懐かしい山・海・川…
懐かしい顔・かお・カオ…
オホーツクは懐かしく、優しく迎えてくれた…
※ ホテルの近くの網走湖では氷下のワカサギを釣る人たちのテント
がカラフルに広がっていた。
またまた車中で文章を作成している。
今、列車は札幌へ向かってまっしぐら…。
昨日、ここ数カ月の懸案だった後輩たちへの話も無事終え、夜は彼らとの歓談を楽しんだ。
ほとんどが4年ぶりに再会する顔・かお・カオである。
それぞれがその表情に多少の深みを加えながらも昔日の顔がそこにあった。
責任を果たした安堵感、懐かしい顔に再会した喜びが私を高揚させたのだろう。
楽しいお酒はいつ果てるともなく続いた…。
疲れだろうか…、酔いが回ったためだろうか…、私は深い眠りに入ってしまった…。
列車は今、闇に包まれ札幌へ向かって疾走している。
翌朝、私はT氏の声に深い眠りから目を覚ました。
懐かしの面々に別れを告げ、私は網走の街を歩いた。
懐かしの山、懐かしの海、懐かしの川がそこにあった。
※ 網走川がオホーツク海に注ぐ開口部のところです。
網走の山・海・川、そして懐かしの顔・かお・カオは私を優しく迎えてくれた。
ありがとうオホーツク。
再び逢える日まで、さようなら…。