ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市郊外にある名所の一本桜は、ほとんど開花していませんでした

2016年04月20日 | 旅行
 長野県佐久市郊外にある一本桜の名所を2カ所、訪ねてみました。

 最初に向かったのは「関所破りの桜」といういくらか物騒な名前の桜です。この一本桜は、五郎兵衛記念館に植えられているとのことです。

 佐久市市街地から西に向かう国道142号は一面に田んぼが広がる旧浅科村(あさしなむら)付近を通っています。ここには「五郎兵衛米」の大きな看板が立っています。

 「五郎兵衛米」は新潟県の有名な南魚沼産の「こしひかり米」に負けない(上回る?)といわれる評判の高い米(こしひかり)です。
 
 その五郎兵衛記念館は、神社の境内に接した小高い丘にありました。その「関所破りの桜」はシダレザクラです。まだ、枝先がいくらか咲いている程度で、まだ一分咲き程度です。


 
 国道142号からそれて五郎兵衛記念館に向かうと、まず瓦屋根の古い街並みに入ります。大正から昭和初期の雰囲気の街並みです。道幅が急に狭くなり、大きい車が来ると、すれ違いが大変そうです。大正か昭和初期の街道集落の趣です。

 五郎兵衛記念館は、江戸時代初期に私財を投じて全長18キロメートルの五郎兵衛用水をつくり、680ヘクタールもの“五郎兵衛新田”を開発した、市川五郎兵衛真親(さねちか)翁の開拓の偉業をたたえるものです。

 この一本桜は、小高い丘から“五郎兵衛新田”と集落を見守る位置にあり、浅間山が一望できるところに植えられています。



 すぐ下には、“五郎兵衛新田”用につくった大きな溜池があります。その溜池の岸にもサクラが植えられています。



 “関所破り”という名前の由来は、長くなるので省略します。

 国道142号をさらに西に進み、旧望月町の市街地から北側の山麓に入ると、山麓の限られた斜面にだんだん畑や棚田をなんとかつくったところに、真言宗の古刹である福王寺があります。





 福王寺のシダレザクラは、樹齢約300年だそうです。シダレザクラもまだ一分か二分咲です。





 佐久市郊外の標高が少し高い山里の桜はこれからやっと春を迎えます。
 
 福王寺の背後にある低山の“峠道”から見た福王寺です。本堂は向かって左側にあり、ほとんど映っていません。


 
 福王寺があるところは、ウグイスなどがよく鳴く、やや奥まった山里でした。

長野県佐久市駒場にある茨城牧場長野支場では、ソメイヨシノなどがほぼ満開です

2016年04月20日 | 季節の移ろい
 長野県佐久市駒場にある茨城牧場長野支場では、ソメイヨシノを中心とする桜並木の花がほぼ満開になりました。

 長野県の中央東側にある佐久市にも、ソメイヨシノ(染井吉野)の桜前線がやっと、到達したようです。

 広大な茨城牧場長野支場は、見た目は明治時代の開拓村のような雰囲気です。古い建物群と広大な農地の組み合わせが開拓地を連想させます。






 
 茨城牧場長野支場のソメイヨシノの桜並木は、佐久市市街地にある花見の名所です。隣には、スポーツ施設を備えた駒場公園もあり、駐車場の駐車能力も高く、いろいろと便利な場所です。

 ソメイヨシノ(染井吉野)を中心に、いくつかの種類のサクラの木が花を咲かせています。









 広大な茨城牧場長野支場のあちこちで、サクラの木は花を咲かせています。





 高い木々の上部には、スズメやホオジロなどの野鳥がさえずっています。

 次の土曜日と日曜日は、花吹雪の中での花見が盛り上がりそうです。

 茨城牧場長野支場の桜並木は約3週間前には、蕾が膨らみ始めたところでした。その時の話は、弊ブログの2016年4月2日編をご参照ください。