pure breath★マリーの映画館

好きな映画とイロイロなこと・・・

『ザ・コンサルタント』

2017-01-24 22:24:25 | 映画(さ行)
コレ、面白い!



『ザ・コンサルタント』


解説等はこちら


監督・・・ギャヴィン・オコナー
出演・・・
クリスチャン・ウルフ: ベン・アフレック
デイナ: アナ・ケンドリック
キング局長: J・K・シモンズ
ジョン・バーンサル
ジーン・スマート
メディナ: シンシア・アダイ=ロビンソン
フランシス: ジェフリー・タンバー
ラマー: ジョン・リスゴー 他



ベンアフ・・・バットマンよりこっちの方が好きだな。私は。

冒頭の事件の意味が最初分からなくて・・・
でも今回はいろんなことが、かなり始めの方から分かった!いつもすぐに騙されたり、作り手さんに翻弄されてる私ですが~今回は違った!
謎の女性も弟も早い段階から分かったもん。って自慢したいけどきっとみんなそうよね(笑)
多分一般人にすご~~くわかりやすい作りになってたんじゃないかと。。。

高機能自閉症の子供を持った時、親としてしてあげられることはなんだろう?
普通に(普通の定義も曖昧ですが)生活することの大変さが分かるからこそ父親が取った行動は結果的にはよかったってことよね?
自分自身自覚もしているからこそ、父が亡くなってもその生活を維持出来たし。
背景として説得力あった気がする。


ベンアフ、上手いよね~~~。
突然キ~~~っ!!てなるとことか表情に乏しいとことか・・・
デイナと二人になってどんな顔していいかわかんないとこ、可愛かったし~


デイナのアナ・ケンドリックってこういう役似合うよね。
ちょっと一人相撲、なんかKYっぽいとことかぴったり♪←褒めてます。
小柄で普通っぽい顔立ちもいいよね←褒めてます。


J・K・シモンズも相変わらずいい味出してます。


弟役の彼・・・
子供時代が可愛すぎたので、ちょっと不満・・・


前半結構緩く進むのですが、後半は怒濤の展開!
やっぱり無敵な男の話はいいなぁ~~~。好きだなぁ~~~。

あんなトレーラー欲しいわ。持ち運び自由がラストに効いてた。

ドンパチあり。格闘系あり。
その中に“笑い”あり。

ラスボス登場シーン・・・
兄弟で語り合ってるとこにラスボス登場~
ああだこうだの「だ」の字言う前に撃たれてるし。ここ思わず声出して笑ってしまった!


それにしても<ソロモン・グランディ>の歌はインパクトあった。
英国の童謡「マザーグース」の一篇だけど。

♪ソロモン・グランディ
 月曜日に生まれた
 火曜日に洗礼
 水曜日に結婚
 木曜日に病気
 金曜日に危篤
 土曜日に死んだ
 日曜日に埋葬
 ソロモン・グランディ一巻の終わり♪

酷いww
無表情でコレ歌ってたら怖いし・・・(笑)

「ポーカーをする犬」あの絵も好きだったな。結構お高いらしいけど、破いてたね・・・

あ~~面白かった!すでに続編が決まってると教えて頂きました(BROOKさん、ありがとう)
楽しみ~~~。



マリー的お気に入り度・・・ ★9個

『サウスポー』

2016-06-10 23:34:58 | 映画(さ行)




『サウスポー』




解説等はこちら




監督・製作・・・アントワーン・フークア
出演・・・
ビリー・ホープ: ジェイク・ギレンホール
ティック・ウィルズ: フォレスト・ウィテカー
モーリーン・ホープ: レイチェル・マクアダムス
レイラ・ホープ: ウーナ・ローレンス
ジョーダン・メインズ: カーティス・“50 Cent”・ジャクソン
ホッピー: スカイラン・ブルックス
アンジェラ・リベラ: ナオミ・ハリス
ラモーン: ヴィクター・オルティス
ジョン・ジョン: ボー・ナップ
ミゲル・“マジック”・エスコバル: ミゲル・ゴメス
マイキー: ドミニク・コロン
エリ・フロスト: ホセ・カラバイヨ
マリア・エスコバル: リタ・オラ




実は実は・・・ボクシング映画ってあんまり得意じゃない・・・。
ロッキーとかも一応流し観したことはあるけど、あまり観たことがない。『ミリオンダラー・ベイビー』は私の中ではちょっとトラウマ・・・
そんな私ですが・・・
これは良かった!
ストーリーも王道で、展開も読める。でもファイトシーンにびっくりです!

『トレーニング デイ』や『イコライザー』を手がけ、自身も熱心なボクサーであるアントワーン・フークア監督と、高い評価を受ける演技派のジェイク・ギレンホールが初タッグを組んだ作品。

ジェイクと監督、撮影の最初の頃にこの作品のテーマは“体を捧げる”ということだと話し合ったそうで・・・
監督ってボクサーだったんだ・・・監督と一緒に身体を鍛え、1からボクシングを習った。ってこれも驚き~~~。ファイトシーンもノースタントだったんだって。リアルなわけですね・・・
ジェイクのトレーニングメニュー見てたら、見てるだけで疲れた(笑)

ランニング8マイル(約13km)週5回
腹筋500~1000回
スクワット100回
懸垂100回
とか・・・

これ半年したら、あんな身体になるよね。
挑発してくるライバルのミゲル、ミゲル・ゴメスって本物のボクサーなんですね~。2人のバトルは凄かった!!本物の迫力。
ジェイクは本当に本当に素晴らしかったです。。。


女優さんもよかったなぁ~。
同じ孤児院で育った美貌の妻モーリーン。レイチェル・マクアダムスが可愛かった~~。撃たれて亡くなってしまう時の表情も迫真の演技。凄かった!
ただの美人なボクサー妻かと思ったら、小さい頃からビリーと一緒に苦労して育ってて、彼の事は全て理解してマネージメントまでこなす。強い男が頼りっぱなし。そんな彼女が自分の目の前で殺されてしまった時の喪失感。
いくら可愛い娘がいても、ここは抜け殻になってしまうよね。


娘役の子がまた良かった!!
最近の子役さんは本当に凄い・・・哀しみ、憎しみ、諦め、わずかな希望、小さな幸せ。彼女の何気ない表情に泣かされてしまった。
台詞がなくても伝わる伝わる。ウーナ・ローレンス・・・怖ろしい子!←亜弓さんの台詞(スミマセン・・・ガラスの仮面・・・)


鶴瓶さんは・・・じゃなかった!フォレスト・ウィテカーがまたぴったりの役で~~~。
こういう映画に欠かせないわ。

映画の背景に人生が投影されているというエミネムによる書き下ろし曲「Phenomenal」も凄く合っててよかった。

ラストの激しい試合、それを見つめる娘レイラ。感涙・・・
サウスポーでのアッパー!!カッコよかった~~~。こんな立派な姿モーリーンに見せてあげたかった。
ひねりのない(笑)展開読めるお話って、私好物なんで~好きです。この作品。


そういえば、ボクシングにはつきものの減量シーンはひとつもなかったね・・・



マリー的お気に入り度・・・ ★9個近く

『ザ・ブリザード』 3D字幕

2016-03-01 21:18:13 | 映画(さ行)


タイトル、なんか違いませんか・・・もっといい邦題なかったのか・・・汗



『ザ・ブリザード』 3D字幕




解説等はこちら




監督・・・クレイグ・ギレスピー
出演・・・クリス・パイン、ケイシー・アフレック、エリック・バナ、ホリデー・グレンジャー、ベン・フォスター 他




最初にびっくりぽんしたのが~シンデレラ城が出て来たこと!これってディズニー映画だったの?シンデレラ城をバックに始まるのがちょっと雰囲気と違っていて驚いた。
しかも、こちらでは3D字幕しか公開してなくて、選択の余地なし・・・2D字幕でも十分迫力は伝わると思うのに~あえて3Dにする意味ってあるかなぁ。。。

海難史上最大級の“真冬の嵐=ブリザード”っていかほどのもの?と思ったら、巨大タンカー真っ二つとか・・・ありえない・・・
凄すぎる!
3Dだからってワケではなく(多分)荒れ狂う海の迫力が凄かった~~~。主人公のバーニーが前回は越えられなかったという砂州・・・ほとんど船が垂直になってしまう怖ろしい高波。
うまく波の頂点に乗ってするりするりと越えていくのが素晴らしかった。船のサーフィン!!オザキ8かと思った←


「いい人だった」と語られていた船長が、会話の相手としか登場しなくて、そちらには全く感情移入しなくてすんだのはよかった。
真っ二つに割れた船首側の方々はアッという間に海に飲み込まれたってことでしょうね。本当に減速のアドバイスをきかなかったのかどうかは知らないけれど。その道の専門家の言うことは信じないとね。

それにしても船って凄いね。後ろ半分になってもここまでやれるんだ・・・もちろん知識あってこそですが~
いつも思うのは、普通機械って水に弱いじゃないですか。船って海の上の乗り物だから、常に水にさらされている。そんな環境できちんと使えるって凄くないですか?
本当に凄いなぁ~~~。感心感心。


クリス・パインって、才能はあるけど自信がない・・・そんな役が似合いますね~。←言い方(笑)
今回も最初あまりにもイジイジしててどうなるかと思ったけど(笑)だんだん立派な海の男になっていくのがとってもよかった。


私は兄より好きなんですよね・・・ケイシー・アフレック。
寡黙で不器用な男シーバート、カッコよかったわ~~~。


彼はこの役に必要だったのか・・・ちょっと考えてしまったエリック・バナ。クラフ司令官・・・この方って、何?実際居た方?有能な方なんでしょうか。無理難題・・・ただ言ってただけ?
掴みどころがなかったです。


ヒロインが強かったですね~~~。
優柔不断?な主人公をグイグイ引っ張ってゆく・・・
フィアンセの上司にあそこまでなかなか出来ないよね。エンドロールで実際の写真が流れて、幸せそうな写真にほっこりしました♪


※救命艇シーンのメイキング映像の冒頭で監督が語ったこと
「タフな撮影に耐えてくれた」と語るのは監督グレイグ・ギレスピー。
本作のリアリティと迫力は、気温が氷点下に下がる中、3か月間・1日15時間におよぶ過酷な撮影によって生み出された。映像からも分かるように、救出劇当時の困難さを追及するため、クリス・パインらキャストたちは実際の救命艇に乗り込み、実際にずっと波に揺られ続け、水をかぶり続けたという。
この作品作りを支えたのはクリス・パインのリーダーシップとカリスマ性、そして出演者たちの結束があったからこそ。
現場では、キャストとスタッフ間でピンポン大会があったそう。その場には、なんとキャスト50人、スタッフ200人、さらに84歳になる実際の救出劇の存命者2名も参加。本作にかかわる全ての人が結束したことによって、過酷な撮影にも耐えられる団結力が生まれたのだ。



あの凄いシーンの数々。生存者さんも関わることによって、よりリアルな映像が作れたのかもしれないですね~。

でも予告を何度も観てて、なんで生存者32人もいるのに12人乗りのあんな小さな船で行ったのよ~?と思ったけど、イロイロ事情があったのですね・・・(今頃)



マリー的お気に入り度・・・ ★8個+半

『西遊記~はじまりのはじまり~』 吹替

2014-11-24 23:15:10 | 映画(さ行)
誰もが知っている「西遊記」
誰もが知らなかった「孫悟空」




『西遊記~はじまりのはじまり~』 吹替
エクゼクティブプロデューサー・脚本・監督・・・チャウ・シンチー
共同監督・脚本・・・デレク・クォック
出演・・・スー・チー、ウェン・ジャン、ホワン・ボー、ショウ・ルオ、リー・ションチン、チェン・ビンキャン、チェン・シーハン 他
日本語吹き替え・・・斎藤工、貫地谷しほり、山寺宏一、神谷浩史、羽佐間道夫、田中真弓、桜稲垣早希 他

【解説】
香港のスター、チャウ・シンチーが『ミラクル7号』以来となる監督を務めたアクション。中国の伝奇小説「西遊記」を題材に、三蔵法師と孫悟空ら4人が出会う以前の物語を、チャウ・シンチー流ユーモアを交えて活写する。『海洋天堂』などのウェン・ジャンが主演を務め、ヒロインを『傷だらけの男たち』などのスー・チーが熱演。驚異の妖怪バトルや、怒とうの笑いと感動と涙の物語に夢中になる。
【STORY】
若き妖怪ハンター玄奘(ウェン・ジャン)は、“わらべ唄 三百首”を武器に妖怪たちの善の心を呼び起こそうとするがいつもうまくいかない。ある日、彼が半魚半獣の妖怪に襲われた川辺の村で、村人たちと協力して陸に上げた魔物が人間の姿に変身する。玄奘が歌うわらべ唄は全然効果がなく、逆に攻撃された彼を女性妖怪ハンターの段(スー・チー)が救う。



ネタばれ的感想です。
見たくない方は注意・・・




久々のシンチー・ワールド!面白かったです!
こちらでは吹替え版しかなくて、少し残念な気持ちでの鑑賞だったのですが・・・大丈夫でした。
しかも予備知識なしで観に行ったので、エンドロール後の吹替え声優さんを見て初めて知った~斎藤くんだったのね?貫地谷しほりちゃんだったのね?全然気付かなかった~。すごくよかったです。

出だしから、妖怪に喰われてたくさん人が死んじゃって~しかも父親が襲われてるシーンで娘が無邪気にあはは~と笑ってるのがリアルで、実際窮地に立たされてても分からなくてそういうこともあるかも・・・と思える。
こういう残酷なシーンも結構ありますが、元々この映画の根底には仏教的要素「許す」ということも含まれているのでその為には仕方ないかなと。

アクションシーンやお笑いシーンやいろんな楽しみ方が出来る作品なのですが
出るキャラがかなり強烈なので好き嫌いはあるかも?


玄奘のウェン・ジャンって『海洋天堂』の息子ちゃんだったのですね・・・気付かなかったなぁ。
演技力は確かなので一所懸命やってても何故かイマイチ~というキャラと悟りをひらいて一人前になってというキャラと両方よかったです。
服従シール貼られてクネクネ踊るのも面白かった!
三蔵法師が元は妖怪ハンターとはびっくりだったけど(笑)


新しく作られたキャラ、段ちゃんのスー・チーがとってもよかった!!
彼女は香港映画で昔からよく知ってる女優さんですが前は好きじゃなかった・・・でも、最近は凄く好き。
もうアラフォーには見えないキュートさ。若い時はセクシー路線だったけど、今はいいカンジです~今回の強いけど恋には一途なツンデレ系女子がとっても似合ってた。
彼女の最期に泣かされたもん・・・
無限変幻リングで戦うシーンがどれもカッコよかった!!月をバックに踊りながら歌うシーンも素敵だったなぁ♪


あと気になったのは・・・
青白い顔。まるでキョンシーみたいな空虚王子。
お顔がテッカテカの猪八戒・・・
悪い悪い孫悟空・・・
段の妖怪ハンター一味の女の子(グラビアクィーンらしい)
絶対ドランクの塚地でしょ?(笑)という玄奘の師匠

どのキャラも濃い、濃い~~~。


何気ないところでちょいちょい挟みこんでくるギャグ。
玄奘が鼻血たら~~とか、空虚王子が引き連れる4人の姥桜(爆)
殴ったあとの凹んだ顔・・・
挙げたらキリがないのですが~
最後に流れるテーマ曲、あの日本の刑事ドラマの名作「Gメン'75」にもびっくり!!「柔道一直線」ってどこで流れたっけ・・・?

まぁ、笑いました。
そしてちょっと泣いてしまいました・・・

3D作ったみたいで香港では3D上映。
日本では2Dのみなのかな?3Dの話を全然聞きませんね~~~。まぁ私は3D嫌いなので別にいいのですが・・・
きっとここは3D効果あったろうな~と思われるシーンもいくつかありました。

続編が観たいです。



マリー的お気に入り度 ・・・★8個+半(シンチーも出て欲しい!そしたらもっと!)

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 2D字幕 

2013-09-11 21:21:22 | 映画(さ行)
                    人類最大の弱点は、愛だ。

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』
監督・製作・・・J・J・エイブラムス
原作・・・ジーン・ロッデンベリー
出演・・・クリス・パイン、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・チョー、サイモン・ペッグ、カール・アーバン、ピーター・ウェラー、アリス・イヴ、ブルース・グリーンウッド、アントン・イェルチン 他

                  【解説】 
前作に引き続きJ・J・エイブラムスが監督を務め、クリス・パインやザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナらも続投するSFアクション大作の続編。謎の男によって混乱にさらされる地球の命運に加え、カーク船長率いるUSSエンタープライズ最大の危機を活写する。冷酷な悪役を、『裏切りのサーカス』のイギリス人俳優ベネディクト・カンバーバッチが怪演。人類の未来を懸けた壮大な戦闘に加え、人間味あふれる物語に引き込まれる。
                  【STORY】
西暦2259年、カーク(クリス・パイン)が指揮するUSSエンタープライズは、未知の惑星の探索中に巨大な地殻変動に遭遇。彼は深刻なルール違反を犯してまで原住民と副長スポック(ザカリー・クイント)を救おうと試みるが、地球に戻ると船長を解任されてしまう。ちょうど同じ頃、ロンドンの宇宙艦隊データ基地が何者かによって破壊され……。



やっぱり好きです~~~。
大好きです~~~。
書くのが遅れてしまったけど、すでに2回観ちゃいました!!
2009年の『スター・トレック』の時も、書いてましたが・・基本、自信家で生意気なヤツが大好きなので~若きカークはどストライクなワケですが(爆)今回は彼の成長。技量が試されるストーリーでした。
そして、ミスター・スポックとの友情~泣けました!
前作も半端なく萌えてたんですが・・・今回も萌えました~~~。良かったです~本当に面白かった!!

「宇宙大作戦」が大好きだった幼い頃の私に、今のこの作品を見せたら倒れていただろうなぁ~。当時でも凄い!って目を丸~くしてたのだから・・・
ロックして転送~どんな場所にいてもすぐに転送出来るなんて凄すぎる~。宇宙上のどこでも?それが発揮される冒頭の火山爆発寸前赤い惑星ニビルからの脱出~~。
現地の住民との意味の分からない追いかけっこ・・・でも、その理由は・・・
最初からワクワク~~~。老スポックが存在するんだから、ここで死んじゃうワケがないと思っても胸が熱くなるシーン・・・



カークのクリス・パインはスタトレで見る時が一番素敵♪
生意気そうなとこがいいよね~。でもキャプテンとして、いろんな面で前作よりも成長しているところが見られました。彼自身の成長と被っているのでは?と思ってしまった。


直観で動くカークとは対照的な冷静沈着スポックのザカリー・クイントがまたいいんですよね~。
物静かな紳士の佇まいは実際の彼と同じ。何かのインタビューで彼がスポックになる為の時間が2時間(主に耳と眉)・・・と言ってました。その時間で彼は地球人からバルカン星人へと変わるんだって。
今回はアクションシーンが多くてびっくり!


そして~出ました!!ウワサのベネディクト・カンバーバッチ。
冷酷なまなざしの悪役(悪役と呼んでもいいのか複雑・・・)ベネさんが素晴らしい~~。
彼は本当に一歩一歩、スターへの階段を上ってゆきましたね。小さな役が多かったけど~もはや押しも押されぬスターになったなぁ。演技はお墨付きだものね・・・
正義は何かと問うような難しい役でしたが、アクションも含めて素晴らしかったです。


エンタープライズ乗組員は、みんなお気に入り~。
いつも美味しい(笑)サイモン・ペッグ=スコッティも、普段は悪役が似合うカール・アーバン=ボーンズ、何気に重要なジョン・チョー=スールーも、訛ってるアントン・イェルチン=チェコフ、スポックとラブラブ?ゾーイ・サルダナ=ウフーラ。
そして新しく参加「え~~!?」な父親をもつ美しいアリス・イヴ=キャロル。
みんなみんな好き~~♪

特にサイモン・ペッグなんて、シリーズを通して初めてこの物語を観たムスメが「一番好きなキャラ~」と言ったわ~。
重い空気が流れても彼が登場すると場がなごむ。いいですよね・・・


この作品、全部お気に入りの私ですが・・・
一つだけちょっとひっかかったのが核を扱うシーンかな・・・
あのシーンの撮影の為J.Jエイブラムス監督は核融合実験施設・NIFというところで初めて映画撮影したそうです。USSエンタープライズが同じジューテリウムを燃料としているから。
でもね、足で蹴って直すようなあんな簡単なものってみんなが思ってしまってはいけないのでは?とヘンなところが気になってしまった。

まぁ、SF娯楽作品でそんなことツッこんではいけませんね。
楽しんだもの勝ちですよね~♪

老スポックのレナード・ニモイがカメオで出てくれたのも嬉しかった!
カークの恩人、パイク提督~涙!
ジョン・ハリソン・・・彼はもっともっと冷酷でもよかったかもしれない。


私、宇宙ものの中ではきっと『スター・ウォーズ』の次にコレが好きかも~。(エイブラムス監督~SWもよろしく♪ 笑)
音楽もとってもよかった!!!
いつまでも観ていたい~って思えた。
そういえば、2回とも2Dで観ましたが~3Dで一度観た方がよいかしら???



マリー的お気に入り度 ・・・★10個(久々に10個だ!)