pure breath★マリーの映画館

好きな映画とイロイロなこと・・・

『殺人の告白』

2013-07-30 21:54:22 | 映画(さ行)
私が殺人犯です



『殺人の告白』
監督・脚本・・・チョン・ビョンギル
出演・・・チョン・ジェヨン、パク・シフ、キム・ヨンエ、チョ・ウンジ、オ・ヨン、チャン・グァン、アン・ソクファン、チェ・ウォニョン 他

【解説】
テレビドラマ「検事プリンセス」「王女の男」などで人気の俳優パク・シフが、初の映画主演をこなしたサスペンス。突然自らの罪を告白した美貌の連続殺人犯と彼を執拗(しつよう)に追う刑事、そして凶行によって愛する人を失った残された者たちの物語を丁寧に紡ぎ出す。タフな刑事を熱演するのは、『黒く濁る村』などのチョン・ジェヨン。犯人と刑事の緊迫感あふれる心理戦や、リアルで躍動感あふれるチェイスシーンに圧倒される。
【STORY】
時効の成立後、イ・ドゥソク(パク・シフ)という男が、自分は15年前に世間を騒がせた連続殺人事件の犯人だと告白する。その後、暴露本を出版した彼はそのルックスの良さも味方し、一躍時の人として世間にもてはやされる。一方、ずっと犯人を追い続けてきたチェ刑事(チョン・ジェヨン)は、本の中にまだ解決されていない事件の真相の記述がないことを不審に思い……。



ずっと以前からmigさんに評判を聞いていて、すご~~く観たかったのに、こちらには来なかったので東方神起ツアーで上京した時に、シネマート新宿で鑑賞しました~~~観れてよかった!!なんというか、面白かったというか~非常に見応えがありました!
韓国映画のよいところは、なんでも“とことん”ってとこなんだけど・・・この作品も全ての面でとことんやってた!
これでは邦画は絶対勝てないわ・・・一緒に観たyukarinちゃんと2人、敗北感・・・><;


この映画はネタばれしないで書きますね~。
ラストのあの驚きをみんなに体験してほしいな~って思うから。


時効に許された連続殺人犯イ・ドゥソクはパク・シフ。
もの凄いアクションをこなして、あんなに堂々とした演技をしてたパク・シフが・・・実は映画初出演だったんですね、びっくりです!
俳優を目指してから10年間も無名の不遇時代を経験したんですって。デビュー作にして最高傑作の呼び名が・・・!
あの水着(ほとんどブーメラン・・・)にガウンの格好での激しいカーアクション。口をあんぐり開けて見入ってしまったわ~。
邦画だったら、ご都合主義的に絶対服着てるシチュエーション。車から飛び出して、ボンネット乗ったり・・・あの姿のままで、こなしたアクションに本当にびっくりした。(笑っていいのか迷った 苦笑)


ちょっと見は“ヤザワの永ちゃん”かと思った~チェ・ヒョング刑事はチョン・ジェヨン。結構いろんな映画に出てるんですね~。
お尻出してだらしない格好してるかと思えば、とってもシリアスになったり~その表情の差が素晴らしかったな。


遺族の方々もなかなかいい味出してました。
娘を殺された母親・・・あの気持ち、とっても分かる。どんな手を使っても復讐したい!思うよね~絶対。
あのボーガン使う女の子も凄かった。

一癖も二癖もある人がたくさん出てきて~
遺族みんなで結束して、とことんやっちゃうのが凄くて面白い~。
一番はやっぱプールでしょ!?普通ヘビって、こちらの思い通りの動きしないと思うんだけど・・・

そして、う~~んと唸ってしまったのが、J!あの彼!どの彼か言えないけど・・・あの憎らしさは素晴らしい。本当に嫌な奴・・・
粘着質・・・


とにかくテンポがよくて、あれよあれよという間にお話が進んでて・・・回想シーンや違う目線のシーンも間にあるのですが、考える暇なく進んでゆく。いい意味で、あっという間。
こちらでやっていたら、絶対もう1回観たかった。
本当に面白かった~~~。
それにしても・・・どんな悪い人でもイケメンならおっけ~なのか?という疑問も残る作品でした。



マリー的お気に入り度 ・・・★9個(邦画にない迫力・・・圧倒された~)

『コン・ティキ』

2013-07-27 21:48:12 | 映画(か行)
            いかだ“コン・ティキ号”で挑む、太平洋8,000kmの航海。
                 歴史大冒険を描いた感動の実話・・・世界初の映画化!



『コン・ティキ』
監督・・・ヨアヒム・ローニング / エスペン・サンドベリ
製作・・・ジェレミー・トーマス / アージ・アーベルグ
出演・・・ポール・スヴェーレ・ヴァルハイム・ハーゲン、アンダース・バースモー・クリスチャンセン、ヤコブ・オフテブロ、トビアス・サンテルマン、オッド・マグナス・ウィリアムソン 他

                
                    【解説】
ノルウェーの人類学者で海洋生物学者、トール・ヘイエルダールの実話を基に、太平洋の航海をダイナミックに描いた海洋アドベンチャー。南太平洋に浮かぶポリネシア諸島の人々の起源が南米にあることを立証すべく、ヘイエルダールが敢行したいかだ「コン・ティキ号」による8,000キロにも及ぶ旅を活写する。監督は、『ナチスが最も恐れた男』でコンビを組んだエスペン・サンドベリとヨアヒム・ローニング。危険を伴う壮大な冒険に挑む男たちの姿に圧倒される。
                    
                    【STORY】
ノルウェーの学者、トール・ヘイエルダールは、南太平洋ポリネシア諸島の住民の起源が南米にあるという説を信じていた。ヘイエルダールはインカ帝国を征服したスペイン人の図面を参考にし、古代インカでも簡単に手に入る材料を使用し、コン・ティキ号という名前のいかだを作る。そして1947年、ついにペルーからポリネシアまで約8,000キロに及ぶ航海に出発する。



本年度アカデミー賞&ゴールデングローブ賞外国語映画賞にノミネされた作品。ほとんどがノルウェーの役者さんです。
名前が長くて覚えられない~~~。
予告編を映画館で観て、観れたらいいなと思っていたら観れた。で、とっても面白かった!
しかも夏にぴったりの映画。ほとんど海の上です~乗り物はいかだです・・・いろんな人に死亡フラグが見えます(酷い)目的地に着くまでに絶対数人しか残らない・・・勝手に思い込んでいました。(←ただの私の思いこみですから~~)

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』の印象が強すぎたのかな???(笑)
あの映画のようにこちらも本当に美しいシーンがあります~。大きな大きなクジラも、こわ~~いサメも出てくるし・・・
いかだを縛った綱も今にも切れそうでハラハラ・・・
こういう映画につきものの仲間割れも、トラウマを抱えた人が自身の力で乗り越えたりも・・・実話を元にしているので、どこまでが真実かは分からないのですが~凄く親近感もってしまう。


実際のトール・ヘイエルダールさんも素敵な方ですが、彼を演じたポール・スヴェーレ・ヴァルハイム・ハーゲン(絶対覚えられない 涙)もなかなかイケメンで~最初観た時からライアン・ゴズッちに似てる~と思いました。
migさんがノルウェーのライアンと名付けてくれた(嬉)
イケメン出てるとそれだけでテンションあがる~(笑)
いくつになっても冒険家。少年のような男性は魅力的~彼の奥さまにはなりたくないけど。一緒に冒険をしていた妻ですら、子供が出来たら平穏な家庭を求めたのが印象的だった。


『ロード・オブ・ザ・リング』のサムみたいな役目のヘルマン役の方もよかったです。
元は冷蔵庫のセールスマン。彼がヘイエルダールさんを支えつつ、いろんなことに耐えながら航海する姿もよかった。


トラウマを抱えた無線士のクヌート役トビアス・サンテルマンも素敵だったし~
幼馴染のミュージシャンエリックのオッド・マグナス・ウィリアムソンもよかったです。


ノルウェー俳優さん、なかなか素敵な方が多い。
この企画の始動は製作のジェレミー・トーマスが友人のマイケル・ダグラスに勧められたこと。それが1996年。完成まで16年・・・トール・ヘイエルダール本人も参加していたそうですが、残念ながら2002年に亡くなったそう。
彼が生きていたら、この映画を観てどんな感想を持ったでしょうね。
彼がこの冒険で実証したと思われたことは、後に覆されたそうなのですが~この大冒険をやり遂げたことに間違いはない。

男のロマンが詰まった作品。
観ていて本当に癒されました~。海って怖いけど、美しい・・・



マリー的お気に入り度 ・・・★8個+半以上

『風立ちぬ』 試写会で鑑賞~

2013-07-24 14:37:40 | 映画(か行)
                       生きねば



『風立ちぬ』
監督・原作・脚本・・・宮崎駿
音楽・・・久石譲
主題歌・・・荒井由実
声の出演・・・庵野秀明、瀧本美織、西島秀俊、西村雅彦、スティーブン・アルパート、風間杜夫、竹下景子、國村隼、志田未来、大竹しのぶ、野村萬斎 他

                     【解説】
宮崎駿監督がゼロ戦の設計者・堀越二郎と作家の堀辰雄をモデルに、1930年代の日本で飛行機作りに情熱を傾けた青年の姿を描くアニメ。美しい飛行機を製作したいという夢を抱く青年が成し遂げたゼロ戦の誕生、そして青年と少女との出会いと別れをつづる。主人公の声には『エヴァンゲリオン』シリーズなどの庵野秀明監督を抜てき。ほかに、瀧本美織や西島秀俊、野村萬斎などが声優として参加する。希代の飛行機を作った青年の生きざまと共に、大正から昭和の社会の様子や日本の原風景にも注目。
                     【STORY】
大正から昭和にかけての日本。戦争や大震災、世界恐慌による不景気により、世間は閉塞感に覆われていた。航空機の設計者である堀越二郎はイタリア人飛行機製作者カプローニを尊敬し、いつか美しい飛行機を作り上げたいという野心を抱いていた。関東大震災のさなか汽車で出会った菜穂子とある日再会。二人は恋に落ちるが、菜穂子が結核にかかってしまう。



公開前に試写会で鑑賞したのですが、ちょっと書く気持ちが薄れていて遅れてしまいました。子供向けではないだろうなぁという想いはあったのですが・・・これは大人向けになるのか?
実話ベースの中にファンタジー要素を盛り込んだという感じでしょうか・・・

ストーリーより何より私が集中出来なかったのは主演・二郎さんの声・・・
声優さんに関しては賛否両論~絶賛されてる方も大勢いらっしゃる。でも・・・でも・・・私はダメでした~~~。
はっきり言って全くダメでした。予告編で声を聴いた時から、「誰これ?」と思ってた。素人すぎる。下手すぎる。あまりの棒読みに途中から腹が立ってしまって困った。周りが上手な方ばかりだから余計そう感じたのでしょうね。
“声の質”を重要視した監督さんの意図は十分わかります~確かに合っていたかもしれない。でも~~~ダメ。ゴメンなさい・・・無理。庵野秀明さんには個人的になんの恨みもないですから~誤解なきよう。


心配していた瀧本美織ちゃんはよかったと思う。いつもわりと元気いっぱいイメージの彼女から想像つかない薄幸の少女。

実を言うと、声優さんに関しては予備知識なく観たのですが~すぐ分かったのは國村隼さん。
彼の声は特徴があるのでパッと顔が浮かんだ。それがいいことか悪いことか分からないけど・・・

狂言回しのように登場するカプローニが本当に狂言の野村萬斎さんと気付いたのはエンドロール。涙・・・もっと早くに気付きたかった。
雰囲気が、なんかいいなぁと思ったわ。

にしじ~(西島さん)も分からなかった。勿体ない・・・


結核治療に関して、きちんとした知識を持っていなかったから、結核患者さんは隔離の為にあんな寒空に外に出されて・・・と涙目になったら
あれは治療の一環だそうで“大気日光療法”とか“大気安静療法”と呼ばれ・・・当時、澄んだ空気や紫外線の殺菌力が 良いとされていたらしく、そのために菜穂子も外のベッドで、イモムシみたいに毛布にくるまって懸命に治そうとしてたってことみたいです。
切ないですね・・・
馴染みのない病気と思ったけど、そういえば未だに子供の頃BCG打ってますものね。あれはその予防注射だってこと忘れてました・・・

結核で愛する人を亡くし、ご本人堀辰雄さんも富士見高原療養所に入院し治療していた経験から書いた「風立ちぬ」と
零戦を設計した堀越二郎さんの半生をミックスし創作したということなんですよね・・・
実話ベースなのか、フィクションなのか、ちょっと中途半端な印象を受けてしまった。
いつもならこういうお話はフィクションであっても大号泣の私が入り込めなかったのは庵野さんの声と、この点なんです。

予告で観ていて、私が原爆投下と思ったのは関東大震災でした・・・
道のうねり方とか建物の倒れ方とか、絶妙でした。

要所要所に登場するカプローニさんとか、あり得ないような楽しい飛行機や動き(飛行機の上歩いてるし)とか、とっても楽しめるんだけど~~~。ユーミンの曲も合っていた。
生き難い時代に健気に生きた2人。支えあって・・・
でも~~~んんん・・・あまり伝わって来なかったなぁ。

私にとっては少し残念な作品となってしまった・・・
でも・・・でも・・・誰が何と言おうと、主演の方の喋りはプロであって欲しい・・・(プロの声優という意味ではないです。)

関係ないけど、一緒に鑑賞した友達は二郎さんのキスする時の音(chu~☆)が気になって気になって仕方なかったと(笑)
「何故わざわざあんな大きな音にするんだろう?3回ぐらいあったよね?」と観終わっての一番の感想がこれでした・・・
もしかして、愛する人の病気なら移っても構わない!という決意の為?とか深読みしちゃったけど~~~。



マリー的お気に入り度 ・・・★7個ちょっと(山口百恵と三浦友和の同名映画が観たくなったりして・・・)


 


『エンド・オブ・ホワイトハウス』

2013-07-17 21:47:25 | 映画(あ行)
7月4日 独立記念日
ホワイトハウス陥落
取り戻せるのか?



『エンド・オブ・ホワイトハウス』
監督・・・アントワーン・フークア
プロデューサー・・・ジェラルド・バトラー
出演・・・ジェラルド・バトラー、モーガン・フリーマン、アーロン・エッカート、アンジェラ・バセット 、メリッサ・レオ、アシュレイ・ジャッド、リック・ユーン、ラダ・ミッチェル 他

【解説】
『完全なる報復』『マシンガン・プリーチャー』などのジェラルド・バトラーがプロデューサーと主演を務めたアクション。大統領を人質にホワイトハウスを占拠するテロリストたちを相手に、元シークレット・エージェントの男がたった一人で戦いを挑んでいく。『トレーニング デイ』『ザ・シューター/極大射程』のアントワーン・フークアが監督を努め、名優モーガン・フリーマンや『ダークナイト』などのアーロン・エッカートら、実力派が共演。ド派手な見せ場に加え、国際情勢を巧みに盛り込んだリアルな説定も見ものだ。
【STORY】
シークレット・サービスとして大統領の護衛にあたるも、大統領夫人の命を守ることができなかったマイケル(ジェラルド・バトラー)。それから2年後、彼はホワイトハウス周辺を担当する警備員となっていた。そんな中、独立記念日を迎えたホワイトハウスをアジア人のテロリスト・グループが占拠し、大統領の解放と引き換えに日本海域からの米海軍撤収と核爆弾作動コード開示を要求する。特殊部隊による救出作戦が失敗に終わるのを目の当たりにしたマイケルは、一人でホワイトハウスに飛び込んでいくが……。



まぁ~これは凄かった!!感想として、凄い迫力だった!が一番しっくりくる・・・
もう1本、ホワイトハウスが攻撃されてしまう作品『ホワイトハウス・ダウン』(チャニング・テイタム主演、ローランド・エメリッヒ監督作)も、もうじき公開だよね?ホワイトハウスに恨みでもあるのか・・・今年はどうしてしまったのでしょう???

爆破!破壊!!跡形もなく~~~。
ホワイトハウスが北の方の某国の(回りくどい)イカれた人に占拠されるなんて…
こういうふうに捨て身で来られると、どんなに強固なセキリュティでも簡単に破られてしまうものなのでしょうね・・・
ジェリーが無敵で凄かった!!全員やられても彼は大丈夫。『300』か!?←地味にツッコんでみた。

ツッコミといえば、
最初の事故は防げないもの?そんなに簡単に大統領が危ない目にあっていいのでしょうか?
不測の事態にも対応できないような国ではないと思うのだけど・・・(それを言うと話が始まらない 苦笑)
ああいう事故で、あんなに優秀な人材を事務職にしておくとは勿体ない。

大統領息子ちゃんは彼のおかげで助かった。
実際あんな風に壁の中?(外壁面と鉄鋼枠組み間の空間)にいろんな通路があるらしいですね。
けど映画にしてしまったから、もうあの手は使えないのでは?

今の世の中、“核”を手中に収めたら全て自分のものになってしまうというのは怖いな。だからこそ悪い方へ使われることを全力で阻止しなければならない。その攻防がいつもどこかでおこっているのでしょう・・・
でも、内部にスパイとか裏切り者がいると・・・どんなに鉄壁な守りも意味をなさない。
事前調査って本当に本当に大切だなぁとつくづく思った。

大勢の方が亡くなるけど、ちょっと現実離れしているからそんなに悪い後味、残りません。
基本、ジェリー無敵!不死身映画なのでファンにはたまらない映画~。


モーガン・フリーマンはちょっと地味目な役回り。でも彼が出ると映画のグレードが上がる気がするからおっけ~かな?

アーロン・エッカートの大統領は似合っていたけど・・・あの方が出るとついつい顎に目がいってしまい(ケ○顎)
ホント、そんな感想で申し訳ないんですが~~~。

メリッサ・レオは『オブリビオン』で動かなかった分(笑)、ここでは大活躍~殴られて蹴られて・・・大変そうだった!

コナー役の子は可愛かったです!


見どころは、ジェリーと爆破と銃撃戦とホワイトハウスの内部。
以上です・・・



マリー的お気に入り度 ・・・★8個ぐらい(次公開のホワイトハウスものと比べてみたいと思う。)




『モンスターズ・ユニバーシティ』2D吹替え☆『ブルー・アンブレラ』

2013-07-12 23:13:07 | 映画(ま行)

モンスターよ、大志を抱け
誰だって、子供の頃の夢がある。
難しいのは、その夢を持ち続けること・・・。




『ブルー・アンブレラ』

             【解説】
短編アニメーション。
雨音が音楽を奏でるロマンチックな街角で、恋に落ちる”青い傘”と“赤い傘”の物語。

台詞なんてないのに・・・
排水溝やゴミ箱や信号や・・・みんなみんなまるで生きているように表情が豊か♪
『シュガー・ラッシュ』前にあった短編映画『紙ひこうき』みたいに飛んでゆくのかな~と思っていたら、ちゃんと持ち主さんが探し出してくれて・・・思わずホロリ・・・。
こういうのに弱いんだ~私。もう傘がボロボロになっても捨てられないわ~。


『モンスターズ・ユニバーシティ』
監督・・・ダン・スカンロン
日本語吹替え・・・石塚英彦(ホンジャマカ)、田中 裕二(爆笑問題)、柳原可奈子 他

                     【解説】
ディズニー/ピクサーの代表作である、『モンスターズ・インク』のシリーズ第2弾にして前日譚。人間の子どもたちを怖がらせるのが仕事のモンスター・コンビ、マイクとサリーが学生時代に繰り広げた冒険を活写する。メガホンを取るのは、『101匹わんちゃんII パッチのはじめての冒険』や『カーズ』などに携わってきたダン・スカンロン。幼い頃のキュートなマイクのビジュアルや、舞台となるモンスターたちが通う大学のユーモラスな雰囲気も見どころだ。
                     【STORY】
人間の子どもたちを怖がらせ、その悲鳴をエネルギー源として用いるモンスターの世界。そこに暮らすモンスター青年マイクは、明朗活発でポジティブな思考の持ち主だったが、仲間よりも体が小さくてルックスもかわいいことに劣等感を抱いていた。これでは子どもたちを絶叫させる“恐がらせ屋”にはなれないと、世界中のモンスターが憧れを抱く名門大学「モンスターズ・ユニバーシティ」に入学。期待に胸を膨らませる彼だが、そこにはサリーを筆頭に大きくて姿が恐ろしい“恐がらせ屋”のエリート候補生があふれていた。



2D吹替え鑑賞~。
私の中では石ちゃんと田中で定着してるので、大丈夫でした~。本家の声も聞いてみたいけど、地方では選択肢は2Dor3Dしかナシ。
ランドールがマイクの最初のルームメイトとは思わなかった・・・そういえば、ランドールのオリジナル声優さんはスティーブ・ブシェミ。きっと嫌味っぽく喋ってるんだろな・・・
こわ~~いこわ~~~いディーン・ハードスクラブル学長はヘレン・ミレンだものね。

マイクは「あなたは全然怖くない!」って学長に言い捨てられていたけど、目が一つってだけで十分怖いですから~(笑)
あんなデカイ一つ目、私は怖いです。とっても!!
どちらかというとウーズマ・カッパのメンバーの方が怖くないと思ったけど・・・ゆるキャラっぽくない?
言ってしまえば、サリーの方が怖くない。ただ大きいだけでフサフサでキュートな顔してるもの・・・
でも、これを言うとお話は終わってしまう・・・
サリーがエリートっていうのも初めて知ったし。彼は最初、いけすかない奴だったのかぁ。マイクが努力の人(モンスター?)っていうのは。ちょっと感動した~~。
ハリポタでいうハーマイオニーっていうか、彼女もマグルで苦労して苦労して認められた子だしね。

モンスターが大学生活を満喫・・・そして憧れの会社が“モンスターズ・インク”っていうのが可笑しい。
しかも、あの会社で2人とも郵便係からのし上がったっていうのが泣かせる~。

ディズニー/ピクサー制作なので一番安心アニメ。
大人も子供も楽しめる。子供は純粋にモンスターたちのドタバタを楽しんで。
大人は自分の立場と照らし合わせながら、努力すればいつかは実を結ぶ・・・と期待に胸を膨らませ・・・
しいていえば
悪い奴にはちょっと罰を与えてもよかった気もするけど~少し甘めのストーリーでした。

私的ツボはスクイシーのママかな?
普通に息子のアッシーしてるとこが、ちょっと自分に似てて親近感。明るくてマイペース。あんなママ目指そう(笑)
あと、マイクが人を脅かす為に爪でギギギ~~っとかテクニック駆使してるのが、モンスターも大変だなと。
思いだしたら、これからお化け、ちょっと怖くなくなるかも・・・


ちなみに・・・
◆モンスターズ・ユニバーシティ大学概要◆
1313年開校
敷地面積:約1.08K㎡
学部数:5 怖がらせ学部、工学部、教養及びモンスター学部、理学部、経営学部
在籍者数:学部12389名、大学院5681名
卒業生:97万8000名

一流の先生による徹底指導だそうです。
私も入りたい・・・教養及びモンスター学部がいいな。語学、哲学、モンスターの歴史などの教養を学ぶそうです。
いつ入るの?今でしょ!?



マリー的お気に入り度 ・・・★8個+半(ブルー・アンブレラ、よかった~♪)