田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ぶらり散歩 10 コンテナハウスのお花屋さん

2014-10-18 21:29:40 | 札幌ぶらり散歩 & Other
「札幌ぶらり散歩」とは、札幌市内の歩道のできるだけ未体験のところを歩くことによって、新たな発見や心に留まった光景などをレポートしようとするものである。 

 駐車場の一画に小さなコンテナハウスが建っていた。「なんだろう?」と思いながら通り過ぎようとしたとき、壁に小さく「フラワーショップ○○」と書かれていた。開店前だった窓を覗くと確かに中には花が見えた。 

       
 「ぶらり散歩」シリーズを始めてから常に気遣うことが、取り上げた対象を揶揄したり、中傷するようなことは絶対に避けねばと思っていることだ。(お気付きの方がいるかと思うが、一度などは深夜に投稿した後、翌朝に削除して、別の内容に替えたときもあった)
 これまで街を歩く中でも「面白い!」と思えたことや、「へぇ~」と思う対象があったが、取り上げるには相応しくないと考え没にしたものがいくつかある。
 今日取り上げることにした「お花屋さん」も表現の仕方によっては店を揶揄することになってしまうが、私の気持ちとしてはお店を応援したい思いを込めて取り上げることにした。

          
          ※ どうでしょうか?建坪4坪くらいでは、と思われますが…。

 10月15日(水)、朝9時30分から市内某所で私の所属する団体の会議があった。少し遠いところだったが、一日一万歩を自分に課している私は8時過ぎに自宅を出て、歩いて会場を目ざした。
 拙宅より都心に近い某所(今回は住所を明らかにしません)を歩いているとき、歩道のすぐ脇に「うん?」と思われる建物があるのに気付いた。
 建坪4坪くらいのコンテナが鎮座していた。それは駐車場の一画に建てられていたのだが、倉庫などとは違う雰囲気だった。
 「?」と思いながら見ていたところ、壁にところに小さく「フラワーショップ○○」と手書きで書かれたような看板が貼られてあるのに気付いた。「花屋さんだったのだ!」
 まだ朝早く、開店前だったので、会議後の帰路に再び傍を通ることにした。

          
          ※ さすがにお花屋さんです。花が痛まないよう十分(?)なエアコンを備えています。

 会議後の帰路、そばに近づくと店外にたくさん花を並べ、開店していた。
 それは小さな、小さなお花屋さんだった…。

          
          ※ 帰りに立ち寄ったところ、ご覧のように店外に花が溢れていました。

 私は想像する。
 おそらく開店資金が十分ではなく、貸店舗を借りられるだけの余裕がなかったのだろう。
 しかし、オーナー夫妻は「最初は小さくとも、やがては大きな店を持てるように頑張ろう」と話し合い、夢を抱きながら開業したのだろう、と思われる。
 はたしてお店の実態はどうなのだろうか?私が傍を通ったときには一人のお客さんが買い求めていた。

          
          ※ ご覧のように店舗が駐車場内に建てられていることが分かる図です。

 駐車場の一画に建てられた小さな、小さなお花屋さん、ガンバレ!