田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

U型テレビ『道民の壺』録画風景

2012-01-20 17:36:20 | その他

 昨日、映画を観終わった帰り、札幌駅からの地下歩行空間を歩いているとUHBテレビの録画撮りをしているところに出会いました。『U型テレビ』という番組の中の「道民の壺」というコーナーです。その録画撮りの様子をウオッチングしました。 

 昨日、地下歩行空間を歩いていると見慣れた壺が見えました。「おっと、録画撮りだな」と思い、観ているとカメラマンが退屈そうです。そこで近寄って「これは今日放映するのですか?」と訊いたところ「明日の放送です」ということだった。
 「ひとつお願いできませんか?」とディレクター氏が誘ってきたのですが、丁重にお断りしました。しかし、これは格好のブログの話題になると思い、録画風景を見物することにしました。

           
           ※ 地下歩行空間にこうした壺を置き、左側のデレクター氏がフリップをもって協力する人を募っていました。

 「道民の壺」とは、決められたテーマに関して日頃思っていることを壺に向かって思いのたけを吐き出す(語る)というものです。
 この日は「今年やってしまいました」というテーマでした。
 地下歩行空間を通る人たちのほとんどは関心を示さず通り過ぎていきます。
 時々、ディレクター氏が通りすがりの人に声をかけるのですが、なかなか誘いに乗る人がいません。
 若い夫妻と子ども連れの人たちが足を止めディレクター氏の説明を聞いていました。すると壺に向かって語ることはせず、インタビューを受けるような形で何か話をしているようでした。
 これでは『道民の壺』の絵にはなりません。次の人を待つことにしました。

          
          ※ この親子連れは壺に向かわず、直接インタビューを受けていました。

 しかし、ディレクター氏の誘いに乗る人はなかなか現れません。
 20分くらい経過したころだったでしょうか、自ら立ち止まった初老の男性が趣旨を聞いて了承し、壺に向かって何かを言い始めました。恰好のシャッターチャンスを逃さず、しっかりとカメラに収めました。
 しかし、遠くから撮影したため、初老氏が何を語ったのかは分かりませんでした。

          
          ※ 初老氏が壺に向かって何かを吐き出しています。

 そして今日(20日)その初老氏がテレビに映ったところを再びカメラに収めました。すると初老氏は、元日に北海道神宮に初詣に行ったところ、入口で滑って転んだそうで
す。そこで初詣では奮発して千円札をお賽銭として投入したのに、お御籤の結果が「凶」
だった、という話でした。

          
          ※ テレビ画面を撮りました。お顔を拝見すると初老というよりはかなりお歳をめした方でしたね。

 今日のテレビを見ていると、ずいぶんたくさんの人が壺に向かっていました。私が見ていたときは録画撮りを承諾する人がいなくて苦労していたようですが、その後次々と協力する人が現れたということでしょうか?

 テレビの街頭インタビューなどは簡単に録画しているのかなあ、と思っていたけれど、けっこう慎重に辛抱強く協力してくれる人を待っているんだなあ、ということを垣間見た思いでした。