goo blog サービス終了のお知らせ 

田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ウォーク 47 西区・三角山ふもとコース

2008-11-09 17:00:44 | 札幌ウォーク & Other Walk
  北1条宮の沢通りを疾駆する車の音はそれほど気にならなかった・・・。
  私の知覚のすべては黄色く色づいた白樺の葉と、路上を舞い散る枯れ葉に奪われていた・・・。 
  季節の移ろいは冬がもうそこまで来ていることを感じさせる装置に満ちていた・・・。

 久しぶりに自転車で正式名「三角山ふもとの公園をめぐるコース」(マップ)3.8kmのスタート地点の「山の手草ぶえ公園」を目ざしました。
 草ぶえ公園から見る三角山は、ほんとうにきれいな三角形の形に見えました。
        
        ※ 草ぶえ公園から見た三角山です。
                                    
 コースは草ぶえ公園から住宅街に進みます。このとき面白い傾向に気づきました。それは集合住宅などの名称のほとんどに「山の手」という冠が付けられていたことです。(集合住宅ばかりでなく、その他の名称にも数多く使われていました。)
 「山の手」という言葉がプラスイメージとして定着している証だと思います。

 続いてコースは北1条宮の沢通に出ます。この通りは片側3車線の広い通りで車がどんどん行き交います。道路沿いは街路樹が豊かで、特に白樺の木が目立ちました。白樺の葉は黄葉し、落葉した枯れ葉を踏みしめながら進みます。
 琴似発寒川と交差する袂に「地図と鉱石の山の手博物館」という建物に出会いました。ちょっと特殊な博物館のような気がして覗いてみたくなったのですが、開館まで時間があったためにパスしました。
               
※ 私にとっては博物館の後ろに見える「オホーツク」の文字を懐かしく思いました。

 琴似発寒川と交差するところから川沿いを歩きます。琴似発寒川は西区をウォークすると何度も遭遇する川で、さしずめ西区の母なる川といったところでしょうか。
        
        ※ 西区民の“母なる川”(?)琴似発寒川です。

 琴似発寒川の右岸沿いを川下に歩くと山の手通りにぶつかりますが、そこを越えると発寒河畔公園です。
 発寒河畔公園はたくさんの木々が生い茂り、桜や梅の木が目立ちました。きっと花の季節はきれいだろうなぁ、と想像し道行く婦人に聞いてみました。すると「それは大変にきれいですよ。ぜひ来春来てみてください」と親切に教えてくれました。
        
        ※ ビル群の中の一服の清涼剤「発寒河畔公園」です。

 公園をUターンして、山の手通りに戻ります。
 山の手通り沿いには、国立西札幌病院、それに関連する施設としての札幌看護学校、山の手養護学校などが建っている他、市立山の手小学校も道路沿いにありました。
        
        ※ 知人から送られてきた柿を干し柿にしているところでしょうか?
          北海道では珍しい光景です。

 コースの最後は、山の手通りから少し奥まったところにある私立山の手高校の前を通り、山の手草ぶえ公園にゴールしました。

 ところでコース名が公園めぐりとなっていますが、実際に公園内を歩いたのは3ヶ所ほどでした。しかし、地区内には小さな公園が数多くあるようです。
 マップで数えたところ「山の手」と名が付く公園が大小合わせて16ヶ所もありました。
《ウォーク実施日 ‘08/11/01》


(余話)
 冬がもうそこまでやってきています。
 札幌ウォークもちょっと厳しくなってきました。
 昨日、今日と時折り雨に見舞われながら五つのコースをこなしてきました。
 合わせて二つの麺店めぐりも・・・。
 レポートの報告は一週後くらいになってしまいますが・・・。