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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ほっかいどう学 大学放送講座 №3 「ふまねっと運動の効果」

2011-01-14 11:50:53 | 札幌学 & ほっかいどう学
 写真の添付がない地味なレポートであるが、ご勘弁いただきます。
 今回、私のレポート提出が大幅に遅れています。何せ放送は昨年10~11月にあったものなのですから…。ちょ~っとのんびりし過ぎましたかね?
 今回の講座は、北海道教育大学釧路校の北澤一利准教授です。
 なお、これまでと同様に放送内容がネットで公開されていますので、興味がありましたらこちらをクリックしてみてください。() ※ なお、クリックしましたら「道民カレッジ」のページが開きます。さらに、そのページの「HBC ほっかいどう学BB」をクリックしてください。



      第3回 ふまねっと運動の効果
            ~「健康」「まち」「ひと」への働きかけ~

 「ふまねっと運動」という高齢者の歩行機能や認知機能の改善に効果のある運動が北海道内に広がっていることを恥ずかしながらこの放送講座で初めて知った。
 そしてこの運動が高齢者の健康面の効用(医学的効果)だけではなく、まちづくり、人づくりなど(社会学的効果)にも大きな可能性を秘めていることを本講座を受講して知ることができた。
 特に、この運動の指導者を高齢者に委ねる「ふまねっとサポーター」養成の視点には共感を覚えた。講師の北澤氏はこのことを「高齢者を福祉の受け手から担い手へとプロモートする」とした。画面からは「ふまねっとサポーター」として認定された方々が生き生きとして地域の高齢者を指導する姿が伝わってきた。
 そしてそのことが高齢者のソーシャルキャピタル(社会を良くしていこうとする力)を高めることに繋がるとして、その裏づけ(調査)もしっかり把握している。
 このように一つの運動を多角的に分析し、社会的課題と結びつけ、課題解決を図ろうとする姿勢にこの運動の素晴らしさを見た思いである。
 このような視点は、運動だけでなく、さまざまな取り組みに大きな示唆を与えるものであると言えよう。