことが行われていて・・・と想いを馳せることが出来てとてもよかった。



マリー的お気に入り度 ・・・ ★8個+半 


『任侠ヘルパー』 試写会で鑑賞~

2012-11-19 21:31:33 | 映画(な行)
                  お前ら見捨てるほど落ちちゃいねぇよ




『任侠ヘルパー』
監督・・・西谷弘
出演・・・草なぎ剛、安田成美、夏帆、風間俊介、香川照之、黒木メイサ、堺正章、杉本哲太、宇崎竜童 他

    【解説】
ヤクザが介護ヘルパーとして働くという奇抜な設定などで人気を集めた、テレビドラマ「任侠ヘルパー」の劇場版。老人介護施設に勤めることになったヤクザが、福祉事業の利権を狙う悪たちに怒りを爆発させていく姿を追い掛ける。テレビドラマ版に引き続き、草なぎ剛が主人公を熱演。『HOME 愛しの座敷わらし』の安田成美、『劔岳 点の記』の香川照之、『前橋ヴィジュアル系』の風間俊介ら、バラエティー豊かな顔ぶれが脇を固めている。主人公の奮闘に加え、貧困ビジネスの問題などを取り上げたテーマ性にも注目。
   【STORY】
暴力団の隼会から脱退し、堅気となってコンビニ店員として働く翼彦一(草なぎ剛)。強盗に入った老人に店の金を渡したことから刑務所送りになった彼は、獄中でその老人・蔦井雄三(堺正章)と再会。元極道であった彼は彦一に、コンビニの件の礼として出所後に自分と兄弟分だった極鵬会の組長・朝比奈(宇崎竜童)を頼れるように手はずを整えてくれる。出所したものの、身を寄せる場所のない彦一は、朝比奈を訪ねることに。だが、彼から破産した老人たちを劣悪な介護施設に放り込み、年金や生活保護費を絞り取るシノギを強いられる。



TVドラマの時から、ずっと観ていて~観たかったんです。試写会で鑑賞することが出来ました。
TVシリーズの時は、極道の世界、介護の世界、そして介護施設の顧問である夏川結衣さんの若年性認知症という重いテーマも扱っていて
ラスト近くでは涙。涙。でした・・・

今回の映画では、極道の世界、介護の世界に加え~老人たちを食い物にする貧困ビジネス、そして地方都市の高齢化という問題も提起しながらお話は進みました。

最初の方の劣悪な環境の老人施設の場面では、まるで悪臭が漂ってきそうなリアルさに胸が痛んだ。。。
年金で細々と生計を立てる老人たちに、高利でお金を貸して・・返せない老人を自分たちが作った酷い環境の施設に入れ、年金支給日には付いて行って受給の分をほとんど横取り。
こんなことが実際行われていたら、本当に恐ろしい。
認知の老人などは、何ももらえないまま、ただ汚物の中に寝かされ・・・書いていても不愉快になる。

施設に入れるのを避け、自分で介護しようとするとやはりどこかに無理が出て~病人も本人も共倒れ・・・。現実を突きつけられた気がした。
今ちょうど介護世代の私や友人などは、身につまされ・・・心から楽しめなかったのでした。
彦一が、目覚めて施設の改革に乗り出してからは~寝たきり老人たちに仕事を与え(もちろん出来ることだけ)それまでお荷物でしかなかったお年寄りが生き生きと働きだすところは爽快ではあったけど、それが出来ないから施設なんだよね・・・とちょっと又現実に引き戻されたりもした。

若い方はどんな感想を持つのだろう???



草なぎくんは、普段はポワッとしてるけど、この役の時は本当に迫力がありますね~。
番宣で、各TVに出演した時もゆる~いカンジだったけど、彦一の時は本物のヤクザさんみたい。刺青を描くと人格変わるのかもしれない(笑)
いい目をしてる。


そして、もう邦画ではこの人の出ない映画はないのでは?と思える香川さんがここでも市議会議員(弁護士で二世議員)で登場~。
こういう肩書で出てくると悪者?と思ってしまうのはいけないことですね。役者さんで役柄を断定してはいけないです(笑)
今回はわりと“いい人”


安田成美ちゃんが、あらら?歳取っちゃったなぁ~としみじみ思ったわけだけど、一緒に観てた友達があれは「役作りだろう」って。
舞台挨拶映像とか見たら、ウソのようにきれいだった。
演技もさすがに上手いしね。お金の為にホステスのバイトしたりもするんだけど、貧乏~な感じがいいの。←褒めてます。


びっくりしたのが、彦一を慕って舎弟になる成次。
「兄貴~兄貴~」となついてくるのが、あの朝ドラで人の本性が見える~といつもうつむいている愛(いとし)=風間俊介くん!
分からなかったわ~~ずっと。やっぱり上手いね~~~。

夏帆のキャバクラ嬢もなかなか良かった!

黒木メイサがチラッと友情出演~もっと観たかった!

組長の宇崎竜童さんや若頭の杉本哲太がなかなか渋くて、いい味だしていたし・・・ちょっとしか出ないけど堺さんも印象的。

びっくりしたのはりりィ。「どこに出てた?」って・・・管理人さん役だと友達は気付かなかったって!


私の友人は何人かヘルパーさんの仕事をしているけれど、いつも話を聞いて頭が下がるのです。
本当に現場は過酷・・・
もっともっといろんな面で優遇されてもいいのに。本当に本当に大変な仕事なんです・・・
高齢化社会のこれからを思うと気が重くなった作品でもあった。


マリー的お気に入り度 ・・・ ★8個ちょっと


『長ぐつをはいたネコ』 2D吹替

2012-04-13 22:24:07 | 映画(な行)
                捨て猫だったプスの
                  運命をかけた大冒険が始まる!

『長ぐつをはいたネコ』 2D吹替
監督・・・クリス・ミラー
製作総指揮・・・ギレルモ・デル・トロ
(声の出演)・・・アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、ザック・ガリフィナーキス、ビリー・ボブ・ソーントン、エイミー・セダリス、ギレルモ・デル・トロ 他
(日本語版声の出演)・・・竹中直人、勝俣州和、本田望結 他

 【解説】
大ヒットアニメーション『シュレック』シリーズの人気者「長ぐつをはいたネコ」を主人公に迎えたアクション・アドベンチャー。彼の知られざる生い立ちや親友との出会いと別れ、流れ者として生きる理由などを軽快なテンポで映し出す。主人公の声の吹き替えを担当するのは、『シュレック』シリーズでも担当したアントニオ・バンデラス。プスの大冒険はもちろんのこと、ノリノリのダンスや猫特有の曲芸並みのアクションなど見どころがてんこ盛り。

 【STORY】
ある晩、お尋ね者の「長ぐつをはいたネコ」ことプスが街の酒場にふらりと現われミルクを注文する。
彼に気付いた何者かの密告により追っ手がやって来るが、百戦錬磨のプスはいとも簡単にその攻撃をかわす。
彼はそこで悪名高きジャックとジルの夫婦が、永遠に富をもたらすという伝説の金の卵に枝を伸ばす魔法の豆を手に入れたことを耳にする。




やっと観ることが出来ました~。
春休み中伏せっていたので><;一緒に行くはずだったチビとは行けず・・・一人鑑賞。
しかも『アーティスト』で意識を失ったのと同じような時間帯。
今度こそ眠らない!と誓っていたにも関わらず・・・あ~~~またやっちゃいました。

一番知りたかった、プスの過去。どうして長靴を履いてるのか・・・ハンプティ・ダンプティとはどんな仲なのか・・・
ちょうどそこで眠ってしまってた。
私のバカバカ!!!マリー一生の不覚!(何度目~?)

シュレックも全部観てるし~この猫ちゃんも大好きなのに、なんで寝ちゃうかなぁ!
最近、体力が落ちて・・・やっぱり以前と同じようにはいかないのかも。。。しょんぼり


で、途中ちょっと分からないとこもあったけど~
面白かった!!

マザーグースのハンプティ・ダンプティが出てきたり~ジャックと豆の木のお話がベースになってたり、ごちゃまぜだけど・・上手くまとまってたし~

あのデカイ子供がちょうは可愛かった!(ふわふわヒヨコの毛)
子供でもあんなに金の卵産んでくれるなんて~うちにも欲しいわ(笑)ちょっとデカすぎるけど・・・


ハンプティ・ダンプティの声が聞いたことあるけど、誰だろう???ってずっと考えていて~
最後の最後に日本語キャストの名前が出るまで分からなかった。
ちょっと劇団ひとりっぽい~とも思ったんだけど、勝俣くんだったかぁ。ひねくれた感じが良かったです。

猫ちゃんはシュレックシリーズでもずっと竹中さんなので違和感なし。っていうか、一度もバンちゃんの声で観たことないんだもん(汗)

2Dでも十分もふもふしてたけど、3Dだと結構もふもふしてるみたい。


猫好きにはたまらないうるうるした上目使いとか、レーザーポインター?みたいな光にたまを取ってしまうとことか
ミルクを飲む猫の仕草(どんなにカッコつけててもぺちゃぺちゃ飲んじゃう 笑)とか
ツボはたくさんありました~ ←でも寝た(涙)

観ていないチビの為に、そのうちDVDで観なくては・・・やっぱり過去が知りた~い。。。

マリー的お気に入り度 ・・・ ★8個+ちょい (ラスト、プスを乗せた馬がヒヒ~~ンと立ち上がるとこバンちゃんのゾロを思い出した!)