田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

5シーズン目のボランティア終了!

2014-10-28 20:23:15 | ボランティア
 マンションに居住する方々と語り合って始めた近代美術館前の歩道の清掃活動であるが、今年で5年目を迎えていたが、今年も15回の活動を今日終えて、今シーズンの活動の終了とした。 

 ボランティアに取り組んでいることを声高に語ることなどあまり歓迎されることではないと思っている。しかし、年に1~2度くらいはそのことに触れても許されるのかな?との思いから、本日の話題にすることにした。

               
               ※ 会の会報も数を数えてついに100号に達しました。          

 ボランティアを始めたキッカケについては過去にも触れているので割愛するが、今年も4月から2週間に1度程度の割合で、早朝にみんなで集まり清掃活動に取り組んできた。 
 今年は花壇の維持・管理活動も含めて合計15回の活動を行うことができた。

          
          ※ 竹ぼうきを手に枯れ葉を掃き集めます。

 今年の嬉しい出来事としては、新たに2家族の方が入会してくれたことである。
 お一方は、私と同年代の男性の方が入会し、熱心に活動に参加してくれている。(男性の会員の入会ということが何より嬉しい)
 またもうお一方は近年入居した方だが、若いながらも私たちの活動に共感し、入居直後に入会し活動に参加されている。この方は小さなお子さんを連れて活動に参加してくれている。この女の子が小さなホウキを手に健気に清掃する姿が可愛くて、会員の中ではすっかりアイドルとなって、早朝の空気を和ませてくれている。

          
          ※ 掃き集めた枯れ葉はボランティア袋(札幌市提供)に詰めてストックヤードへ。

 苦笑せざるを得なかったのは秋口に入ってからである。ご存じのように近代美術館前の歩道は樹木が覆いかぶさるように繁っている。いくら掃き清めても、直ぐに枯葉が落ちてくる。歩道がきれいな状態を見せるのはほんのひと時である。それでも私たちは「一瞬でもきれいな状態に」と活動を続けてきた。

          
          ※ 写真のような状態はほんの一瞬で、瞬く間に枯れ葉が歩道を埋めてしまいます。

 気になっていることが一つだけある。それは近代美術館側から何の反応もないことだ。
 ボランティアが自発性・無償性・奉仕性を基本としていることは十分承知しているが、しかしそれは対象からの何らかの反応がそのモチベーションになっているのではないだろうか? そうしたことをあまり気にせず参加してくれている方々の中からもさすがに疑問の声が上がるようになってきた。近代美術館側にも言い分はあるのかもしれないが、悲しい現実である。
 グループを主宰している私としては何らかの反応があることを望みたいが、それはそれとして私たちは身体が動くかぎり来年以降も活動を続けたいと思っている。(言いたいことが山ほどあるが、ここはグッとこらえて…)