ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

前橋市嶺町の赤城山南面にある嶺公園で、夏鳥のキビタキに出会いました

2016年04月19日 | 旅行
 前橋市嶺町の赤城山南面にある嶺公園に、1カ月半ぶりに、また野鳥観察に行って来ました。

 この嶺公園は、標高が約300メートルから380メートルある赤城山麓南面の広大な傾斜地です。深い雑木林や沼、湿地などがある自然豊かな山里です。

 雑木林の山あいを流れるせせらぎ沿いにある湿地帯では、ミズバショウ(水芭蕉)は既に包(ほう)を落とし、葉が大きく育っています。





 今年は、嶺公園では、ミズバショウの包が咲くのが早く、初夏の趣です。脇に出た包がごくわずか出て、この中で円柱状の花が咲いています。



 ミズバショウの大きな葉に、体長20ミリメートルから30ミリメートルの緑色の小さなカエルがいました(種類は分かりません)。



 育ったミズバショウの脇では、リュウキンカも大きく育っています。ここまで育つと、あまり可憐な感じがしない黄色い花です。



 湿地帯を囲む森陰の斜面では、遅咲きのカタクリが数輪、イカリソウも数輪咲いています。



 雑木林の中を疏水が流れる湿地帯の一番下側では、野鳥観察愛好家の方々が集まっています。

 キビタキの鳴き声がするとのことです。キビタキは斜面の下側の葉が茂った所にいます。薄暗い葉の陰の中で、キビタキの黄色い羽根が目立ちます。

 キビタキは、この葉が茂った、やや薄暗い木の枝の辺りで、枝から枝に飛び回ります。時々、鳴きます。





 太陽光がいくらか入る部分に伸びた枝に留まりました。



 残念ながら、キビタキの眼がよく写っていません。

 赤城山麓南面の嶺公園では、冬鳥のミヤマホオジロが去り、夏鳥のキビタキやオオルリなどが飛来しています。

 嶺公園は、もう初夏の様子です。

 なお、嶺公園の湿地帯にある“水芭蕉園”で、ミズバショウが包を伸ばし始めた話は、弊ブログの2016年3月2日編をご参照ください。

 また、夏鳥のキビタキが陽の当たる、明るい枝に留まっている姿は、弊ブログの2015年5月14日編をご参照ください。長野市の北にある戸隠森林公園でキビタキに出会った話です。