田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

スノーシュー in 野幌森林公園(トド山口)

2019-02-03 18:51:32 | スノーシュートレック & スノーハイク

 絶好のアウトドアコンディションの中、未踏だった「登満別線」を踏破することができた。今回は野幌森林公園の東側1/4を周回したことになる。枝線などで未踏のところはあるが、これでおおよそ野幌森林公園内を踏破したことになる。 

            

 ※ 私の今日歩いたコースは、トド山口から青色の登満別線を往き、登満別園地から赤い基線を西に行き、中央線をトド山口まで南下しました。

 今日はアウトドアを楽しむには絶好のコンディションだった。空は朝から晴れ上がり、気温は10時にはプラスに転じて13時には3.1℃を記録している。おまけにほとんど無風とあって気持ち良いくらいだった。今日は札幌国際スキーマラソン大会が開催されていて、函館のsakagさんや札幌の友人も参加したと聞いている。きっと気持ちよく滑走できたのではないかと思う。          

 そんな天候に背中を押され、私もまた雪原を目ざした。今回目ざしたのは野幌森林公園に五つある入口のうちの「トド山口」である。我が家からはけっこう遠かったが(14~5キロ?)、そのトド山口のすぐ隣が立命館慶詳中学・高校だった。ずいぶん辺鄙なところに立地したなあ、と思うのだがブランド力と進学実績から生徒が集まってくるということのようだ。それにしても通学が大変だろうなあ…。

          

          ※ トド山口の直ぐ横に位置していた立命館中学・高校の校舎です。                      

 トド山口の駐車場にはすでに4~5台の車が駐車していた。好天の上、日曜日とあって公園内で楽しむ人が多いようだ。まず、トド山口から登満別線の分岐まで0.3キロ中央線を往く。雪上にはスキーのシュプールや、スノーシュー、ツボ足の跡などが多数付いていた。

          

          ※ 駐車場には写真には写っていない車がまだ3~4台駐車していました。       

          

          ※ トド山口から森林内に入るところです。たくさんのスキーの跡、スノーシューの跡が見えます。

 分岐から登満別線のもう一方の終点の登満別園地までは3.8キロである。野幌森林公園内では最も距離の長いルートである。コースには、スキーのシュプールとスノーシューの足跡が付いていた。スノーシューは二人くらいの跡が付いていたが、分岐から1キロくらい行ったところで跡が無くなっていた。どうやらそこから引き返したようだ。ということは二人の足跡ではなく、一人が歩いただけだったようだ。

          

          ※ スノーシューの人には一人も会いませんでしたが、スキーを付けた人には4人も出会いました。

          

         ※ 登満別線の途中からは写真のようにスキーのシュプールだけになってしまいました。

 一方、公園内ではスキーがかなり盛んのようだ。私が登満別線を往くうちに4人のスキーを付けた人に出会った。 

 登満別線の3.8キロはスノートレックの始まりで疲れも感じず、好天も相まって楽しく歩くことができた。雪の状態も適度で、スノーシューが雪の中に埋まるものの、ゆっくり歩くにはちょうど良かった。

 そして、今日はこれまでなかなか目撃できなかったゲラの類も目にすることができた。かなり遠くだったので種類まで特定できなかったが、その大きさからヤマゲラではないかと思われた。

          

      ※ 望遠をいっぱいに引っ張ったのですが、ヤマゲラがどこにいるか分かりますか?分かりませんねぇ。

 また、雪の具合が良かったのか、木に残った雪がさまざまな形を見せてくれ、イマージネーションの乏しい私にでもいろいろと連想させてくれる雪の形に出合った。(その写真は後半に一挙公開します)それにしても改めて森林公園内の風倒木が目だったが、あるいは森林公園内の土が意外に浅いのかな?と思うのだが、どうなのだろう。

          

          ※ またまた風倒木の多さに驚いていた私です。

          

          ※ これは足跡の深さからエゾシカの足跡ではないかと見たのですが…。

 トド山口からは4.1キロ、約2時間かかって登満別園地(とまんべつえんち)に到達した。

          

         ※ 登満別園地です。向こうに見える東屋でランチタイムとしました。

 今日のハイライトはそこまでだった。そこからは既踏のコースであり、興味ある光景も少なかったからだ。登満別園地からは基線と呼ばれるコースで、ここは管理事務所の車が通れるように除雪されているコースとなっている。1.2キロ行くと中央線と交差する。そこからは中央線をトド山口までひたすら南下するコースである。途中に建物があって「大麻高区配水池」というところがあり、そこまで除雪されていた。おそらく日常的な管理が必要のため除雪されているのだろう。

          

          ※ 基線は写真のように管理の車が往来できるように除雪されていました。

          

          ※ その管理の車が用務で来るのではと思われる「大麻高区配水池」です。

 中央線に入って2.6キロ、疲れもあり、また興味のありそうなところもなく、ひたすらゴールの「トド山口」を目ざした。

          

          ※ 中央線もご覧のようにスキーの跡しか付いていませんでした。

          

          ※ そのスキーの跡を私が通ったら、スノーシューの跡に変わりました。

 スタートからゴールまで約8キロ、3時間40分のスノーシュートレックだった。

 それではそれではお待ちかね? 今日森林公園内で目にした雪の造形です。

          

          ※ あれっ?何か動物が木に登っていますね。              

          

          ※ こちらはシロクマの赤ちゃんがなんとか木によじ登ろうとしています。

          

          ※ これは立木が折れてささくれ立ったところに雪が上手に乗って見事な形をつくりました。      

          

          ※ ヘビが木の枝に巻き付いていますねぇ。

          

          ※ 大きな坊やが木にしがみついていますよ。

          

          ※ 海獣トドが昼寝をむさぼっています。         

          

          ※ 私がもっとも傑作と見た、クジラの赤ちゃんが遊んでいるところ、と見たのですが…。

 以上で、動物ショーを終了します。