田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ぶらり散歩 7 名前のない料理店

2014-10-09 17:22:34 | 札幌ぶらり散歩 & Other
 中央区の南11条西20丁目界隈を歩いているときだった。食事の店らしいのだが、どこをどう見ても店名らしいものが表示されていないのだ。周囲を巡ってみると、駐車場のところに小さく店名らしきものを見つけたのだった。 

 昨日(10月8日)、ジプリ映画に出てくるような洋館を見た後、さらに南下して南11界隈を歩いているときだった。
 住宅街にしてはずいぶん高い木々が鬱蒼と繁っているのに気付いた。

          
          ※ 鬱蒼と繁るマツの木(?)が目立ちました。

 「なんだろう?」とその奥を見ると、木々の間から朱色の建物が見えた。私には一見、宗教的な施設にも思えた。
 建物に近づいてみると、入口の戸が閉まっていて「定休日」の札が下がっていた。
 「ははぁ、食事の店なのかな?」と思ったのだが、どこにも店名の表示が見当たらなかった。

          
          ※ 写真では見づらいですが、木戸のところに「定休日」の札が下がっていました。

 どこかに店名なり、建物に関する表示はないのかと、建物の周りを巡ってみた。
 そうすると、建物の横手にあった駐車場のところに「真心亭 専用駐車場」という表示を見つけた。
 「亭」という名が付くくらいだから食事の店に間違いないと判断した。

          
          ※ デザイン化された「真心亭」の文字が見えると思います。

 そして帰宅してから調べてみたのだが、どうもよく分からない。
過去には懐石料理などを供していたようだが、現在はテイクアウト専門のお寿司屋さんのようだ。しかし、お店のHPではイートインとして「真心庵」なる懐石料理の店を隣の建物で行っているようでもある。

 さらに「真心亭」の入口には「定休日」の札が下がっていたが、HPでは定休日についての表記が見あたらない。
 う~む。どうもミステリアスな店である。
 店の構えや庭の様子からは高級店っぽく見えるのだが、どうもイマイチ分からない。

          
          ※ 木戸の中のエントランスですが、この雰囲気でテイクアウト専門なのでしょうか?

 今日のタイトルは宮沢賢治の作品「注文の多い料理店」から閃いたタイトルであるが、名前だけでなく、私にはいろいろと謎の多いお店であった。(一度、お客さんとして訪れなければダメですね)


※ 最近は店名などを小さく目立たないように表記する店などを時々見ることがありますね。いわゆる他の店との「差別化」戦略なのでしょうか?