ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県秩父郡長瀞町の“通り抜けの桜”では、様々なヤエザクラの花を観賞しました

2016年04月18日 | 季節の移ろい
 埼玉県秩父郡長瀞町の宝登山山麓にある“通り抜けの桜”というヤエザクラ(八重桜)の並木を見に行って、多彩なヤエザクラの花を観賞した話の続きです。

 宝登山神社(ほどさんじんじゃ)近くにある長瀞不動寺の山麓に 30数種類・約500本のヤエザクラの木々が植えられている桜並木は、いろいろな花を咲かせています。

 山麓にある“通り抜けの桜”の並木では、多彩なヤエザクラの花が咲いています。





 花の色が薄い緑色がかった「御衣黄」(ギョイコウ)は、独特の色合いです。ギョイコウの花を初めて見た方はかなり驚きます。





 ギョイコウの花は 咲き始めは淡い緑色ですが、次第に白い花びらになると同時に、中心部は赤みが増してきて、散るころにはかなり赤くなります。不思議な花です。

 「白妙」(シロタエ)は、気品のある白い花を咲かせます。今回は咲き始めのようで、花を少し咲かせていました。


 
 シロタエの木は、京都市の平野神社に枝振りの姿が美しい木があり、満開時期には見事な花の姿を見せます(満開時期に合わせて、平野神社に行くのが予想以上に難問ですが・・)。
 
 「三島桜」(ミシマザクラ)の木は斜面に立ち、薄いピンク色がかった白い花をたくさん咲かせています。



 「吉祥桜」(キチジョウザクラ)は、上品なピンク色の花を咲かせています。



 枝に咲く花の付き方の姿が美しい花です。
 
 山麓に植えられたヤエザクラの並木の根元の草むらでは、スミレ(種類は不明)などが点々と咲いています。その近くで咲くハルリンドウの花です。



 山麓にある“通り抜けの桜”の並木から西側方向に見える長瀞町の低山に咲くサクラの木です。サクラの種類はヤマザクラではないかと推定しています。



 長瀞町の西側に見える低山は木々が新芽を出したために、新緑の色に染まっています。

 この時期は、長瀞町の低山ではヤマツツジも花を咲かせ始めるために、新緑を求めて、こうした“低山”ハイキングが盛んになるころです。野鳥観察にも適したころです。

埼玉県秩父郡長瀞町にある“通り抜けの桜”で、ヤエザクラの花を楽しみました

2016年04月18日 | 季節の移ろい
 埼玉県秩父郡長瀞町の宝登山山麓にある“通り抜けの桜”というヤエザクラ(八重桜)の並木を見に行ってきました。

 宝登山神社(ほどさんじんじゃ)近くにある長瀞不動寺の山麓に 30数種類・約500本のヤエザクラの木々が植えられている桜並木があります。入り口でいただいたパンフレットにはヤエザクラの「吉兆桜」「芝山」「八重曙」「大山桜」「天の川」「紅豊」などと、36種類のヤエザクラの名前が載っており、さらに種類不明の木が2種類あるそうです。

 “通り抜けの桜”の入り口付近から見える“通り抜けの桜”の並木の一部です。



 訪問時によく咲いていたヤエザクラの花です(まだ咲いていないものや、既に咲き終わったものがあります)。また、今年の冬の大雪で枝が折れたりするなどの大被害を受けた木もありました。一周約900メートルの山道沿いにさまざまなヤエザクラが花を咲かせています。

 ヤエザクラらしい、薄いピンク色の「福禄寿」(フクロクジュ)の花です。







 白い花が丸く集まって咲いている「芝山」(シバヤマ)の花です。





 独特の色合いの緑色が弱く入った淡黄色のウコンの花です(漢字表記は難しい漢字なので、省略します)。





 このウコンという名前は、ショウガ科のウコンの根を染料に使うと染まる色に由来しています。

 大好きなピンク色の「関山」(カンザン)の木は、花を咲かせているものとそうでないものが混じっていました。

 白い清楚な花を咲かせている「駒繁」(コマツナギ)です。



 “通り抜けの桜”の一番上側から下り道沿いに見えるヤエザクラの木の花です。この辺は、木々の花はほぼ満開です。


 
 長瀞不動寺の山麓に設けられた“通り抜けの桜”という愛称は、大阪市の造幣局の八重桜の名所である“桜の通り抜け”からたぶん取ったものと想像しています。