pure breath★マリーの映画館

好きな映画とイロイロなこと・・・

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』2D字幕

2015-06-29 21:07:04 | 映画(ま行)
         石油も水も尽きかけた世界。生き残りたいなら走り続けろ




『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
監督・脚本・製作・・・ジョージ・ミラー
出演・・・トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース・バーン、ネイサン・ジョーンズ 他

【解説】
荒廃した近未来を舞台に妻子を暴走族に殺された男の壮絶な復讐(ふくしゅう)劇を描き、主演のメル・ギブソンの出世作となった『マッドマックス』シリーズ第4弾。同シリーズの生みの親であるジョージ・ミラーが再びメガホンを取り、主役を『ダークナイト ライジング』などのトム・ハーディが受け継ぐ。共演にはオスカー女優シャーリーズ・セロン、『ウォーム・ボディーズ』などのニコラス・ホルト、1作目で暴走族のボスを演じたヒュー・キース・バーンら多彩な顔ぶれが集結。
【STORY】
資源が底を突き荒廃した世界、愛する者も生きる望みも失い荒野をさまようマックス(トム・ハーディ)は、砂漠を牛耳る敵であるイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の一団に捕らわれ、深い傷を負ってしまう。そんな彼の前に、ジョーの配下の女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)、全身白塗りの謎の男、そしてジョーと敵対関係にあるグループが出現。マックスは彼らと手を組み、強大なジョーの勢力に戦いを挑む。


シリーズまともに観たことないから、スルーしようかなって思っていたら
Twitterや他での評価が凄くて~思わず観ちゃいましたって1作。もちろん2D字幕版です。いや~~なんでもありですね。びっくりした!
一般人捕まえるのって輸血袋にする為?ってか、人間丸ごと吊るして輸血袋って!なんでもありやな~~~(爆)

ウォーボーイっていうのが気になってウィキで調べたら、放射能でやられてて余命短くて・・しかも輸血しないと生きていけないらしい。
それであんなに白いの~?
ついでにめっちゃ気になった、戦う気持ちがあるのかないのか・・・炎吹くギターかき鳴らしてるヘンな人(言い方)って
こんなに凄い過去があったらしい~~~。

コーマドーフ・ウォーリアー Coma-Doof Warrior(イオタ)イモータン・ジョーの養子の息子の1人で、ジョーの武装集団「ウォーボーイズ」の1人。火炎放射器型のギターを操る。彼は盲目で、奇妙なマスクを被り、赤色の衣装を着ている。ドーフ・ワゴン(Doof Wagon)と呼ばれる、スピーカーのトラックの前のステージでバンジー状態で紐で吊るされた状態で火炎放射器型のギターを操る。幼少期に音楽家の母親の下で盲目ながら音楽家としての才能を持つ天才児として幸せな環境で育ったが、何者かに攻撃され母親を殺され、切り取られた母親の頭を彼の膝に落とした。そして母親の頭にしがみ付いていた彼をジョーに発見され、ジョーの養子として迎え入れられ、闘いのミュージシャンとして育てられる。彼が被る奇妙なマスクは殺された母親の顔の皮膚の皮から作られている。
そんな背景を知って観ると、また違った観方が出来るかも~。
ジョーの息子、なんか威張ってるちっちゃい人もいたけど壮絶な過去がありそ~。


トム・ハーディ・・・以下トムハの顔認識したのは多分三分の一済んでからだよね。
顔全然ワカリマセン。最初はヘンな鉄マスク装着されてるし~後半はマスク外れてもあまりジッとしてるシーンがなくいつも動いてるから顔の静止画像がない?(笑)


主役はフュリオサじゃないの?っていうぐらい、カッコいい!!シャーリーズ♪
男前~~~!本当に素敵です。強い!!そう!女は強くないと生きてゆけないのです。
あの囚われの5人に花嫁だって、かよわそうにみえてもイザとなったら凄かったし・・・世紀末でも女性は強く逞しい・・・


ニュークス・・・どっかで観た顔・・・でも思い出せず。
後で知った~ニコラス・ホルトくんか~ちょい役かと思ったら、いいとこ持っていったなぁ。メカニックってとこもカッコいい。
彼が恋心というものを抱けてよかった~なんて思えた。。。
白塗りの顔に見覚えがと思ったら、前はゾンビだったもんね~白塗りが多くてもジョ○ーのようにはなりませんように。作品は選んでね・・・←


まぁとにかくなんでもあり!とはこのこと。車も凄いし~~。爆音も凄いし。砂嵐も大迫力。
こんな凄い映画観たことないかも~~~。
ヤバい映画ってウワサだけじゃなかったです。

出血多量になっても、血管に注射針グサッと刺して~相手の腕の血管に直接注入!!思わず笑った~~~。
これって原始的だけど一番効果あるんじゃないの~?血液型不適合とか考えなければね。

撮影もCGとかではなく、実際に走らせたり壊したりと聞いてまたびっくり。
なかなかこんな映画観れないと思う。
ただ・・・極限状態の人間の迫力にやられ観終わってからの疲労感半端なく。なかなか復活出来ませんでした(苦笑)
トムハってこんなにワイルドだったっけ???

前も何かの映画の感想で書いたけど、自分が頭の中で描く世界を映像に出来るって素晴らしいことだね・・・私、時々映画にしたらすっごく面白いんじゃない?って夢見る時あるけど、映像化は出来ないしね(爆)羨ましい。

こんな未来は嫌だ・・と思うけど、少しの希望の光が・・・
救われる・・・



マリー的お気に入り度・・・ ★約9個(安易に主人公の2人をくっつけないとこが良いな)

『海街diary』

2015-06-19 23:32:34 | 映画(う)
父が死んで、鎌倉の家に、腹違いの妹がやってきました・・・



『海街diary』
監督・脚本・・・是枝裕和
原作・・・吉田秋生
出演・・・綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、大竹しのぶ、堤真一、加瀬亮、風吹ジュン、リリー・フランキー、前田旺志郎、鈴木亮平、池田貴史、坂口健太郎 他

【解説】
ベストセラーを誇る吉田秋生のコミックを実写化したドラマ。鎌倉に暮らす3姉妹と父親がほかの女性ともうけた異母妹が共同生活を送る中、さまざまな出来事を経て家族の絆を深めていく姿を追う。メガホンを取るのは、『そして父になる』などの是枝裕和。テレビドラマ「八重の桜」などの綾瀬はるか、『潔く柔く きよくやわく』などの長澤まさみのほか、夏帆や広瀬すずらが共演。実力派女優たちが繰り出す妙演はもちろん、舞台となる鎌倉の美しい四季の風景も見どころ。
【STORY】
鎌倉で暮らす、幸(綾瀬はるか)、佳乃(長澤まさみ)、千佳(夏帆)。そんな彼女たちのもとに、15年前に姿を消した父親が亡くなったという知らせが届く。葬儀が執り行われる山形へと向かった三人は、そこで父とほかの女性の間に生まれた異母妹すず(広瀬すず)と対面する。身寄りがいなくなった今後の生活を前にしながらも、気丈かつ毅然と振る舞おうとするすず。その姿を見た幸は、彼女に鎌倉で自分たちと一緒に暮らさないかと持ち掛ける。こうして鎌倉での生活がスタートするが



“観れたら・・・”のリストに入れてたけど、あちこちで評判が良いので観て来ました~。
これは・・・優しい人しか出ない温かさに満ちた作品なんですね~。

普通に考えたら、あんなに温かく受け入れられるだろうか・・という状況なのですが、ごく自然に受け入れて。かといってみんな聖人君子ではなくて不倫にもがいていたり、男運がなかったり、子供を捨てて逃げ出した母がいたり・・・
一番悪者のハズのすずの義母でも、そこまで悪くは描かれていないし、まぁあの食堂の勘当された弟って人が一番酷いのかな?
ちょっと理想的すぎる?とも思ったけど・・・不愉快にならない映画はいいですね。

姉妹もの見ていつも思うのはお姉ちゃんって本当に大変ね・・・私は妹でよかった~!ってこと。ホント心から思う。お姉ちゃんなんだから、しっかりしなきゃ!自分がここを守らなきゃ!妹たちの面倒みなきゃ!って
いつも気を張っててしんどいだろな~って。けど、いつかその役割は当たり前になって本人の生きる目的にもなっているのかもしれない・・・
まぁうちの場合、私が中学ぐらいから「お姉ちゃんはあなた?」とか聞かれるようになって~5歳も違うのに姉に間違えられたわ。うちのお姉ちゃん、ちょっとぽわぽわ系だったから・・・
そしてさっさと嫁いで行ったから、実家の家も私が守っているという(笑)
話が逸れた・・・

現実にこういうことがあったら、もっとドロドロしてて金銭的なことも絡んできて・・・と考えてしまう私はすでに心が濁っている~~~。
そんな私の汚い思いとは裏腹に(笑)鎌倉の美しい景色、美味しい食べ物、人情味ある素敵な人々。
温かさを堪能できる映画です。


とにかく4姉妹がいいよね。
綾瀬はるかちゃんって、本当はふわっとした子だけど~しっかりものの看護師さん、似合ってた。

冒頭の長澤まさみちゃんの脚・・・スクリーンいっぱいに映った脚が細すぎて、特に膝小僧~~~ないわ~~~。細すぎる!
身体もペラペラで・・・ちょっと痩せすぎが最後まで気になった(何を観てるんだか・・・)
キレイな子なのに~もうちょっと食べて~お願いだから。

夏帆ちゃんは自然な感じがいいよね~。いかにも末っ子(すずが来るまで)って感じで・・・

役名と同じ運命のようなすずちゃんは、もう言うことない~~。
あの透明感・・・可愛さ。そしてちょっと陰もあって。サッカーも上手かったね(お兄ちゃんがサッカーやってて教わったって?)
このキャスティングで決まりでしょ。

何気に男優さんもいいよね。
ちょい役のサッカーコーチに今をときめく(あはは)鈴木亮平♪
佳乃の銀行の課長さんが加瀬亮♪
幸の不倫相手のドクターが堤真一♪
豪華豪華。
そしてここでも存在感~希林さん・・・。ほんの少しの出番でも印象的~

食べ物がまた美味しそうだった!
梅酒、しらす丼、しらすトースト、アジフライ、そしてシーフードカレーに竹輪カレー?
帰って来てシーフードカレー作ってしまったわ。夕飯のおかずサンマの塩焼きだったのに・・・へんな組み合わせになってしまった!

姉妹揃って梅を摘んで、せっせと下準備して~漬けこんで・・・ああいう古き良き日本みたいなのいいですね。
憧れるわ~。


桜のトンネルのシーンで先日観た『あん』←未レビュー を思い出してしまって・・・
桜ってなんか心に沁みるね・・・

そうそう、このシーンのすずのサッカー友達が“まえだまえだ”の旺志郎くんで、この前は『ソロモンの偽証』でお兄ちゃんの航基くん観てたから兄弟揃っていい俳優さんになれそうだって思った。漫才は辞めちゃったのかな?

観終わってこの先みんなそれぞれの道をみつけて、幸せになって欲しいなって思える作品でした~



マリー的お気に入り度・・・ ★8個半


『予告犯』

2015-06-16 22:47:27 | 映画(や行)
悪か?正義か?




『予告犯』
監督・・・中村義洋
脚本・・・林民夫
原作・・・筒井哲也
出演・・・生田斗真、戸田恵梨香、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々 他

【解説】
「ジャンプ改」で2011年から2013年にかけて連載されて人気を博した筒井哲也のコミックを実写化したサスペンス。法では裁けぬ悪や罪をネット上で暴露し、その対象への制裁を予告しては実行する謎の予告犯シンブンシとエリート捜査官の攻防が展開する。監督は『ゴールデンスランバー』、『白ゆき姫殺人事件』などの中村義洋。『脳男』などの生田斗真が、新聞紙製の頭巾を被った異様な主人公を怪演、その脇を戸田恵梨香、鈴木亮平、濱田岳、荒川良々ら実力派が固める。息詰まるタッチに加え、社会のさまざまな闇に光を当てる硬派な視点にも注目。
【STORY】
インターネット上に、新聞紙製の頭巾にTシャツの男(生田斗真)が登場する動画が投稿され始める。彼は動画の中で、集団食中毒を起こしながらも誠意を見せない食品加工会社への放火を予告する。警視庁サイバー犯罪対策課の捜査官・吉野絵里香(戸田恵梨香)が捜査に着手するが、彼の予告通りに食品加工会社の工場に火が放たれる。それを契機に、予告犯=シンブンシによる予告動画の投稿とその内容の実行が繰り返される。やがて模倣犯が出没し、政治家殺害予告までもが飛び出すようになる。



予告を観ていて、もっとスケールの大きな話かと思ってました。けれど、スケールは大きくないけど、様々な社会問題も織り込まれていて内容は濃かった。予想とは違っていたけど、イロイロ考えさせられる切ない話でした。このままいくと一体どんな着地点に?哀しい結末しか思い浮かばないんですけど・・と思ったらこちらは予想通り。

履歴書の空白の数年間ってそんなに問題なのですか?躓きもせず、順調に人生を歩んでいる人じゃないと通用しない世界なんてつまらないじゃないですか・・・
そう言うのは簡単だってことは分かってる。
でも映画を観てて、まだこういう世の中なのかって悲しくなりました・・・

近年、大きな問題となっているSNS・・・
とても便利なものだけど、使い方を誤ると大変なことになってしまう。ニュースにも取り上げられないような小さな、事件とも呼べないような事件に目を向けて“シンブンシ”と名乗る青年が制裁を加えてゆく。単純にいえばそういうストーリー・・・
でも彼が何故“シンブンシ”になってしまったのか、その理由を知ると切ない。
派遣斬りなんて弱い者イジメとしか思えない。正社員の方が出来が悪くても同等には扱ってもらえない理不尽さ。企業としては派遣の方がいつでもクビが切れるし、保障の面でも給与の面でも楽だから出来るだけ正社員は増やしたくない。
そういう背景からのネチネチとしたイジメには観ている私が腹が立って嫌~な思いがした。

日本では実感出来ない臓器売買の話とか・・・こういうことがないと、なかなか考えない。
貧しい人たちの上に成り立つ健康とかってどうなの?言い出したらキリがない・・・


斗真くんは『脳男』とか、どこか陰のあるこういう役が似合うね・・・
ジャ○ース事務所は写真使えないけど、新聞紙被って目だけならOKなんだね・・・←


鈴木さんは朝ドラや『天皇の料理番』や振り幅広くいろんな役が出来る人。
関西出身なんだっけ?関西弁が新鮮だった。


恵梨香ちゃんは、この前の『駆け込み女と駆け出し男』が凄くよかったんだけど~こういうデキる女刑事はイマイチなような気がする~。
SPECみたいなちょっとヘンな子はいいのよ~(言い方)


社会からはじき出された若者たちの行く末がああいう場所なの?
哀しい・・・
最初から最後まで不愉快で嫌な感じで、、、観てるのが辛かったけど~なんとか最後まで観れたのは弱者に対する監督の優しさがそこかしこに感じられたからだと思う。

たとえ社会のどん底にいても話し合える仲間が出来たら、小さな幸せを感じて笑顔になれる・・・
ゲイツの夢は「友達が欲しい」
そんな些細なことすら叶わなかった・・・でも、一緒に笑える友達が出来たら笑ってサヨナラ出来るんだ。

証拠として使われた海岸での映像・・・そっか~~回らないお寿司でパーティだったか・・・
ゲイツの笑顔に思わず、涙がこぼれた。


マリー的お気に入り度 ・・・★8個ちょっと(予想外にツラすぎた)



Happy birthday to Johnny♪

2015-06-09 20:24:57 | ジョニー・デップ






      。*`゜+。*゜`゜+。*゜`゜+。   Happy birthday to Johnny    +。*`゜+。*゜`゜+。*゜`゜+。 






今日、2015年6月9日はジョニー52歳のお誕生日。Twitterでは0時とともにお祝いしたけど、そんなことは久しぶりかも・・・
最近出演作も私生活もちょっと付いてゆけないことが多くて少し距離を置いている感じです。
それでも私がツラい時期支えてくれたのは彼の作品なので、ずっと応援します。なにがあっても・・・多分・・・


バースデーの今日、こんなニュースが。

本日6月9日に、52歳の誕生日を迎えたジョニー・デップ。彼が7月18日より封切られる「Mr.タスク」へ出演しており、劇中で実の娘リリー=ローズ・メロディ・デップと初共演を果たしていることがわかった。
「Mr.タスク」は、「チェイシング・エイミー」「ドグマ」のケヴィン・スミスが監督を務めた“セイウチホラーエンタテインメント”。人体をセイウチに改造することを夢見る老人の罠にはまり、“セイウチ人間”にされてしまう男、ウォレスがたどる運命をユーモラスに描く。
本作でジョニーが扮するのは、失踪したウォレスを探す彼の恋人と、友人のオタク青年のもとに協力者として登場する、酔いどれ探偵ギー・ラポワンテ。現時点では、彼がジョニーだと判別できないほどの特殊メイクを施しており、猟奇殺人犯を追いかけているという設定が明らかになっているものの、キャラクターの詳細はいまだ謎に包まれている。
そして本作が映画初出演のリリーが演じるのは、ラポワンテ一行が手がかりをつかむため訪れたコンビニエンスストアで働く少女。このたび公開された写真は父との共演シーンにあたるカットで、劇中では2人が会話も交わしているという。なおデップ父娘は、スミスの次回作「Yoga Hosers(原題)」でも共演していることがすでに報じられている。
Yahooニュースより・・・


娘のリリーちゃんも着々と女優さんへの道を歩んでいるのかな・・・
昔、ジョニーにリリーちゃんにあげて下さいと渡したキティちゃんはちゃんとリリーちゃんの元へいったのかな~~~。


実は・・・今日ユノの入隊の日が発表されました。
ケーキ買ってくる予定だったけど、そういう気になれなくてお祝いは無期限延期・・・

『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』

2015-06-05 21:09:37 | 映画(は行)
                 世界の運命は、一人の少女に託された・・・




『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』
監督・・・フランシス・ローレンス
原作・・・スーザン・コリンズ
出演・・・ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ジュリアン・ムーア、サム・クラフリン、フィリップ・シーモア・ホフマン、ドナルド・サザーランド 他

                          【解説】
プレイヤーが最後の一人になるまで殺し合うサバイバルゲームの出場者となった少女の活躍を描き、全世界でメガヒットを記録した人気シリーズ最終章の前編。独裁国家パネムに対抗する組織に加わったカットニスを待ち受ける壮絶な運命を活写。主演のジェニファー・ローレンスをはじめ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ドナルド・サザーランドらおなじみの顔ぶれに加え、実力派女優ジュリアン・ムーアが新たに参戦する。
                          【STORY】
歴代勝者を戦わせる記念大会の闘技場からすんでのところで助けられたカットニス(ジェニファー・ローレンス)は、第13地区の地下にあるコイン首相(ジュリアン・ムーア)率いる反乱軍の秘密基地に収容される。そこでは独裁国家パネムを打ち負かし、自由で平等な国家を作り上げるための戦いの準備が着々と進行しており、彼女も反乱軍と一緒に戦うことを決める。しかしスノー大統領(ドナルド・サザーランド)は、人質にしたピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)をプロパガンダに使い……。



字幕で観ましたが~吹替えはちゃんとした声優さんなのですね。珍しい・・・ぽつり。
もうハンガー・ゲームではなく・・・すっかり政府軍VS反乱軍の戦争映画になってました。しかも今回はアクションシーンはほとんどなくて、政府軍からやられちゃう精神的苦痛に焦点が・・・
2時間超えなのに、アクションもなしで一体何してたかな・・・って思い返してみても、そんなに大したことしてないのに飽きさせないのはさすがだなと。ヘンなとこで感心(笑)
一番ドキドキしたのはピーターたち救助の突入シーン。あそこは凄く心臓バクバクした。そんなにピンポイントで拘束されてる場所分かってるの?いつの間に?と心配になって・・・苦笑

今まであまり出番がなかった元カレ(だよね?)ゲイルとか妹とかお母さんとか登場が多かった。そこも前作までとちょっと違う~
私的にはクリヘム弟リアヘムの登場が多く嬉しかった♪哀しい切ない表情ばかりだったけど、そこがまたヨシ。
新しい登場人物としては、プロパガンダビデオを撮るクルーの方々がよかった。どういう画が欲しいか・・とか、人々が欲するものを作り上げるのは実際も映画の中も同じですね。監督?の彼女のヘアースタイルが凄かったけど~


フィリップ・シーモア・ホフマンがなんだか精彩がなく・・・やつれて見えたのは仕方ないけど~結構この時点でもキツかったのかしら?


ジェニファー・ローレンスは若いのに本当に貫録ある子だよね。
立ってるだけで、迫力ある・・・
ハスキーな声もいいし、彼女が唄う歌で民衆が蜂起するとこがあるんだけど、『レ・ミゼラブル』みたいだった。


ジョシュ・ハッチャーソンのやつれ具合はメイク?
痛々しかった。拷問シーンとか見せなくても伝わるってこういうのですね。


リアム・ヘムズワースはいつの間にか中心人物になっていて、戦士として立派に成長していたけど~前作でもそうだったっけ?
1の記憶はかなりあるんだけど、2の記憶が抜け落ちてる。こういう三部作ではよくあることで真ん中の記憶が消えちゃうの。私・・・><;


ジュリアン・ムーアってなんであんなに怪しいんだろう?(笑)なんに出てても普通な感じがしないのは先入観かしら・・・
反乱軍を率いる立派なリーダーのはずなんだけど~なんでだろう。一癖二癖ある・・・


スノー大統領を観ると『スノーピアサー』を思い出すのはただの“スノー繋がり”?(笑)独裁的っていうので共通点か・・・

エンドロールで再びカットニスが歌う曲が流れるのがよかったです。とっても印象的・・・

最終章は11月20日世界一斉公開・・・早く観たい。
その日は大阪にいる予定で(BIGBANGのライヴ)向こうで観ることになるのか・・・
先行とかないかな???


それにしても爆撃機まで撃ち落とせる弓矢って凄くない?


マリー的お気に入り度・・・★8個+半(物足りなさは残るものの、最終章への期待は高まる~)